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第74期竜帝戦十番勝負特集

2020年07月14日 | コラム
まもなく、第74期竜帝戦十番勝負が始まります。
そこで、今期竜帝戦予選に出場したものの1撃破も出来なかった私、副会長の高城亜樹が第74期棋帝戦に続き、インタビューさせていただきました!!

第74期竜帝戦は現在進行中の第74期棋帝戦と予選通過順位も含めて全く同じ顔ぶれとなります。

まずは、予選1位通過のりゅう三段です!

高城「まずは、予選全7局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
りゅう「予選は出来過ぎでした。強豪ひしめく中で1位通過できたのは大変嬉しいことです。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
りゅう「最初聞いた時は驚きました。自分はともかく、通過メンバーが同じということは、今強い棋士としての立ち位置を確立してきたのではないでしょうか。」

高城「最後に、第74期竜帝戦への意気込みをお願いします。」
りゅう「竜帝戦、棋帝戦のダブルタイトル戦という事で大変だとは思いますが、精一杯頑張りたいと思います。」

続いて、予選2位通過の岸亜双雷帝です!

高城「まずは、予選全7局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
岸亜双「隙のない予選メンバーで苦しい戦いでした。私自身は、今時の戦い方に馴染めた気がします。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
岸亜双「りゅうさんにも中田さんにも下積みがあり、今日までに数段強くなっています。彼らにも絶対王者にも敬意を示します。」

高城「最後に、第74期竜帝戦への意気込みをお願いします。」
岸亜双「予選とはルールが違いますので、切り替えて挑みます。もちろん、奪取を目指します!」

続いて、予選3位通過の中田正康初段です!

高城「まずは、予選全7局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
中田「実力以上に運が味方してくれた。自分らしい将棋を指して、挑戦権を獲得できたのが一番嬉しい。特に最終局は最高だった。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
中田「中司竜帝から四人将棋の厳しさを教えられ、岸亜雷帝の棋風を参考にさせて頂き、りゅう三段と肩を並べようと努力してきた。旧連盟時代から追いかけて来た背中に追いつきつつある、そう思うと、自分の成長を感じる。この面子で対局ができる、それだけでも、私にとっては幸福。順位は単純に現在のパワーバランスが現れていると思う。その点、まだまだ実力不足だと感じる。」

高城「最後に、第74期棋帝戦への意気込みをお願いします。」
中田「偉大な先輩方に一矢報いる。自分の限界を超越する。」

そして、第74期竜帝戦も予選通過3人を迎え撃つのは本将棋のプロ、羽生善治九段よりも多くのタイトル連覇を重ねる四人将棋の絶対王者、中司晃貴竜帝です。

高城「まずは、中司六冠にとって竜帝とは?」
中司「竜帝はとても相性がいいタイトルだと実感してます。33連覇という数字が全てを物語っているのかなと思います。」

高城「次に、予選通過順位も含めて第74期棋帝戦と全く同じ顔ぶれであることについてはいかがですか?」
中司「やはりその時の勢いが乗っている棋士、安定して強い棋士達の集まりなのかなと。でもまだまだ若手には負けられません。」

高城「最後に、第74期竜帝戦への意気込みをお願いします。」
中司「自分らしい四人将棋を指して防衛を目指します。」

四者四様に気合いは十分。
第74期竜帝戦は近日開幕です。
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