森にうずくまる

写真を通して主に変形菌、花、昆虫などの生き物や自然風景を投稿します。
(チョウトンボ)

虫たちなどの生業

2024-04-29 15:37:02 | ネイチャー

 少し間が空きましたが、前回ヒメレンゲなどを撮影した時に撮った昆虫たちの春の生態を投稿します。

生きるもの、死に逝くもの、次の子孫に繋ぐものなど春はいろんな場面に出くわします。

ある学者がダイナミックな試算をしたら、なんと地球上の人間(70億)の重さよりアリの重さの方が重いのだそうです。

 人間や他の動物たちは地球という場所を借りて生きていて、互いにバランスを取り合っています。

 凄く大きな話になりそうなので、止めておきますが、今回は昆虫なんかがいっぱい出てきますので、苦手な方は閲覧注意!です。

 

 まずは、トキワハゼのすぐ近くにいたちょっとトボけた顔のハラヒシバッタ。

 

 名前を知らない蜘蛛が転げ回って春してました。

 

 クロヤマアリ(?)がカワゲラ(?)の死骸を運んでいます。自分より数倍も大きいものを運んでいます。

 

 連続写真。

 

 枯れ葉の上を山あり谷あり運びます。

 

 観察した中ではここが一番の難所でした。

 

 なかなか持ち上がりません。

 

 やっとこさ、上がりました。

 

 ちょっと離れた場所でも、餌を運んでいます。

 カワゲラ(?)たちも子孫を残した後、役目を終えたもの達でしょうか。

 

 ルリシジミの♀のようです。山藤の新芽の上をウロウロしてます。90mmマクロで遠くを撮って、トリミングしてますので画像が粗いですがご容赦下さい。

 

 今から展開しそうな芽にそっとお尻を曲げています。

 

 お尻をくっつけました。

 

 産卵しました。見えにくいですが少しグレーに見える扁平な丸いものが卵です。

 誰にも教えてもらってないはずなのに、よくぞ食草を見極め、なおかつ孵化した幼虫が食べやすい部分に産み付けるとは。

 

 帰りに知人が見つけたトノサマガエル。子供のころは良く見かけたような・・・

 とても珍しい蛙さんです。綺麗ですよね、ね、ね。

 

 

 野外ではいろんな生き物たちが生きてますが、最近、ほんとにチョウはあまり見ません。個体数も少ないし、種類も少ない気がします。

 今回はGW中の投稿で、ご覧になる方も少ないかもしれませんが、グロテスクに思える方もいるかもしれませんのでちょうど良かったかもですね。

 

 

 

 


ムラサキサギゴケ、ヒメレンゲなど

2024-04-23 16:58:12 | 花 苔

 今日は4月下旬とはいえドンヨリと曇り、気温も低く肌寒い。少し森を歩いてそうそうに帰宅、いつものちゃちゃっと作れるインスタントラーメン、とは言っても一応栄養面も考慮して、タンパク質、ビタミン類の食材を放り込んで食べると自然身体が暖まる。

 そのあと例によって写真の整理をし始めると、決まって眠気に襲われる。今日は先に昼寝をちゃちゃっと終わらせ、今、投稿用の原稿をしたためている。

 なんて、三文小説風に書き始めましたが、すべてノンフィクションです。

 さて、どうでもいいプロローグは置いといて、今回は4月17日に渓流沿いと駐車場付近で出会った花たちを投稿します。

 

 前回、チラッと紹介したサギゴケ科サギゴケ属のムラサキサギゴケです。

 

 下唇のアップ、腺毛?が凄い。

 

 すぐ近くで見つけた同科同属のトキワハゼ、前のサギゴケより一回り小さいがよく似ています。

 

 やはり下唇に腺毛?があります。

 

 同じ場所で見つけたシソ科トウバナ属のトウバナ?ピンクの花が可愛い。

 

 同じくナデシコ科ミミナグサ属のミミナグサ。雨上がりの水滴が蜘蛛の巣について困っている?蜘蛛。

 

 同じく、割と日当たりの良い場所であったが、苔も生えていて、これは初めて見たけど種名不明。

 

 さて、いよいよ渓流へ、黄色の花がチラチラ咲いている、後で調べたらベンケイソウ科マンネングサ属のヒメレンゲらしい。

 

 先端が赤い雄しべが可愛い。

 

 アリさんがいた。

 

 タマバエ君も来てくれた。

 

 ここからはマクロで作品風に撮ってみました。向こう側に渓流の流れがあるのだが、マクロでは表現は難しいですね。

 

 同じく渓流の流れが白くなった。

 

 背景を変えてみた。

 

 同じく、ピントを少し手前に寄せる。

 こういう場合は超広角レンズでパンフォーカスで撮るのが良いのかもしれないが、花自体も小さいので、難しいかもですね。

 

 ユキノシタ科チャルメルソウ属オオチャルメルソウ君も作品風に撮ってみました。

 

 流れがかろうじて白い玉ボケとなりました。

 

 最後は、帰ろうとしたとき見つけた小さな花、これも後で調べたらどうやらキキョウ科タニギキョウ属のツクシタニギキョウのようです。

 といった具合で、渓流も面白くてハマりそうです。で、数十年前に買った山渓の「野に咲く花」に加えて「山に咲く花」を注文しちゃいました。

 次回は同じ日に撮影した昆虫、両生類を投稿します。

 

 

 


オオチャルメルソウ、タマゴケなど

2024-04-21 14:23:29 | 花 苔

 今日は朝から雨、小雨の中森へ、するとちょっと見ない間に白っぽい小さなスミレが・・・

 う~ん、撮るのが難しい~と少し撮影して、あたりをウロウロしていると、時々お目にかかる御婦人がいたので、しばし写真談義。

 雨の降る日は植物が瑞々しく美しいのだが、今日は少し寝不足気味で森を歩いていても頭が回らない。

 というわけで、4月6~8日に撮影した渓流などの写真を半分寝ながら投稿します。今回はファンタスティックな写真はありません。たぶん。

 

 オオチャルメルソウはこんな感じで咲いてます。左の白い部分は水の流れです。と説明しないと分らないですよね。

 

 拡大+深度合成

 

 再登場のタマゴケ。雨の中傘差し撮影。大きな三脚に傘を固定。小さな三脚にカメラをセット。

 

 

 

 目玉の奥に怪しげな眼

 

 ここから3枚、PLフィルターをいろいろ試してます。

 

 

 

 タマゴケ最後はレタッチで遊んでみました。暗部をさらに暗くし、宇宙にさまよう桜と目玉。

 これはすでにネイチャーではありません。

 

 ここからはおまけ。駐車場に咲いていたムラサキゴケ。これは次回拡大写真を投稿予定です。

 

 晴れの日。名前の分らない桜。

 

 道すがらあちこちで群落を作っているシャガ。

 以上です。なんか眠いので余計なおしゃべりは止めて、ちょっと昼寝しま~す。

 


盛春(3)

2024-04-19 17:43:17 | 風景、昆虫、植物

 今日は平均的な春模様で、植物、動物、人間達が短くなった春を満喫しているようです。

 さて、野っ原で撮り溜めた生き物たちをアップします。撮影、買い物、バイト、筍掘りや昼寝(^0^)などでそこそこ忙しく、なかなか整理が付かないので遅れ気味ですが、4月5日撮影の画像を投稿します。

 脈略は何もありません。

 

 キタキチョウだと思います。なかなか止まってくれません。

 

 カラスノエンドウを散策中のクロヤマアリ(だと思います)。

 

 葉っぱをガシガシやってます。なんでかよく分りません。

 

 まだ咲ききってないタンポポ。

 

 以前投稿したヤブニンジン。

 

 

 

 

 八重の垂れ桜

 

 最後まで見て頂きありがとうございました。

 次回も今回のような投稿になると思いますが、我慢して見てやって下さい。

 

 

 

 


盛春(2)

2024-04-15 18:38:23 | 風景、昆虫、植物

 今日は一日ほぼ雨、何処にも行かず画像の整理をしてました。昨日は一時冷房を入れたのに、今日は少しだけ暖房入れてます。全く体調崩しそうです。

 さて整理していたら、前回上げられなかった残りがあって、時期を外しそうだったのでその分と雨を避けて今日撮った我が家の庭のマツバウンランを投稿します。

 

 深度合成失敗作です。三脚使用。

 

 まあまあ上手くいったかなぁ、という作品。

 

 前回登場のチビハナゾウムシ、は脇役でタンポポの花びらのウネリを感じてもらえれば良いのですが・・・

 

 

 

 アリもいましたが、SSが遅いのとF値を上げられないのと腕が悪いのでピントが合ってません。

 

 前回はマクロで背景をぼかしましたが、これは広角側でF値を13まで上げて背景を表現してます。

 やはり雑然としてしまいますね。

 

 森で撮ったシダの芽吹きです。

 

 オオシマザクラ

 

 これは本日撮った、庭のマツバウンラン、放っておいても毎年出てきます。

 

 すきな野草です。

 上2点はフルサイズに100mmマクロを装着して撮影してます。