森にうずくまる

写真を通して主に変形菌、花、昆虫などの生き物や自然風景を投稿します。
(チョウトンボ)

梅雨の合間の生き物たち(2)

2024-07-01 17:13:46 | 風景 昆虫 植物 蜘蛛

 昨夜から未明にかけて、線状降水帯が発生し大雨となりました。避難指示が各所で出て、避難された方も多かったのではないかと心配です。

 なので、買い物にちょっと出掛けただけで、後はず~っと家にいました。

 さて、今回も前回に引き続きタイトルの昆虫たちをメインに投稿します。前回と同じ顔ぶれもありますがご容赦ください。

 なお、前回と今回はフルサイズで撮影し、大きくトリミングしたものが多いことを付け加えておきます。

 

 撮影中に私のズボンの上を這っていました。マダニかとドキッとしました。どうやらカメムシ目の幼虫のようです。ズボンの生地からその小ささが分ると思います。

 

 マメコガネ。日本では農作物に大した害はありませんが、これがアメリカに侵入・定着し、大豆などに大きな被害を与えました。むこうではjapanese beetle(ジャパニーズビートル)と呼ばれ重要害虫に指定されています。

 

 クズの葉裏で春してました。

 

 チビタマムシの仲間、クズノチビタマムシかもしれません。

 

 ノジトラノオ(としておきます)上のセマダラコガネ。

 

 

 作品風に撮ってみました。

 

 オオモモブトスカシバ。ちゃんと撮れませんでした。すぐに何処かへ飛んで行きました。

 

 ご存じ、カノコガ。前回は裏面でしたが今回は表です。

 

 おなじみのマミジロハエトリグモやたら見かけます。

 

 ご存じマダラホソアシナガバエ、舌かみそうです。フルサイズを等倍まで拡大してさらにトリミングしてます。それでもこれだけの解像度を保っています。

 

 これも再登場、ハキナガミズアブ、黄色の縁取りが見事?です。

 

 はて? この人は誰でしょうか?

 

 アゲハモドキといいます。蛾です。触角がいかにも蛾ですよね。

 

 ネジバナにきたヒラタアブ、雨の中でも飛んでいました。

 

 最後はヒメジョオンに来ていたベニシジミ。

 前回と今回はフルサイズで小さく撮ったものをトリミングしていますが、やはり解像が違いますね。

 なお、一部はリングストロボを使用しております。

 最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 


アメリカフウロ、アオイトトンボ?など、そしてハエトリグモ

2024-06-06 23:19:27 | 風景 昆虫 植物 蜘蛛

 マダニに刺され、今日で4日目、SFTSの潜伏期間は1~2週間ということで今からが正念場です。

特に西日本地域での被害が目立ち、亡くなる方もいます。私も4回目の咬傷で、万全を期していたはずなのに、家の中に持ち込んでしまい、森に行った翌日部屋の中で刺されました。

 なので、服装や防虫剤だけでは万全では無く、どんな経路で刺されるか分りません。皆さんお気を付け下さい。

 さて、今回は前にちょこっとだけ紹介したアメリカフウロ、と謎のアオイトトンボ(私にとって)、その他昆虫、ハエトリグモを投稿します。

 

 アメリカフウロ、フウロソウ属で良く似たものが4種(ゲンノショウコなど)ありますが、春に咲くのはほぼアメリカフウロです。数年前の写真です。花の向こうの塔のようなものに種子が形成されます。

 

 再投稿画像です。

 

 熟しつつあります。

 

 塔を上から見た図、基部当たりに種子が形成され、熟しています。

 

 横からの図、萼?で見えませんが塔から分離した種子が付いた軸が持ち上がろうとしてます。

 周りに見えるのはヒメコバンソウ。

 

 手前はまだ未熟です。奥のぼやけたものが持ち上がった種子です。

 

 どうでしょう、別名御輿草(ゲンノショウコだけに言うのかもしれませんが)ということも納得でしょうか?

 

 アオイトトンボ?、?を付けたのは私の拙い知識では断定できません。緑型かもしれません。

 ネット情報なんかで絵合わせすると、エゾアオイトトンボに酷似しますが、これは北海道しかいませんので恐らくは違うでしょう。

 でも、分りませんよ、エゾスジグロシロチョウなんかも九州にいるなんて言われてましたから(今はヤマトスジグロシロチョウって言われているのかも)。

 

 翅を半端に開きます。

 

 これは数年前に撮ったやつ、これは緑型でしょうね。眼が青くなっています。光の加減もあるでしょうが、綺麗です。

 

 最近撮ったエゴツルクビオトシブミの♂、これは他にも画像がありますが次回以降に紹介します。

 

 これは、草の上に金属で作った甲虫を載せて撮ったふざけた写真です。というのは嘘で、アカガネサルハムシです。綺麗ですよね。これも次回以降紹介します。

 

 最後はマミジロハエトリグモだと思います。緑がかった大きな瞳に見つめられたらイチコロです。

 帽子をかぶった私が写ってます。

 といった訳で、昔の写真も交えながらの投稿でした。

 変形菌は相変わらず人気が無いようで、訪れる方がとても少ないです。ほんとに魅力ある不思議な生き物なんですけどね。

 ストック画像がありますので、少しづつ出していきますが我慢して見てやって下さい。

 今日は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 


公園にて(5月2日)

2024-05-28 18:19:50 | 風景 昆虫 植物 蜘蛛

 今日も良く雨が降りました。南の方では激しく降ったようで、これから東へ雨の領域が移っていくようです。しかし、気温は低くなり、日によって部屋のエアコンは暖房になったり、冷房になったりで、どっちやねん!!って怒っているようです。

 で、写真撮影に行けなかったので写真の整理をしていたら、まだ投稿していない画像が出てきましたので、だいぶ前ですが投稿しますぅ~。

 

 ツツジに来てはりました(京都弁?)。

 

 行き場を失ったコメツキ。ウカウカしていたらアブにやられちゃいまっせ。

 

 とても地味な蝶で、草地をぴょんぴょん跳ねるように飛んでますぅ~。ヒメウラナミジャノメと申しますぅ~。

 小さくて、翅の裏が波模様の丸いヘビの眼を持っ蝶っていえば覚えてもらえますでしょうか?

 目の前に現れたハエトリグモ?(サイドの眼が退化してないようなので違うかな?)matsupokkunさんなら分りはりますぅ?

 

 ここからは、ある花の上の小バエさんを入れて作品的に撮ってますぅ~。

 

 

 

 だんだん分ってきたのとちゃいますか?

 

 もう少し綺麗な虫だったら良かったですが、生憎小バエさんしかいてませんでした。

 

 答えは睡蓮でした。

 ちょっとふざけすぎましたでしょうか?もし関西の方がご覧になっていたら下手な関西弁で申し訳ありませんでした。気を悪くされないで下さいね。

 

 

 

 


公園にて

2024-03-03 22:43:36 | 風景 昆虫 植物 蜘蛛

 今日は、また寒くなり久しぶりに車で40分くらいの山間部まで出かけ、小雪の舞う中撮影してきました。

 今回は先日言っていた陽だまりの野原などで撮影した生き物たちを投稿します。暖かい日の陽だまりは春ですね。綺麗に撮れてないし、枚数が多いですが気長に見て下さい。

 

 オオイヌとフラサバのサイズ感がわかりにくいとのことでした。左の枯れ葉は10cmほどです。

 右側の薄ブルーの大きい方がオオイヌです、その右の小さいのがフラサバです、共に蕾ですが、何となく大きさが分ると思います。

 

 クサイチゴの蕾です。これから咲いてやがて実を付けます。

 

 ハリガネゴケだと思います。胞子には朔が付いてます。

 

 朔を上から見たところ。この後剥がれ落ちるようです。

 

 苔の群落の中にハハコグサのような葉に付いていた水滴、どうやってこんなにも丸くなるのかな?

 

 すぐ近くにもこんな水滴が、やはりまん丸です。

 

 さて野原の陽だまりへ移動したら、オランダミミナグサが咲きそうでした。

 マイクロで撮りましたが、なんだかシャープに撮れません。

 

 オランダミミナグサの花の中に花びらが抜け落ちたようなものがありました。

 これもよく分りませんが、面白い形をしています。

 

 ヒメウズという花のようです。下の方にアブラムシがいます。越冬したものかもしれません。

 春には羽のついたアブラムシが発生します。

 

 アブラムシがいるので、ナナホシテントウも食事に忙しそうです。

 

 ジ~っとこちらをうかがっている珍客です。むしろこちらが侵入者かもしれません。

 

 キランソウも咲いていました。

 

 ハルノノゲシです。

 

 ホトケノザではアメバチの仲間が休んでいました。彼らは狩人です。

 

 オオイヌではハナアブの仲間が訪花して、盛んに花粉をペロペロしてました。

 ちゃんと、前足(前脚)で雄しべの花柱を支えています。

 

 小さなハエです。どうやらブユのようです。私はこいつに散々な目に遭っています。

 吸血バエです。

 

 最後は3mmほどの小さな蜘蛛がいました。種類が分らないのでググってみたらErigone と出ました。

 日本には10種ほど分っているようですが、私には種名は分りません。ただ、面白いのは触指といって、昆虫でいうところの触角のようなものが、ボクシンググローブのように見えますよね。

 若い♂はここが細いそうですが、成熟すると膨れてここに精子を溜めて、♀に受け渡して交尾?が成立するそうです。ペニスを持たない蜘蛛はそうやって子孫を残すそうです。面白いですね。

 以上です。春になると忙しくなりそうです。最後まで見てくれてありがとうございました。

 

 

 

 


マクロの世界(6)

2024-01-11 17:49:45 | 風景 昆虫 植物 蜘蛛

 またしばらく間が空きました。年明け早々アデノウイルスに感染し、今も完治しておりませんが、なんと、病院に行くとアデノではなく、不明のウイルスもしくは細菌による風邪症状であり、ほぼ子供が罹る風邪だと医者は仰る。

 巷ではいろいろな病原菌が猛威を振るっているようです。どうぞご自愛下さい。

 よって、コメントの返信が遅れたり、訪問が遅滞するかもしれませんがご容赦願います。

 今回は11月終わりから12月はじめにかけて撮影したものです。すべてマイクロフォーサーズ+マクロレンズ撮影です。

 

 名付けて「空飛ぶ幼虫」、恐らくカエデの木からぶら下がっていたのでカエデハマキホソガかもしれません。知り合いの人に見せたら、「ふ~ん?」って。

 

 ツワブキにいた恐らくワカバグモだと思います。右側の眼が4個あるのが分りますよね。

つまり、合わせて8個です。しかし、ハエトリグモに比べてちっちゃいですよね。勝手な推測ですが素早く昆虫などを認識して捕まえるハエトリグモに比べて、捕食の対象や方法が違うのではないかと思っています。

 

 同じくツワブキ上のアメイロアリの仲間?だと思いますが、寒いのにアリたちはよく働きます。視力の話が出たついでに、アリは視力が弱く、嗅覚、触覚などで補っています。アリって、近寄っても逃げませんよね。ストロボ炊いても知ったこっちゃないって顔してます。

 

 キツネノマゴも寒いのに遅くまで咲いてます。水滴の中に入れ込みました。F18まで絞っています。

 

 今度は水滴の表面にピントを合わせました。手前の風景が映り込んでいます。勿論撮影者も。

 

 イヌタデ?ハナタデ?どっちかというと後者かな。水滴とコラボでやはりF18で撮ってます。

 

 深度合成してます。花全体と水滴3個にほぼピントが合っているのがわかりますよね。

 以上です。

 ほんとに今度の風邪は眼の充血から始まって、高熱、焼けるような喉の痛みが続き、この原稿もごほごほ咳しながらキーを叩いてます、夜は特に咳き込んでろくに眠れないし、眼は結膜炎で目が覚めると目やにで目が開かない、など大変です。

 今日病院の薬局でもらった痰を切る漢方薬の副作用欄にこう書いてありました「目の充血、高熱、目やにが出たらすぐ連絡すること」って・・・