今日は朝から冷たい雨が降り続いています。カメラのフロントダイヤルの調子が悪く、購入店に持って行きましたが、メーカーからは購入から3ヶ月経っているので交換は無理だということです。
そのうち馴染めば済むかと我慢して使ったことが仇となりました。トホホです。
さて、深度合成とは如何に、というQがありましたので、画像を使ってご案内します。説明が下手で分りにくいかもしれませんがご容赦ください。また、別の方法などご存じの方がいらしたら是非ご意見ください。
画像1.マクロで撮影するとどうしても(F値多少上げても)ピントの合う範囲が浅いです。
この画像は手前の部分しか合ってません。
画像2.次の画像は奥の部分しかピントが合ってません。
画像3.この画像は画像1から画像2まで数枚~数十枚ピント位置を奥へずらしながら撮った画像を合成したものです。結果、手前から奥までピントがあった画像が得られます。
この方法のことを深度合成といいます。
これには私が知っているのは2つの方法があります。
1.カメラの撮影設定で「フォーカスBKT」を使って被写体の手前から奥までピントをずらした画像を数枚から数十枚撮影し、編集ソフトなどを使って合成する方法。
2.カメラ内深度合成ができるカメラを使って直接完成画像まで作成する方法。
私は個人的には2の方が簡単なので、こちらの方法を使うことが多いです。
参考までにもう一組の写真を上げます。理屈は同じです。
手前にピントが来ている画像。
ピントが奥の左の枝まで来ている画像(手前はボケでいます)。
完成画像、これは10枚ほどの画像を合成しています。
ネイチャーフォトのコンテストでも、深度合成を認めていることが多いです。後、比較明合成、比較暗合成なども認められています。
別の画像を合成して足したり、邪魔なものを消したりすることは認められていないことが多いです。
なぜなら、それはネイチャーフォトとは言えないからです。
以上です。