日本四人将棋連盟

創立11周年
四人将棋の棋戦情報やイベント情報、コラムなどを発信しています。

日本四人将棋連盟とは

2022年12月28日 | その他の情報
日本四人将棋連盟とは、四人将棋ファンの集いであり、
棋戦運営・イベント企画・普及活動を行う非営利の団体です。

■ 会員について
・2022年12月現在、15名の会員が所属しています。
・会員は随時募集しています。(会員になるとは
・会員には段位を認定しています(昇段規定
・会員同士は「Twitter」や「GoogleChat」で交流します(Twitter軍とGoogle軍
・当連盟の会員はプロではありません(過去に一部会員がプロ活動をしていたことはあります)

■ 運営について
・現在は、運営チームの3名(岸亜双、大池正康、高城亜樹)と有志で運営しています。
・過去には、主に3名(中司晃貴、クルーゼ、ゼルダ)が運営に関わっていました。
・複数の団体と提携しています。過去に スポンサー付き大会 を開催しています。
・問い合わせやご依頼は、TwitterEメール にて受け付けています。

■ 活動内容について
・9棋戦をオンラインで定期開催しています(棋戦一覧)※大体の棋戦は会員以外でも参加可
夏祭り団体戦 などのイベントを開催、また新規コラボ企画などを行っています。
・普及の一環で、次の1手問題の掲載、新ルール発表、四人将棋タイム提唱を行っています。
・過去には、ニコニコ超会議 に会員が出演したり、ゲームマーケット に出店しています。
・情報発信は、本ブログ、TwitterYouTube で行っています。

■ 四人将棋お家元との関係について
四人将棋は1993年に島根県平田市の太田満保市長と市役所職員によって考案されました。
・平田市が四人将棋の主管でしたが、現在は出雲市と合併しており主管は無くなっています。
・当連盟は、中司晃貴(創設者)と太田満保氏がコンタクトを取り、許可を得て運営しています。

入玉宣言ルール

2021年06月07日 | その他の情報
入玉宣言ルールは、250手目以降に入玉を宣言すると、持将棋扱いとなり、点数計算を行うルール。
全棋戦における運営規約 で定められている。


<概要>
対局中に以下の条件を満たした者は、自身の着手の代わりに入玉を宣言できる。
①250手目以降であること
②自身の手番であること
③自玉が敵陣3段目以内に入玉していること
④自玉に王手が掛かっていないこと
⑤自身に有効手があること(ステイルメイトでないこと)

入玉宣言を行った者が1位になるとは限らず、持将棋 として点数計算を行う。
尚、入玉宣言は強制ではない。300手に到達すれば自動で持将棋扱いとなる。


<宣言方法>
条件を満たした者は、SDINの引き分けボタンを押し、適当な手を着手する。
引き分けボタンを押した瞬間の局面が終局図になり、直後の手は無効になる。
誰かが宣言を行った場合は、自身も引き分けに応じ、適当な手を着手する。
全員が引き分けボタンを押すと、宣言が成立し、点数計算に移行する。

引き分けボタンは、右メニューにある。


宣言を行った者は、引分マークが付く。



<宣言が誤っている場合>
宣言が条件を満たしておらず、誤っている場合は、対局者からも観戦者からも指摘できる。
チャット等で指摘したり、対局者は 引き分けボタンを押さずに手を指し続けても良い

自身の宣言が誤っていた場合は、引き分けを取り下げて、そのまま対局を続ける。
ただし、全員が引き分けボタンを押して終局した後は、誰も指摘できない。
また、誤った宣言によるペナルティはない。


<コツ>
入玉宣言が成立すると、持将棋扱いになります。
3人残っていて持将棋になると、撃破点が割り振られません。
撃破点が欲しい場合は、入玉宣言を行わないのも手です!

会員種別について

2020年03月29日 | その他の情報
3月27日の第2回公開棋士総会にて、採用された会員種別の設置についてです。
※会員種別は、2020年7月25日に撤廃されました。

<プロ棋士>
・ゴールドと同様だが、交流戦の際はプロの肩書使用可。

<ゴールド>
・議決権あり。
・連盟が定める普及の一環として、RTやツイート等を行って頂きます。
・基本的に棋戦参加をして頂く形になるので、出場できなくなった時などは連絡をして頂きます。
・無料のプロテスト受験可能。(任意)
・自分の対局実況動画や紹介したい戦法、棋力のアピール、宣伝などを行いたい方は、連盟チャンネルを通して動画投稿できます。
・連盟は成績管理及び対局の活動を提供します。

<シルバー>
・議決権あり。
・連盟が定める普及の一環として、RTやツイート等を行って頂きます。
・自由に棋戦に参加出来ます。
・帝王戦(順位戦)及び天帝戦(ランキング戦)、新人王戦には参加できません。
・連盟は成績管理及び対局の活動を提供します。

<ノーマル>
・自由に棋戦に参加出来ます。
・帝王戦(順位戦)及び天帝戦(ランキング戦)、新人王戦には参加できません。
・連盟は成績管理及び対局の活動を提供します。

全棋戦における運営規約

2017年09月19日 | その他の情報
【全棋戦における運営規約】

日本四人将棋連盟が主催する棋戦に共通する規約を記します。

<目次>
■1:「対局前の規定」
■2:「対局中の規定」
■3:「その他の規定」

<本文>
■1:「対局前の規定」

 (1)対局日時
   ・対局日は、基本的に対局者の都合が合う日に設定される。
   ・対局時間は、基本的に20時~24時の間で設定される。

 (2)対局日時の振替と遅刻の対処
   ・対局日時が確定後に急用が入った場合、対局日時の振替を行う。
    開始時刻までに振替先が確定しない場合、CPUが代指しして対局を決行する。
   ・開始時刻から10分の間に対局者が現れなかった場合、CPU代指しとする。

 (3)審判
   ・全対局に審判を設置する。審判はなるべく対局に同席する。
   ・対局中の反則の審議や本規約に無い問題の扱いは、審判の指示に従う。

 (4)使用端末
   ・通信環境が悪いと接続切れ、スマホでは誤タップが発生しやすい為
    なるべく通信環境が良い場所でPCからの参加を推奨する。

■2:「対局中の規定」

 (1)途中投了
   ・対局者が2人の場合のみ投了できる。
   ・対局者が3人以上の時に投了する手は反則とし、反則点が付く。
   ・投了は、上家側の詰んでいない者から撃破された扱いとする。

 (2)時間切れ
   ・対局者が2人の時に時間切れした場合、投了したものと見なす。
   ・対局者が3人以上の時に時間切れは反則とし、反則点が付く。
   ・時間切れは、上家側の詰んでいない者から撃破された扱いとする。

 (3)エラー
   ・エラーが発生した場合、すぐに対局が再開可能であれば再開する。
    すぐに再開不可能であれば、エラーは敗北と見なし、対局を続行する。
   ・エラーによる敗北は、上家側の詰んでいない者から撃破された扱いとする。
   ・システムのバグにより、対局者間の局面がパラレルワールドになった場合、
    発生直前の局面を再現し、指し継ぎを行う。

 (4)3人攻撃禁止
   ・3名が1名に対して集中的に攻撃する手を禁止する。
   ・禁じ手が指された場合、終局までは対局者と観戦者が指摘可能とする。
    疑われる手が出たら、審判に申告して対局を中断する。
   ・審判は攻撃の定義を元に判断を行う。
   ・3人攻撃が成立した場合、発生直前の局面を再現し、指し継ぎを行う。
   ・CPU(CPU代指し含む)に対しては3人攻撃を行っても良い。
   ・3人攻撃を行った対局者や、申告に失敗した対局者にペナルティは無い。
   ・対局終了後に発覚した3人攻撃は、いかなる場合も反則にならない。

 (5)持将棋
   ・手数が300手になると対局を決着する。詰んでいない者は以下の基準で順位を決める。
     ①駒の点数(飛5点、小駒1点)
     ②撃破人数
     ③撃破した相手の駒台の枚数
     ④手番(先手番より4手番の方が順位が高くなる)
   ・300手目が王手か王手への応手の場合は、王手が途切れた手をもって決着する。
   ・対局者が2人の時に持将棋が成立した場合、1位が2位を撃破した扱いとする。
    対局者が3人以上詰んでいない場合、詰んでいない者同士は撃破点を割り振らない。

 (6)入玉宣言
   ・250手目以降、以下の条件を満たすと、自身の着手の代わりに入玉を宣言できる。
     ①250手目以降であること
     ②自身の手番であること
     ③自玉が敵陣3段目以内に入玉していること
     ④自玉に王手が掛かっていないこと
     ⑤自身に有効手があること(ステイルメイトでないこと)
   ・入玉宣言が成立すると、その局面で持将棋となり、点数計算を行う。
    入玉宣言が誤っていた場合は、対局続行する。

 (7)千日手
   ・1局のうちに同一局面が4回発生した場合、4回目が指された局面で千日手とする。
    4回の手順が同一かどうかは問わない。
   ・千日手が成立した場合、その対局は撃破点を含め無効とし、指し直しを行う。
   ・(7-1) に定める「連続王手の千日手」は反則とし、反則点が付く。

 (7-1)連続王手の千日手
   ・王手と王手への応手だけで手番が回り、手順の中で同一局面が4回発生した場合、
    連続王手を掛けた者を反則とする。
   ・手順の中で第3者が王手に関与しない手を指す場合は、反則にならない。
   ・連続王手の千日手が発生した場合、審判の指示に従い、5回目で手を変える。
   ・対局終了後に発覚した連続王手の千日手は、いかなる場合も反則にならない。

 (8)コンビ指し
   ・対局前に取引を行うなどして、特定の対局者と手を組むことを禁止する。
    対して、シリーズ成績や盤上において特定の対局者と利害が一致し、暗黙の上で
    手を組むことは問題ない。
   ・悪質なコンビ指しが疑われた場合は、第3者を含む委員会を設置し審議を行う。
   ・黒と判断した場合、全棋戦で無期限出場停止とする。(会員は資格を剥奪する)

■3:「その他の規定」

 (1)権限
   ・規約に載っていない問題が発生した場合、運営チームの権限で判断する。

※2021年6月7日規約更新。
※2022年3月5日規約更新。
※2022年10月23日規約更新。

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以下、2022/10/22版

【全棋戦における運営規約】

日本四人将棋連盟が主催する棋戦に共通する規約を記します。

<目次>
■1:「対局前の規定」
■2:「対局中の規定」
■3:「その他の規定」

<本文>
■1:「対局前の規定」

 (1)対局日時
   ・対局日は、基本的に対局者の都合が合う日に設定される。
   ・対局時間は、基本的に20時~24時の間で設定される。

 (2)対局日時の振替と遅刻の対処
   ・対局日時が確定後に急用が入った場合、対局日時の振替を行う。
    開始時刻までに振替先が確定しない場合、CPUが代指しして対局を決行する。
   ・開始時刻から10分の間に対局者が現れなかった場合、CPU代指しとする。

 (3)審判
   ・全対局に審判を設置する。審判はなるべく対局に同席する。
   ・対局中の反則の審議や本規約に無い問題の扱いは、審判の指示に従う。

 (4)使用端末
   ・通信環境が悪いと接続切れ、スマホでは誤タップが発生しやすい為
    なるべく通信環境が良い場所でPCからの参加を推奨する。

■2:「対局中の規定」

 (1)途中投了
   ・対局者が2人の場合のみ投了できる。
   ・対局者が3人以上の時に投了する手は反則とし、反則点が付く。
   ・投了は、上家側の詰んでいない者から撃破された扱いとする。

 (2)時間切れ
   ・対局者が2人の時に時間切れした場合、投了したものと見なす。
   ・対局者が3人以上の時に時間切れは反則とし、反則点が付く。
   ・時間切れは、上家側の詰んでいない者から撃破された扱いとする。

 (3)エラー
   ・エラーが発生した場合、すぐに対局が再開可能であれば再開する。
    すぐに再開不可能であれば、エラーは敗北と見なし、対局を続行する。
   ・エラーによる敗北は、上家側の詰んでいない者から撃破された扱いとする。
   ・システムのバグにより、対局者間の局面がパラレルワールドになった場合、
    発生直前の局面を再現し、指し継ぎを行う。

 (4)3人攻撃禁止
   ・3人攻撃は禁止とする。疑われる手が出たら、審判に申告して対局を中断する。
    審議が難しい局面では、審判が最終判断を行う。
   ・3人攻撃が成立した場合、発生直前の局面を再現し、指し継ぎを行う。
   ・3人攻撃を行った対局者や、申告に失敗した対局者にペナルティは無い。
   ・対局終了後に発覚した3人攻撃は、いかなる場合も反則にならない。

 (5)持将棋
   ・手数が300手になると対局を決着する。詰んでいない者は以下の基準で順位を決める。
     ①駒の点数(飛5点、小駒1点)
     ②撃破人数
     ③撃破した相手の駒台の枚数
     ④手番(先手番より4手番の方が順位が高くなる)
   ・300手目が王手か王手への応手の場合は、王手が途切れた手をもって決着する。
   ・対局者が2人の時に持将棋が成立した場合、1位が2位を撃破した扱いとする。
    対局者が3人以上詰んでいない場合、詰んでいない者同士は撃破点を割り振らない。

 (6)入玉宣言
   ・250手目以降、以下の条件を満たすと、自身の着手の代わりに入玉を宣言できる。
     ①250手目以降であること
     ②自身の手番であること
     ③自玉が敵陣3段目以内に入玉していること
     ④自玉に王手が掛かっていないこと
     ⑤自身に有効手があること(ステイルメイトでないこと)
   ・入玉宣言が成立すると、その局面で持将棋となり、点数計算を行う。
    入玉宣言が誤っていた場合は、対局続行する。

 (7)千日手
   ・1局のうちに同一局面が4回発生した場合、4回目が指された局面で千日手とする。
    4回の手順が同一かどうかは問わない。
   ・千日手が成立した場合、その対局は撃破点を含め無効とし、指し直しを行う。
   ・(7-1) に定める「連続王手の千日手」は反則とし、反則点が付く。

 (7-1)連続王手の千日手
   ・王手と王手への応手だけで手番が回り、手順の中で同一局面が4回発生した場合、
    連続王手を掛けた者を反則とする。
   ・手順の中で第3者が王手に関与しない手を指す場合は、反則にならない。
   ・連続王手の千日手が発生した場合、審判の指示に従い、5回目で手を変える。
   ・対局終了後に発覚した連続王手の千日手は、いかなる場合も反則にならない。

 (8)コンビ指し
   ・対局前に取引を行うなどして、特定の対局者と手を組むことを禁止する。
    対して、シリーズ成績や盤上において特定の対局者と利害が一致し、暗黙の上で
    手を組むことは問題ない。
   ・悪質なコンビ指しが疑われた場合は、第3者を含む委員会を設置し審議を行う。
   ・黒と判断した場合、全棋戦で無期限出場停止とする。(会員は資格を剥奪する)

■3:「その他の規定」

 (1)権限
   ・規約に載っていない問題が発生した場合、運営チームの権限で判断する。

※2021年6月7日規約更新。
※2022年3月5日規約更新。
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以下、2022/3/4版

【全棋戦における運営規約】

<目次>
■1:「対局前の規定」
■2:「対局中の規定」
■3:「その他の規定」

<本文>
■1:「対局前の規定」

 (1)対局日と対局開始時間
   ・対局日は基本的に参加者の都合が合う日に設定される。
   ・対局開始時間は、20時~24時の間とする。やむを得ない場合は押しても良い。

 (2)報告と遅刻及び遅延の対処
   ・急に対局出来なくなった場合、定刻前に対局者に連絡。合意が得られれば、開始時間や対局日を延長して行う。
    合意が得られなければ、CPU代指しとする。
   ・対局開始時間に現れなかった場合、10分間は待つ。それでも来なければCPU代指しとして始める。

 (3)使用端末
   ・スマホなどで対局すると通信エラー等が発生しやすいので、極力PCで対局すること。


■2:「対局中の規定」

 (1)途中投了
   投了は2人にならないと出来ない。
   ・対局者3人以上で投了した場合、投了者は反則扱いになる。
    反則者は持ち点から-1ptとし、上家が撃破した扱いとする。

 (2)時間切れ
   時間切れは反則扱い。
   ・一騎打ちの状態で時間切れした場合、時間切れ者は投了とみなす。
   ・対局者3人以上で時間切れした場合、時間切れ者は反則扱いになる。
    反則者は持ち点から-1ptとし、上家が撃破した扱いとする。

 (3)エラー
   ・エラー等は敗北とする。
    ただし、システムバグにより盤上にパラレルワールドが発生した場合は、
    その直前までの手を再現し指し継ぎを行う。

 (4)反則手
   3人攻撃禁止ルール
   ・3人攻撃が発生した場合、その直前までの手を再現し指し継ぎを行う。

 (5)持将棋
   ・手数が300手に到達すると、対局を決着する。詰んでいない者は以下の基準で順位を決める。
    ①駒の点数(飛5点、小駒1点)
    ②撃破人数
    ③撃破した相手の駒台の枚数
    ④手番(先手番より4手番の方が順位が高くなる)

   ・300手目が王手か王手への応手の場合、指し続ける。それ以外の手が指された時に決着する。
   ・持将棋の成立時、対局者が3人以上残っている場合は、撃破点を割り振らない。
    対局者が2人残っている場合は、1位が2位を撃破した扱いとする。

 (6)入玉宣言
   ・250手目以降、特定の条件を満たした者は、自身の着手の代わりに入玉を宣言できる。
    入玉を宣言すると、その局面で持将棋となり、点数計算を行う。
   ・入玉を宣言する条件は以下の通り。
    ①250手目以降であること
    ②自身の手番であること
    ③自玉が敵陣3段目以内に入玉していること
    ④自玉に王手が掛かっていないこと
    ⑤自身に有効手があること(ステイルメイトでないこと)

 (7)千日手
   一騎打ちで千日手になった場合は、同率2位とする。

 (8)コンビ指し
   ・コンビ指し及び局面を荒らすような手にはその都度、第三者委員会を設置し判断をする。
   ・黒と判断された場合、全ての大会で無期限出場停止とする。(会員ならばその資格も剥奪)


■3:「その他の規定」

 (1)権限
   ・規約に載っていない問題が発生した場合、会長の権限で判断する。

※2021年6月7日規約更新。
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■旧持将棋ルール
 (5)持将棋
   相入玉やお互い絶対詰まない形になった場合、駒の点数計算を行う
   ・250手到達した時点で持将棋とする。
   ・250手到達した時点で3~4人残った場合は指し直し。
   形勢が傾いている場合、そのまま指し続ける
   ・但し、運営より指し止める場合は速やかに指示に従う。

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3人攻撃禁止ルール

2017年06月27日 | その他の情報

最終更新:2022/10/24


3人攻撃禁止ルールは、3名が1名に対して集中的に攻撃する手を禁止するルール。
全棋戦における運営規約 で定められている。


<ガイドライン>



<説明会動画>

パワポ資料


<全文>
・対局者4名(以下、時計回りにABCD)が全員生き残っている間、
 3名が1名に対して集中的に攻撃する手を禁じ手とする。
 1名が詰んだ手以降は、本ルールを適用しない。

・対局者CとDが、Bに対して攻撃状態にある間、
 Aは、Bに対して攻撃する手を指してはいけない。

・攻撃と攻撃状態の判定方法は「攻撃の定義」に詳細を記す。

・ただし、対局者を1手で撃破できる場合、撃破する手は制限しない。
 撃破の判定方法は「撃破の定義」に詳細を記す。

・また、対局者Aの手番で、Bに対して攻撃する以外の手がない場合、
 AがBに対して攻撃する手を制限しない。

・禁じ手が指された場合、終局までは対局者と観戦者が指摘可能とする。
 終局後は指摘不可能。
 禁じ手を正しく指摘した場合、直前の局面に戻して指し継ぎを行う。



<3人攻撃を禁止する目的>
四人将棋では「2対1」や「3対1」の構図がしばしば登場します。
これは、4人プレイならではの結託や裏切りであり、四人将棋の魅力の1つです。
1局勝負なら上記でも問題ないですが、3番勝負、5番勝負となると、前局で1位を獲った者が狙われるようになります。
すると、全対局者の成績が拮抗してしまい、正しい実力が成績に反映されません。
本ルールによって、「3対1」の構図がなくなりますと、
各対局者の棋力アップが可視化され、タイトル獲得者には一定の評価が集まるようになります。


当連盟では3人がかりの攻撃を禁止しています。
そこでどう指したら禁止になるのか、下記の局面を使って説明します。

<事例1>


下家が3九銀と打った局面ですが、この手が反則となります。
局面をよく見て下さい。上家が8八銀と対面の5六歩が直撃となっております。
そこで下家が3九銀と打てば3人がかりで攻撃をしていることになります。
なので、下家は2二銀打ち若しくは手待ちを行い様子を見るという手もあります。

<事例2>


対面が4七金と打って自家の退路を塞ぎ、
その流れで下家が3九歩と打つのは3つの駒が直撃していなくても3人攻撃となります。
また、上家からの6九銀打ちという一手詰めもありますので、事実上の3人攻撃となり、この歩打ちは反則手となります。

<事例3>


下家が4六歩と突いてきたところですが、これは3人攻撃にはなりません。
3つ目の駒に直撃していないからです。
1つの駒に2つの駒が利くのは1つにカウントされるので対象外となります。

<事例4>


1手詰めの局面ならば3人目が詰ましても3人攻撃対象外となります。

<要約>
・3つ目の駒に直撃をかけてはならない。
・相手の王将の退路となる升目に駒の利きを3人目が作ってはならない。
・1つの駒に2つの駒が利くのは1つにカウントされるので対象外となる。
・1手詰めの局面ならば3人目が詰ましても3人攻撃対象外となる。

動画での説明はこちら

<3人攻撃の対処>
・3人攻撃が発生した場合、その直前までの手を再現し指し継ぎを行う。

日本四人将棋連盟アマレート戦運営規約

2017年03月08日 | その他の情報
※本規約は、アマチュアの概念が廃止されたため、現在運用されていません。

【日本四人将棋連盟アマレート戦運営規約】

<目次>
■1:「アマレート戦とレート表」
■2:「レート算出方法」
■3:「レート表更新方法」
■4:「アマレート戦への参加」
■5:「非会員及びCPU」
■6:「各トラブルの扱い」
■7:「連盟とDMグループ」
■8:「罰則規定」
■9:「段級位対応表」

<本文>
■1:「アマレート戦とレート表」

  準会員か一般会員の計2人以上が参加する対局をアマレート戦という。
  アマレート戦の結果は、対局者によってレートや段級位に反映される。
  TwitterのグループDMで以下のような「レート表」を更新&管理する。
     ↓
   =================
   <レート表>(敬称略)
   (準=準会員)(数字=一般会員)
   準:Aさん(二級):R1720(5)
   準:Bさん四級:R1370(11)
   1:Cさん初段:R2005(3)
   2:Dさん(八級):R480(6)
   3:Eさん(十級):R110(休)
   4:Fさん(七級):R670(0)

   非会員(八級):R500
   CPUレベル1(六級):R800
   CPUレベル2(七級):R600
   CPUレベル3(九級):R200
   =================

  レートは対局者の順位や他者を詰ました回数などで変動する。(■2参照)
  各対局者にはレートと対応した段級位が設定される。
  仮にR(レート)1100だった場合は(五級)となる。(■9参照)
  所定の方法で連盟公式の段級位認定を受けると、公認段級位で書かれる。(カッコが外れる)
  (詳細は■3参照)

■2:「レート算出方法」

   最新レート=現レート+順位pt+撃破pt+下克上pt(+トラブルpt)

  順位pt  :対局順位で付加されるポイント
  撃破pt  :撃破(詰ます)ごとに付加されるポイント
  下克上pt :被撃破(詰まされる)ごとに付加されるポイント(マイナスポイント)
  トラブルpt:トラブルが起こると付加されるポイント(■6参照)

  (1)順位pt
   四人の対局者に以下のポイントが割り振られる。
1位+35
2位+20
3位+0
4位-10


  (2)撃破pt


  (3)下克上pt


  ※最新レートは原則、マイナス値になるとゼロに補正される。
  ※公認段級位を持つ場合、公認段級位における最低レートを下回ると、その段級位における最低レートに補正される。

  <計算例>

   1位Aさん(二級):R1720
   2位Bさん四級:R1370 ←(A)
   3位Cさん初段:R2005 ←(B)
   4位Dさん(八級):R480 ←(A)

  ※XさんがYさんに詰まされた時「X←(Y)」と書かれる。(■3参照)

   1位 最新レート=R1720+35+(3+3)+0=R1761 =(二級)

   2位 最新レート=R1370+20+20+0=R1410 =(三級)/四級

   3位 最新レート=R2005+0+0+(-10)=R1995 =R2000 =初段

   4位 最新レート=R480+(-10)+0+0=R470 =(八級)

  対局結果は必ず、1位の最新レートから昇順に4位まで計算する。
  レートに応じて昇降段級が発生する。
  公認段級位が昇降段級することはない。(昇段級した場合、スラッシュ(/)の後に書かれる)

■3:「レート表更新方法」

  レート表更新は、勝利者によって全対局終了後に行われる。(勝利者報告)
  勝利者は、前回までの対局結果(レート表)を参考に各対局者のレートと段級位を計算する。(■2参照)
  複数局指した場合、レートと段級位の計算は一局分ごとに行う。
  勝利者は、全対局の情報と計算結果反映後のレート表をまとめて送信する。

  ※勝利者とは、1位を多く取った対局者を指す。(同数の場合、直近1位の対局者)

  <前回までの対局結果>

   =================
   <レート表>(敬称略)
   (準=準会員)(数字=一般会員)
   準:Aさん(二級):R1720(5)
   準:Bさん四級:R1370(11)
   1:Cさん初段:R2005(3)
   2:Dさん(八級):R480(6)
   3:Eさん(十級):R110(休)
   4:Fさん(七級):R670(0)

   非会員(八級):R500
   CPUレベル1(六級):R800
   CPUレベル2(七級):R600
   CPUレベル3(九級):R200
   =================

  <今回の対局結果>

   1位Aさん(二級):R1720
   2位Bさん四級:R1370 ←(A)
   3位Cさん初段:R2005 ←(B)
   4位Dさん(八級):R480 ←(A)

  <送信例>

   =================
   >一局目

   >1位 Aさん(二級)
   >=R1720+35+(3+3)+0=R1761

   >2位 Bさん四級 ←(A)
   >R1370+20+20+0=R1410

   >3位 Cさん初段 ←(B)
   >R2005+0+0+(-10)=R1995=R2000

   >4位 Dさん(八級) ←(A)
   >R480+(-10)+0+0=R470

   <レート表>(敬称略)
   (準=準会員)(数字=一般会員)
   準:Aさん(二級):R1761(6)
   準:Bさん(三級)/四級:R1410(12)
   1:Cさん初段:R2000(4)
   2:Dさん(八級):R470(7)
   3:Eさん(十級):R110(休)
   4:Fさん(七級):R670(0)

   非会員(八級):R500
   CPUレベル1(六級):R800
   CPUレベル2(七級):R600
   CPUレベル3(九級):R200
   =================

  月間対局数は(6)のようにカウントされる。(休場者は(休)になる)(■7参照)
  勝利者は、対局者の月間対局数を加算する。
  時間切れ等のトラブルが発生した場合、トラブルptを付加する。(■6参照)
  送信例に倣わなくても分かるように書けばいい。

■4:「アマレート戦への参加」

  対局は火曜日と金曜日の午後九時から始まることが多い。
  会員は、オンラインのスケジュールツールで事前に対局日を指定し、当日に臨む。(■7参照)
  SDINゲームサイトの四人将棋にて、以下のルールで対局を行う。

   対戦モード:シングルス
   持ち時間:無制限
   秒読み:--
   1手時間:30秒
   チャット:○
   観戦:○
   CPUレベル:1推奨

  対局者は勝利者報告のため「全員の順位」と「誰が誰を詰ましたか」をメモする。(メモはレート表更新後、廃棄できる)

  ※アマレート戦には準会員や一般会員の他に、非会員、CPUが参加できる。(■5参照)
  ※非会員の対局者が嫌がる場合、CPUレベルは問わない。(連盟の調査ではレベル1が一番強い)

■5:「非会員及びCPU」

  アマレート戦は、準会員か一般会員の計2人以上が参加する対局である。
  残りの1人あるいは2人が非会員、CPUであっても対局は成立する。
  規約導入時、非会員とCPUには以下の初期レートが割り当てられ、レートは対局を重ねることで変動する。

   非会員(八級):R500
   CPUレベル1(六級):R800
   CPUレベル2(七級):R600
   CPUレベル3(九級):R200

  非会員が二人(あるいはCPUが二台)参加した場合も、1位の最新レートから昇順に4位まで計算する。(■2参照)
  非会員が途中離席した場合、CPUを起動して再開する。(■6参照)

■6:「各トラブルの扱い」

  (1)途中投了
   投了は2人にならないと出来ない。
   ・残り対局者2人で投了した場合、投了者は詰まされたものとして扱う。
    投了者には下克上ptが付加され、1位には撃破ptが付加される。
   ・残り対局者3人以上で投了した場合、投了者は反則扱いになる。
    投了者には残り対局者の最小下克上pt(最も大きい損失)とトラブルpt(-12)が付加される。
    残り対局者には撃破ptが付加されず、12ptを山分けしたトラブルptが付加される。

  (2)時間切れ
   投了では無く、反則扱い。
   ・残り対局者2人で時間切れした場合、時間切れ者は投了として扱う。
   ・残り対局者3人以上で時間切れした場合、時間切れ者は反則扱いになる。
    時間切れ者には残り対局者の最小下克上pt(最も大きい損失)とトラブルpt(-12)が付加される。
    残り対局者には撃破ptが付加されず、12ptを山分けしたトラブルptが付加される。

  (3)フリーズ
   ・序盤(40手未満)の場合、指し直し。
   ・終盤の場合、スクリーンショットを撮り、連盟が形勢判断する。

  (4)非会員の扱い
   ・残り対局者2人以上で投了や時間切れが起こった場合、会員同様に扱う。
   ・残り対局者3人以上で投了や時間切れが起こった場合、会員とは扱いが違う。
    下克上ptは付加されずトラブルptのみ付加される。

  (4)離席
   ・非会員の対局者が途中離席した場合、CPUを起動して再開する。
    非会員が詰まされていなくても、レート計算時には非会員として扱う。

  <計算例>

   >1位 Aさん(二級)
   >=R1720+35+(3+3)+0+6=R1767

   >2位 Bさん四級 ←(A)
   >R1370+20+0+0+6=R1396

   >3位 Cさん初段 (時間切れ)
   >R2005+0+0+(-10)+(-12)=R1983=R2000

   >4位 Dさん(八級) ←(A)
   >R480+(-10)+0+0=R470

■7:「連盟とDMグループ」

  アマレート戦は日本四人将棋連盟が管理している。
  メンバーは準会員(有料会員)と一般会員(無料会員)で構成される。
  リーダー、サブリーダーは連絡係で、レート管理は各会員が自治的に行う。
  レート管理と主な連絡はTwitterのDMグループで行われる。

  (1)入会
   原則、Twitterのアカウントがあれば連盟の許可を必要とせず誰でも参加できる。
   新メンバーはDMグループに参加し、レート表に名前を追記すると入会完了となる。
   レートの初期値は原則0。

  (2)活動
   対局、普及活動に積極的に取り組む。
   会員は、オンラインのスケジュールツールで事前に対局日を指定する。
   オンラインスケジュールツールで指定した日に参加できなくなった場合、直ちに連絡する。(■8参照)
   不定期に行われる団体戦に準会員チーム、一般会員チームとして参加する資格を得る。
   一ヶ月に3局以上参加しないといけない。

  (3)休場
   理由を申告し、一定期間休場することができる。

  (4)退会
   入会同様、自由に行うことができる。
   レートが一定期間マイナス状態の場合、強制退会となる。(■8参照)

  連盟は必要に応じて、会員の法的権利を害さない範囲で本規約を変えることがある。

■8:「罰則規定」

  勝利者報告は対局終了後1時間以内とする。それを過ぎると対局結果は無効となる。
  連絡無くオンラインスケジュールツールで指定した日に参加しなかった場合、レートに(-5)が付加される。
  一般に対局でレートがマイナスになることはないが、罰則によるマイナスポイントではレートが0を下回ることがある。
  その他、連盟やアマレート戦の活動妨害や活動妨害になりうる因子が認められる場合、対処する。

■9:「段級位対応表」

  <連盟公式のレート表>(リンク
五段R5000以上
四段R4500以上R5000未満
三段R4000以上R4500未満
二段R3500以上R4000未満
初段R2000以上R3500未満
一級R1800以上R2000未満
二級R1600以上R1800未満
三級R1400以上R1600未満
四級R1200以上R1400未満
五級R1000以上R1200未満
六級R800以上R1000未満
七級R600以上R800未満
八級R400以上R600未満
九級R200以上R400未満
十級R200未満














※2017年12月13日規約更新。

競技ルール一覧

2016年09月23日 | その他の情報

最終更新:2021/9/20


決勝


■先取戦
・規定数の1位を獲った者が勝者となる。
天帝戦4勝先取戦
雷帝戦3勝先取戦
新人王戦2勝先取戦 など


■番勝負(ポイント制)
・規定数の対局を行い、総合成績1位が勝者となる。
・番勝負の終盤で既に決着が付いている場合、消化試合は行わない。(要対局者の合意)
AルールBルール
順位点1位:+2pt
2位:+1pt
3位:+0pt
4位:-1pt
1位:+3pt
2位:+1pt
3位:+0pt
4位:+0pt
撃破点+1pt/1人+1pt/1人

棋帝戦7番勝負(Bルール)
竜帝戦6番勝負(Aルール) など


予選


■総当たり(ポイント制)
・全参加者で規定数の対局を行い、総合成績1位が勝者となる。(決勝なし)
達人戦
王双戦 など

■予選卓分け
・予選A~C卓に、4~5人ずつ振り分け、成績優秀者が上位進出となる。
・各卓では、先取戦や番勝負が行われる。

■予選ランダムマッチ
・全参加者と公平に対局を行い、成績優秀者が上位進出となる。
・番勝負などが行われる。

旧ルール


一局戦(ポイント無し)
・トップを取った者が勝者となる。

一局戦(ポイント有り)
Aルール

・順位点は1位2pt、2位1pt、3位0pt、4位-1pt
・撃破点は各1pt

Bルール
・順位点は1位3pt、2位1pt、3位0pt、4位0pt
・撃破点は各1pt

国士戦
・各自初めは持ち点13pt、撃破点2pt(親での撃破は3pt)。
・各局トップを取れば新たに1pt追加。
・初めは適当に席に着き、初手を引いた人が親番となり、それ以降は時計回りに決まっていく。
・各局4位は順位祝儀として2位に1pt譲渡。(連荘時は順位祝儀はなし)
・連荘回数制限なし。
・ただしオーラスで親が勝利した時点で親が総合トップなら連荘を行わない。
・誰かが0pt以下になったらその局で終了。
・席替えはその局のトップと親が席を交代。
・連荘した場合は席替えはしない。
・同点になった場合は詰ました人数で競う。

成績の付け方について

2016年02月21日 | その他の情報
当連盟の公式戦においては102式、
交流戦においては単勝式を採用致します。

102式とは1位を1勝とし、2位は無勝負(引き分け)、3位と4位を1敗とします。

単勝式とは1位を1勝とし、2位~4位は1敗とします。

日本四人将棋連盟
中司晃貴会長

沿革

2014年08月29日 | その他の情報
2012年11月1日 中司が連盟創設、クルーゼが会長に実藤が副会長に就任
          3日 タイトル戦開始
2013年1月3日 帝王戦を新設 
         9日 ブログ開設
       30日 銀河戦(ダブルス)を新設
     3月20日 銀河戦廃止
     4月11日 動画配信開始
      7月9日 達人戦を新設
    10月25日 タイトル戦新制度へ完全移行
     11月1日 創立1周年
2014年2月1日 皇帝戦と旭帝戦を新設
     4月24日 昇段規定を制定
     8月24日 各タイトル戦の挑戦者規定を制定
    10月16日 フリークラス制度導入
     11月1日 創立2周年
2015年2月26日 公式サイト開設
      3月15日 新人王戦を新設
      6月14日 昇段規定変更
       9月3日 法人化に伴いプロとアマの棋士を完全区別
             中司が初代会長に、左近司が副会長に、中根が理事に就任
     10月29日 法人格を取得し一般社団法人化
      11月1日 創立3周年
2016年 1月4日 最強位戦を新設
      3月16日 四将マスターズを新設
      5月11日 準会員の中に指導棋士を設置
         24日 あんちっく及び京将棋連合と協力関係締結
      6月15日 レーティング制度導入
     10月19日 一局戦廃止
      11月1日 創立4周年
     12月12日 一般会員設置
2017年 11月1日 創立5周年
2018年 6月22日 法人解散
      7月25日 ゼルダが会長に就任
     11月1日 創立6周年
2019年 2月8日 中司が会長に再就任
     11月1日 創立7周年
2020年 3月27日 会員種別設置、昇段規定改定
      5月29日 中司が会長を辞任

<初代会長>
中司晃貴(任期:2015年10月29日~2018年7月24日)

<任意団体時の歴代会長>
初代会長・クルーゼ(任期:2012年11月1日~2013年10月18日)
二代目会長・中司晃貴(任期:2013年10月19日~2014年4月17日)
三代目会長・岸亜双(任期:2014年4月18日~2015年9月3日)
四代目会長・ゼルダ(任期:2018年7月25日~2019年2月7日)
五代目会長・中司晃貴(任期:2019年2月8日~2020年5月29日)
六代目会長・岸亜双(任期:2020年6月8日~)

戦型一覧

2014年05月05日 | その他の情報

各戦型の評価は こちら

最終更新:2021/7/24

天守閣玉

攻守バランスが取れた流行形。中央玉こそ安全地帯だ!

3枚の歩を狙ってくる手には注意が必要。天敵はリッグトスファー

状況に応じて、エの字のような手待ちと地下鉄飛車のような攻撃を使い分ける。

天守閣地下鉄

天守閣玉と地下鉄飛車を組み合わせた形。

天守閣シップ

金銀の連結を高めた形。飛車を陽動して戦う。

抜刀銀

銀を左へ繰り出して砦にした形。左攻めしても強い。

地下鉄飛車

パワーで守備を破る攻めの戦型。四人将棋の基本形だ!

2八銀を上がる為に1七銀にどいてもらう必要がある。

天守閣玉の攻略は苦手。右玉や居玉には強力。

下段金寄せ

左金が玉を守りつつ攻めにも参加した形。左辺が弱い。

融通無碍

左攻めに特化した形。四人将棋戦法化の先駆け。

右玉

穴熊やミレニアムを目指す戦型。四人将棋でも隅は堅い!

右辺からの攻撃を完全シャットダウンできる。

防御に専念する形なので、攻撃のレパートリーが乏しい。

土竜右玉

上部が厚く隅に近い形。1九飛型や3九飛型もある。

あるきびと流

手軽に組める形。敵襲は、2八地点で迎かい撃つ。

ioru流

金銀が連結していて丈夫な形。政略的な手に強い。

エの字

左右を牽制する受けの戦型。密かに一発逆転を狙っている!

自分からは誰も攻めず、誰からも自分を攻めさせない。

どこかで争いが起これば攻撃に加担し、2対1で安全に順位を上げる!

1見飛車

左からの攻めを真っ向から牽制する形。手待ち。

5八玉型

居玉を避けて地下鉄を見据えつつ、手待ちする形。

天衣無縫

部分定跡。打ち込みを減らし、右攻めを見せる形。

リッグトスファー

天守閣玉殺し!飛車を4筋に振り、間合いを計って戦う。

天守閣玉に強い。左右からの挟み撃ちに警戒が必要。

1手得リッグトスファー

本戦型よりスピーディーに攻め、主導権を狙う形。

2八銀早仕掛け

序盤で銀を手にする戦型。手の幅を広げて優位に立つ!

4九玉の1手は欠かせない。入手した銀は、遠くにいる玉を1手で詰ましたり、攻撃や防御に使える。

浮き飛車

3段目の飛車でカウンターを狙う。隙があれば切っていく!

左から攻められたら、飛車の睨みで逆襲する。

エの字より好戦的。飛車を切れば、ファイブに合流できる。

ファイブ

受けの戦型。飛車を切り、5枚のカナ駒で不落の城を築く!

耐久力は強いが、攻撃は地道な手が必要。

局面図はファイブの一例。右玉天守閣玉と合わせて使うことも多い。

過去データ

融通無碍戦法(中司プロ考案) 上家を攻める事を視野に入れた戦法です。 マジックを掛けられる危険性もあり、近年ではあまり指されなくなりました。 リッグトスファー(中司プロ考案) 少し変則的な戦法ですが、飛車を4筋に振って飛車先の歩を突いて行き、 対面或いは下家と歩交換をするのが狙いです。 また、天守閣玉攻略に最適な戦法です。 天衣無縫戦法(実藤プロ考案) 金銀を1マスずつずらす事で下家を攻める際に抜群の攻撃力を発揮します。 抜刀銀戦法(水嶋プロ考案) 銀が右から左へ行く感じが抜刀して上家を切り込んでいくようなイメージです。 上家からの攻めが受けられないという方にオススメの戦法です! 地下鉄飛車戦法 基本的な戦法です。 下段飛車にしてる為、転換して下家を攻める事が出来ます。 下段飛車金寄せ戦法 左の金を右に寄せて、下家に金銀で下家に直撃をして行きます。 デメリットとしては上家からの攻めに弱いという事です。 天守閣玉戦法 天守閣玉戦法は最近の人気戦法です。 四人将棋では桂馬や角がない為、意外に寄りづらい形です。 また、バリエーションも豊富です。


棋戦一覧

2014年03月03日 | その他の情報
各棋戦のタイトル保持者・優勝者。

棋戦前期今期
空位
第72期
あるきびと
第75期
岸亜双
第76期
岸亜双
(2期連続)
空位
第76期
Manta
第75期
大池正康
開催中
第1期
大池正康
2月開催
第9期
中司晃貴
3月開催
第7期
あるきびと
(2期連続)
第8期
Manta
第8期
あるきびと
第9期
Manta
第7期
みずにゅー
第8期
Manta


----------------------休止・廃止棋戦----------------------

棋戦名
帝王戦中司帝王により返還
皇帝戦中司皇帝により返還
旭帝戦中司旭帝により返還

基礎ルール

2013年10月12日 | その他の情報

最終更新:2022/10/24


大前提として、公式ルールとローカルルールが存在します。
ここでは、連盟ルール(ローカルルール)を解説します。
4分で概要を理解できる動画を公開しました!

公式ルール1992年、四人将棋が考案された際のルール
SDINルールSDIN対局サイトのシステムに則ったルール
連盟ルール当連盟が定めるルール


概要

①四人将棋は、四人で将棋盤を囲んで遊びます。
②初期配置はご覧の通り。本将棋セットを2つ使います。
③目標は、敵の王将を捕まえ、最後の1人まで生き残ることです。
④駒を動かすと、手番(ターン)が時計回りに移動します。
⑤王将が詰む(動けない)と負け。詰んだ順に4~1位が決まります。
⑥4人が敵同士のシングルスと、2対2で戦うダブルスがあります。


駒の動かし方

駒の動かし方は、本将棋と同じです。

歩兵銀将金将飛車王将
元の駒
成り駒成り駒なし
備考----王将が詰むと、その場に裏返す。


■本将棋と共通ルール
・自分の駒がいるマスや、他の駒を飛び越えた先のマスに進めることはできません。
・敵の駒がいるマスに自分の駒を進めると、敵の駒を取ることができます。
・取った駒は持ち駒になり、自分の手番で盤上の空いているマスに打つことができます。
・自陣から奥側の3段目以内で駒を動かすと、成り駒を作るかどうか選択できます。
・敵の成り駒を取った場合、持ち駒にする時に元の駒に戻します。

■王将が詰んだ後
・王将が詰むと、王将をその場に裏返します。(裏王)
・裏王は障害物となり、誰も取ることができません。
・詰んだ人の持ち駒は、駒台に置いたまま、誰も使うことができません。
・詰んだ人の盤上の駒は、取った人が持ち駒として使えます。
・詰んだ人の盤上の駒は、駒の利きが無効化します。(駒のラインに王将を移動できます)

■禁じ手
二歩禁止
同じ列に歩を2枚置いてはいけない。
行き場のない駒
駒が動けない状態にしてはいけない。(
打ち歩詰め
王将の前に歩を打って詰ましてはいけない。
裏王への打ち歩
裏王の前に歩を打ってはいけない。
自玉を駒の利きにさらす手
敵の駒の利きに入ってはいけない。王手放置も禁止。
※行き場のない駒:裏王の前に歩を進めるなど、裏王が絡む場合は禁じ手にはならない。

手番の移動について

手番は原則、時計回りに移動します。
誰かに王手が掛かっている間は、王手されていない人の手番が飛び、王手された人に手番が移ります。
手番は時計回りに移動する
王手が掛かると、王手された人に手番が移動する
双王手が掛かると、王手された人の中で時計回りに手番が移動する
王手された人が手を指した後、再度時計回りに手番が移動する


■王将が詰んだ後
・詰んだ人は、終局するまで待機します。手番には参加しません。

対局の決着

3人の王将が詰むと、終局します。(シングルスの場合)
詰んだ順に、4位~1位が決まります。
また、順位だけでなく、誰が誰を詰ましたか(撃破情報)が重要になってくる棋戦もあります。


終局図(3人の王将が詰み、裏返っている)

★注意:以下で紹介するルールは、連盟推奨のルールです。SDINルールとは異なります。

■持将棋
・手数が300手に到達すると、対局を決着します。
・詰んでいない対局者は、駒の点数(飛5点、小駒1点)で順位を決めます。
詳細はこちら

■入玉宣言
・手数が250手を超えると、入玉宣言が可能になります。
・入玉宣言が成立すると、持将棋として扱い、駒の点数で順位を決めます。
詳細はこちら

■投了禁止
・対局者が3人以上生き残っている(詰んでいない)場合、投了禁止です。
・対局者が2人の場合は、投了可能です。

■千日手
・連続王手の千日手は禁止です。
・同一局面が4回発生した場合、4人で指し直しを行います。
詳細はこちら

■3人攻撃禁止
・2人が特定の1人に対して直前に攻撃をしている間、3人目が攻撃を重ねる手は禁止です。
・攻撃とは、以下の手を指します。
①王手を掛ける手 ②飛車・金・銀を取る手 ③駒を新たにぶつける手 ④玉の逃げ道を塞ぐ手
詳細はこちら

審議の最終決定権は、審判が持ちます。

ダブルス特有ルール

味方(対面)の駒は取れない。
味方に王手は掛からない。
1人が詰むと終局する。生き残った側の2人が勝利。

その他

最後までお読み頂きありがとうございました!
以上が、四人将棋を遊ぶ上でのルールの全てです。
大会に参加する場合は、大会の要項なども合わせてご確認ください。

OGPイメージ

全棋戦における運営規約 - 日本四人将棋連盟

【全棋戦における運営規約】<目次>■1:「対局前の規定」■2:「対局中の規定」■3:「その他の規定」<本文>■1:「対局前の規定」(1)対局...

全棋戦における運営規約 - 日本四人将棋連盟

 



・時計回りで指して行く。

・対面に王手を掛けた場合は、王手を回避し、下家に手番が回る。

・下家に王手を掛けた場合は、王手を回避し、自家に手番が回る。

・上家に王手を掛けた場合は、王手を回避し、対面に手番が回る。

・双王手、三王手の場合は、王手された対局者の中で指し手から時計回りに見て近い人から指す。

・詰みが発生した場合、詰んだ人の順番は飛ばされる。

・駒の成りは本将棋と同じ、敵陣三段目から。

・二歩や打ち歩詰め、コンビ指しは禁止。

・詰まされた王はその升目で裏返しにして障害物として残す。

・裏王の前に歩は打てないが突き進める事は可能。敵陣三段目以内で裏王の前に歩を進めた場合は強制的に歩を成る。

・詰まされた者の駒台にある駒はそこから動かない。>こちら。

・入玉し合って詰む見込みが無い場合は、250手到達した時点で持将棋として勝敗をつける。 
 3、4人が入玉し合い詰む見込みが無い場合は、指し直し局を行う。

用語集

2013年08月16日 | その他の情報
・JYSL
 日本四人将棋連盟の略称。

・交流戦
 プロがアマチュアと棋戦以外で対局すること。

・一騎打ち
 対局者が2人だけ残った局面を指す。

・番い(つがい)
 1対1で戦っている状態のこと。

・ジェルー
 番いの所に第3者の介入が発生すること。

・マジック
 相手の駒の利きを利用して王手をし相手の駒を取ること。

・マジック殺し
 相手の駒の利きを利用して詰ますこと。

・直撃
 他家に直接駒をぶつけて行くこと。

・ダブル直撃/ダブ直
 二つ目の駒をぶつける或いはぶつけられること。

・繋ぎ
 下家に王手をして自分に手番が回ること。

・飛ばし
 他家の王手の関係で自分に指し手が回らないこと。

・手待ち
 戦いに参加せず機会を伺うこと。

・自家(ジチャ)
 自分を指す。

・他家(ターチャ)
 自分以外の対局者3人を指す。

・対面(トイメン)
 自分の真正面の人を指す。

・上家(カミチャ)
 自分の左側の人を指す。

・下家(シモチャ)
 自分の右側の人を指す。

・孤軍派
 基本的に自分一人でトップを目指す棋風。

・政略派
 他家の指し手を利用しトップを目指す棋風。

・戦力差の法則
 一騎打ちになる手前の局面の戦況で、
 戦力が強い者を3位に落とし、弱い者と一騎打ちになるように指す事。

タイトル戦の制度

2013年08月15日 | その他の情報
タイトル戦と一般棋戦の制度について説明します。

<タイトル戦>
天帝戦は4勝先取戦(最大13局)
棋帝戦は七番勝負(ポイント有りBルール
竜帝戦は六番勝負(ポイント有りAルール
雷帝戦は3勝先取戦(最大9局)

<一般棋戦>
最強位戦は番勝負(局数変動)
達人戦は特殊ルール
四将マスターズはルール変動
新人王戦は2勝先取戦(最大5局)

<休止棋戦>
帝王戦は一局戦ポイント有りAルール20局。
皇帝戦は一局戦ポイント有りBルール12局。
旭帝戦は九番勝負。

番勝負は規定数1位を取った者が優勝する。
先取戦(ポイント制)は、全局消化後に一番高い者が優勝となる。

タイトル戦の制度について説明します。

帝王戦は一局戦ポイント有りAルール20局。
天帝戦は十七番勝負。
棋帝戦は十三番勝負。
竜帝戦は一局戦ポイント有りAルール16局
雷帝戦は一局戦ポイント有りBルール14局。
皇帝戦は一局戦ポイント有りBルール12局。
旭帝戦は九番勝負。

番勝負は規定数のトップを取り、ポイント制は一番高い者が優勝となる。


永世称号の取得方法

2013年04月29日 | その他の情報
棋界には、「永世称号」というものがあります。

その資格を取得した棋士は、常に「永世~」と名乗ることが出来ます。

~それぞれの永世称号の取得方法~

<永世帝王>
・通算5期

<永世天帝>
・通算7期か5連覇

<名誉棋帝>
・通算6期

<永世竜帝>
・通算6期か5連覇

<永世雷帝>
・通算6期か3連覇

<永世皇帝>
・3連覇

<永世旭帝>
・通算5期