日本四人将棋連盟

創立11周年
四人将棋の棋戦情報やイベント情報、コラムなどを発信しています。

第74期棋帝戦第2局指し直し局~第4局

2020年06月30日 | 新着棋戦情報
第74期棋帝戦第2局指し直し局~第4局までの結果です。

第2局指し直し局結果内容(123手まで)
1位中田正康初段(1勝)
2位りゅう三段(1勝)
3位中司晃貴棋帝
4位岸亜双雷帝



第3局結果内容(175手まで)
1位中司晃貴棋帝(1勝)
2位中田正康初段(1勝)
3位りゅう三段(1勝)
4位岸亜双雷帝



第4局結果内容(186手まで)
1位中田正康初段(2勝)
2位岸亜双雷帝
3位中司晃貴棋帝(1勝)
4位りゅう三段(1勝)


棋帝戦はりゅう三段 竜帝戦はheacoアマ

2020年06月26日 | 棋界情報
24日に棋帝戦本戦、25日に竜帝戦予選が開幕致しました。

24日の棋帝戦第1局は、りゅう三段が勝利!
上家を詰ましてからペースを握り、良いスタートを切った。

25日の竜帝戦予選第1局は、heacoアマが勝利!
終盤の柔軟な攻守で、鮮やかに開幕戦を決めた。

heacoアマは今期が初参戦。りゅう三段も、タイトルの経験はない。
新しい王者が生まれるのか、期待が高まります!

主要棋戦の予定

2020年06月23日 | 棋界情報
今後の主要棋戦の予定です。

<第74期棋帝戦>
予選   6/16(火) 終了
決勝   6/24(水) 開始

<第74期竜帝戦>
一般募集 6/24(水) まで
予選   6/25(木) 開始
決勝   7/31(木) 開始

<第71期天帝戦>
予選   7月下旬 開始予定


第74期棋帝戦4勝先取戦特集

2020年06月20日 | コラム
まもなく、第74期棋帝戦4勝先取戦が始まります。
そこで、新取締役のうち、まだ公式戦に参加したことのない私、高城亜樹新副会長がインタビューさせていただきました!!

まずは、予選1位通過のりゅう三段です!

高城「まずは、予選全5局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
りゅう「予選は1位通過で突破できて、とりあえずほっとしています。ただ、第1局と最終局で共に全員撃破でトップ取ることができましたが、それ以外の局でのポイント変動は±0だったので、安定感には欠ける指し回しになってしまったかなと思っています。」

高城「次に、予選2位通過の岸亜双雷帝についての印象はいかがですか?」
りゅう「岸亜双雷帝は私が一番苦手な相手ですかね。気がつくと玉が固くなっているので、なかなか終盤で厳しい戦いを強いられることになりそうです。中盤の駆け引きも一流だと思います。」

高城「では、予選3位通過の中田正康初段ついての印象はいかがですか?」
りゅう「中田初段は上家攻めというイメージで、やはりかなり厄介な相手になりそうと思っています。ただ、席順次第では心強い相手になる可能性はあります。」

高城「そして、予選通過の3人を迎え撃つ中司晃貴棋帝についての印象はいかがですか?」
りゅう「中司棋帝は言わずもがな最強ですね。これは最強位戦のインタビューでも言ったのですが、やはり中司さんと相性は悪くない気がするので、実は特に気にしているということはありません。」

高城「最後に、第74期棋帝戦への意気込みをお願いします。」
りゅう「精一杯、自分の力を出せればと思います。」

続いて、予選2位通過の岸亜双雷帝です!

高城「まずは、予選全5局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
岸亜双「予選は『準備不足』でした。自陣整備をせずに攻め込んで跳ね返されたり、浅い読みで仕掛けて倍返しを食らいました。今後の課題です。」

高城「次に、予選1位通過のりゅう三段についての印象はいかがですか?」
岸亜双「以前は飛び抜けた手を指す印象でした。今では更に、不正解の手を指さない印象です。成長株でしょう。」

高城「では、予選3位通過の中田正康初段ついての印象はいかがですか?」
岸亜双「盤面の支配がうまい印象です。予選では掌の上でした。四人将棋らしい“目”を持っている印象です。」

高城「そして、予選通過の3人を迎え撃つ中司晃貴棋帝についての印象はいかがですか?」
岸亜双「絶対王者であり、破壊力と決断力がピカイチです。なんでも指しこなすオールラウンダーです。」

高城「最後に、第74期棋帝戦への意気込みをお願いします。」
岸亜双「準備たちが躍動する四人将棋を、みんなに見せたいな。」

続いて、予選3位通過の中田正康初段です!

高城「まずは、予選全5局の自身の内容についてはどうでしょうか?」
中田「予選で浮飛車を採用するにあたり、研究した過程で、新たな戦法、定石の可能性を感じた。今後のことを考えて、これが最も大きな収穫だったと思う。
対局全体の感想をすると、序盤は最高で終盤が酷かった。終盤力の弱さが弱いのか、そもそもの構想が悪いのか、どちらにしても反省しなくてはならない。
そして、何より、予選で一度も一位を獲得出来なかったのが気がかりだ。」

高城「次に、予選1位通過のりゅう三段についての印象はいかがですか?」
中田「非常に攻撃的な印象。典型的な孤軍派でトップ率や撃破数が高いイメージがある。出来れば相手にしたくない。彼が上家の対局は特に。」

高城「では、予選2位通過の岸亜双雷帝についての印象はいかがですか?」
中田「最近様子見の手が多く、序盤はあまり動かない印象が強い。タイトル奪還の最有力者だと考えている。孤軍派、政略派に囚われない独自のスタイルを確立していると思う。」

高城「そして、予選通過の3人を迎え撃つ中司晃貴棋帝についての印象はいかがですか?」
中田「りゅう三段と同様に典型的な孤軍派だが、彼ほど攻撃的ではない印象。一時期は衰えを感じたが、最近は復調気味であり、第二の全盛期を築きつつある。実績実力共に最強だろう。」

高城「最後に、第74期棋帝戦への意気込みをお願いします。」
中田「前期棋帝戦の経験を生かし、自信をもって臨む。」

そして、以上の予選通過3人を迎え撃つのが四人将棋の絶対王者で現在六冠の中司晃貴棋帝です。

高城「まずは、連覇なさっている直近5期の棋帝戦での自身の内容についてはどうでしょうか?」
中司「苦しい対局が多かったですが、土壇場で実力を発揮出来る展開が多く、意地を見せつけられたかと思います。」

高城「次に、予選1位通過のりゅう三段についての印象はいかがですか?」
中司「りゅう三段については、本将棋においても着実に棋力を付けてきており、非常に侮れない相手だと思っています。」

高城「では、予選2位通過の岸亜双雷帝についての印象はいかがですか?」
中司「岸亜双雷帝とは長年凌ぎを削ってきた仲で、今回もタイトル戦で顔合わせる事になったので全力でぶつかりたいと考えてます。」

高城「そして、予選3位通過の中田正康初段ついての印象はいかがですか?」
中司「中田初段は岸亜双雷帝同様に2期連続の挑戦者です。若手とは言え、この勢いは見逃せないので、的確な対応で指し回したいと思います。」

高城「最後に、第74期棋帝戦への意気込みをお願いします。」
中司「正直最近指せてないので、感覚が鈍っていると思いますが、タイトル保持者として良い棋譜が残せるように努めます。」

四者四様に気合いは十分。
第74期棋帝戦4勝先取戦は近日開幕です。

岸亜双雷帝、永世雷帝まであと1期

2020年06月19日 | 棋界情報
棋界で永世雷帝の資格を取得しているのは、
実藤勇樹初代永世雷帝と中司晃貴永世雷帝の二人だけです。

永世雷帝の資格取得条件は「6期獲得か3連覇」となります。
岸亜双雷帝は通算5期の獲得をしており、あと1期獲得で永世雷帝の資格を取得する事になります。

今後の岸亜双雷帝の活躍に目が離せません!

<歴代雷帝獲得者>
1位 中司晃貴/52期-二世永世雷帝
2位 実藤勇樹/9期-初代永世雷帝
3位 岸亜双/5期
4位 クルーゼ/3期
5位 白くま/1期
5位 リラ/1期
5位 あるきびと/1期

第74期棋帝戦の守り人と挑戦者たち

2020年06月17日 | 棋界情報
6月16日、5名で争われた予選が幕を閉じました。
険しい戦いを勝ち抜いた3名は以下の通り。

<タイトル挑戦者>
1位通過 りゅう三段
2位通過 岸亜双雷帝
3位通過 中田正康初段

彼らの挑戦を迎え撃つは、ここまで5連覇中の中司棋帝。
果たして、守り人中司棋帝を切り崩すものは現れるでしょうか!

棋帝戦は近日開幕致します。

第74期棋帝戦予選第3局~第5局

2020年06月16日 | 新着棋戦情報
第74期棋帝戦予選第3局~第5局の結果です。
これにより、岸亜双雷帝とりゅう三段と中田正康初段が中司棋帝への挑戦権を獲得しました。

第3局結果内容(209手まで)
1位あるきびと四段(5pt)
2位中田正康初段(3pt)
3位りゅう三段(5pt)←あるきびと四段
4位やきそば(-1pt)←あるきびと四段



第4局結果内容(148手まで)
1位岸亜双雷帝(8pt)
2位やきそば(0pt)
3位中田正康(3pt)←岸亜双雷帝
4位あるきびと四段(4pt)←岸亜双雷帝



第5局結果内容(200手まで)
1位りゅう三段(10pt)
2位中田正康初段(4pt)
3位岸亜双雷帝(8pt)
4位あるきびと四段(3pt)


就任の挨拶

2020年06月08日 | 棋界情報
岸亜双と申します。本日より、会長に就任致しました。
日本四人将棋連盟はどうありたいのか。
私はこう思っています。

みんなが対局相手を見つけられる“活動場”でありたい。
タイトル戦を本気で戦い、火花を散らせる“活動場”でありたい。
個々が棋力を磨き、成績を刻める“活動場”でありたい。

私は四人将棋が好きなので、今後活発化していきたいと思います。

中司前会長をマネしつつ、楽しめる連盟を作り上げていきます。
読者の皆さんと、連盟員と共に。
どうぞよろしくお願い致します。