森にうずくまる

写真を通して主に変形菌、花、昆虫などの生き物や自然風景を投稿します。
(チョウトンボ)

ムラサキサギゴケ、ヒメレンゲなど

2024-04-23 16:58:12 | 花 苔

 今日は4月下旬とはいえドンヨリと曇り、気温も低く肌寒い。少し森を歩いてそうそうに帰宅、いつものちゃちゃっと作れるインスタントラーメン、とは言っても一応栄養面も考慮して、タンパク質、ビタミン類の食材を放り込んで食べると自然身体が暖まる。

 そのあと例によって写真の整理をし始めると、決まって眠気に襲われる。今日は先に昼寝をちゃちゃっと終わらせ、今、投稿用の原稿をしたためている。

 なんて、三文小説風に書き始めましたが、すべてノンフィクションです。

 さて、どうでもいいプロローグは置いといて、今回は4月17日に渓流沿いと駐車場付近で出会った花たちを投稿します。

 

 前回、チラッと紹介したサギゴケ科サギゴケ属のムラサキサギゴケです。

 

 下唇のアップ、腺毛?が凄い。

 

 すぐ近くで見つけた同科同属のトキワハゼ、前のサギゴケより一回り小さいがよく似ています。

 

 やはり下唇に腺毛?があります。

 

 同じ場所で見つけたシソ科トウバナ属のトウバナ?ピンクの花が可愛い。

 

 同じくナデシコ科ミミナグサ属のミミナグサ。雨上がりの水滴が蜘蛛の巣について困っている?蜘蛛。

 

 同じく、割と日当たりの良い場所であったが、苔も生えていて、これは初めて見たけど種名不明。

 

 さて、いよいよ渓流へ、黄色の花がチラチラ咲いている、後で調べたらベンケイソウ科マンネングサ属のヒメレンゲらしい。

 

 先端が赤い雄しべが可愛い。

 

 アリさんがいた。

 

 タマバエ君も来てくれた。

 

 ここからはマクロで作品風に撮ってみました。向こう側に渓流の流れがあるのだが、マクロでは表現は難しいですね。

 

 同じく渓流の流れが白くなった。

 

 背景を変えてみた。

 

 同じく、ピントを少し手前に寄せる。

 こういう場合は超広角レンズでパンフォーカスで撮るのが良いのかもしれないが、花自体も小さいので、難しいかもですね。

 

 ユキノシタ科チャルメルソウ属オオチャルメルソウ君も作品風に撮ってみました。

 

 流れがかろうじて白い玉ボケとなりました。

 

 最後は、帰ろうとしたとき見つけた小さな花、これも後で調べたらどうやらキキョウ科タニギキョウ属のツクシタニギキョウのようです。

 といった具合で、渓流も面白くてハマりそうです。で、数十年前に買った山渓の「野に咲く花」に加えて「山に咲く花」を注文しちゃいました。

 次回は同じ日に撮影した昆虫、両生類を投稿します。

 

 

 


オオチャルメルソウ、タマゴケなど

2024-04-21 14:23:29 | 花 苔

 今日は朝から雨、小雨の中森へ、するとちょっと見ない間に白っぽい小さなスミレが・・・

 う~ん、撮るのが難しい~と少し撮影して、あたりをウロウロしていると、時々お目にかかる御婦人がいたので、しばし写真談義。

 雨の降る日は植物が瑞々しく美しいのだが、今日は少し寝不足気味で森を歩いていても頭が回らない。

 というわけで、4月6~8日に撮影した渓流などの写真を半分寝ながら投稿します。今回はファンタスティックな写真はありません。たぶん。

 

 オオチャルメルソウはこんな感じで咲いてます。左の白い部分は水の流れです。と説明しないと分らないですよね。

 

 拡大+深度合成

 

 再登場のタマゴケ。雨の中傘差し撮影。大きな三脚に傘を固定。小さな三脚にカメラをセット。

 

 

 

 目玉の奥に怪しげな眼

 

 ここから3枚、PLフィルターをいろいろ試してます。

 

 

 

 タマゴケ最後はレタッチで遊んでみました。暗部をさらに暗くし、宇宙にさまよう桜と目玉。

 これはすでにネイチャーではありません。

 

 ここからはおまけ。駐車場に咲いていたムラサキゴケ。これは次回拡大写真を投稿予定です。

 

 晴れの日。名前の分らない桜。

 

 道すがらあちこちで群落を作っているシャガ。

 以上です。なんか眠いので余計なおしゃべりは止めて、ちょっと昼寝しま~す。

 


渓流にて

2024-04-09 17:08:09 | 花 苔

 今日は前線の通過の後、寒くなりました。

 さて今回は前回、サツマイナモリをアップしましたが、その時渓流沿いで撮影した他の花や、その途中に枝垂れ桜が満開でしたので、桜はあまり撮らないと言っておきながら、やっぱり撮っちゃいました。そしてその近くで初めての苔を見つけましたので投稿します。

 今回は高解像処理は行っていません。こちらの方が自然な感じがします。

 

 駐車場の腐った木製ベンチにはびこっていたコアカミゴケ?という地衣類だと思います。

 

 これはとても小さい花?のようです。ググるとオオチャルメルソウと出ました。外側の薄茶褐色(画像ではピンク)の枝分かれした部分が花弁のようです。

種によっては地域特性が強く、中にはとても珍しい種類もあるようで、さらなる探究心が湧いてきました。

 

 岩場ではニオイタチツボスミレかな?スミレも種類が多くてよく分りません。

 

 同じだと思います。

 

 八重咲きの垂れ桜

 

 

 

 良い枝振りと背景が無かったので、アップばかりです。

 

 タマゴケです。沢山胞子体が出てます。

 

 鬼太郎!!

 

 

 ちょっと場所を変えると、いつもの場所とは違った生き物に出会います。だんだん遠出が億劫になる今日この頃ですが、奮起していろんな場所に行きたいという気持ちだけはあります。