森にうずくまる

写真を通して主に変形菌、花、昆虫などの生き物や自然風景を投稿します。
(チョウトンボ)

粘菌&キノコ

2023-10-30 21:31:38 | 変形菌

 気温の日較差が大きく、朝は厚着、昼は薄着、体調に気をつけましょう。

 今日はあまりネタがないので、あまり面白みがないかも知れませんが、変形菌などを投稿します。

 これは、おおよそ横10cm,縦5cmくらいの腐朽木ですが、このように茶色の小さな点にしか見えません。

 

 これを拡大すると、こんなんが見えてきます。どうもアミホコリの仲間かな?

 

 さらに拡大すると、なんだかキノコのような形をしています。断定できませんが、マルナシアミホコリのようです。でも、この写真の主役はファインダーに飛び込んできた左側のさらに小さな可愛い?ものです。これはどうやら細胞性粘菌と言われるもののようです。マルナシが挨拶しているように見えました。

 もし、このブログを見ている方で、詳しくお分かりの方がいらしたら教えて下さい。

 

 次はシロウツボホコリの未熟子実体だと思います。白くてみずみずしく、透明感に満ちています。

 

 これが、成熟するとこうなります。表面(子嚢壁といいます)が一部破れて、胞子を飛ばしていると思います。

 

 これは、標高1000mくらいの森で見つけた小さなキノコです。勝手にシロコナカブリというキノコかと思っていますが、ご存じの方がいたら教えて下さい。

 

 変形菌もそうですが、暗いところにいますので、撮影には照明が必要です。忠実な色合いなどを表現するにはディフューザーという光を調整する工夫がいるのですが、これは直接スポットライトをあててます。このキノコは種名は全く分かりません。


ヤマジノホトトギス

2023-10-27 18:01:40 | 植物

 足早に秋になり、これから紅葉の季節になりますね。森を歩いていると今年もホトトギスの花をあちこちで目にしました。よく調べると、私が良く行く森ではヤマジノホトトギスという種類のホトトギスのようです。

 100mmマクロで撮ってますが、蕾みと併せました。花柱と雄しべの花糸に紫斑点がないことが、ヤマジノホトトギスの特徴のようです。

 

 蕾みをバックに配置しました。 

 

 これは望遠で絞り開放で撮ってますが、ボケが良い塩梅かと個人的に思っています。

 

 O社のマイクロフォーサーズにC社のx5倍マクロ付けての試し撮りです。慣れていないのでピントがボケていますが柱頭に何やらブツブツがあります。美しいと見るか、気持ち悪いと見るか人それぞれだと思います。でもこれは一体なんでしょうか?

 

 これも調べてみると、腺毛体とか腺毛突起というらしいです。ホトトギスに限らずこれはいろんな植物が備えているそうですが、これには香りを出すとか、油性分が入っているとか、いろいろな役目があるそうですが、よく分かっていないそうです。

 俄仕込みの知識ですので間違っているかも知れませんが足元にはまだまだ不思議なことがいっぱい転がっています。


マクロの世界(5:露チカラシバなど)

2023-10-21 20:53:23 | 植物

 今日は当地でも寒い一日でした。帰宅してから古い画像を探したら2年前に撮った「露付きのチカラシバ」がありましたが、思い出すと、数本しか出ていない株で、朝陽もほとんど当ってなくて撮影するのに散々迷って撮ったあげく、やっぱりありきたりな画像となりました。

 なので、同じ日に撮った蜘蛛の巣などの画像を併せて穴埋め(になるかどうか分かりませんが)に投稿します。

 

 

 

 生け垣のアベリアに張ったクサグモの巣の水滴を撮ってみました。

 

 雑草についた露に朝陽が出たところを撮りました。

 

 アベリアの花にも露がついていました。

 ちょうど今頃の季節ですので、機会があればまた挑戦してみます。

 


マクロの世界(4:チカラシバ)

2023-10-20 20:31:31 | 植物

 今日は朝から雨で激しく降りました。昼頃には雨もあがると、寒い風が吹き始め季節の変わり目を感じます。夕方には夕陽が差し、近くの公園でチカラシバが輝いていました。

 マイクロフォーサーズ試し撮りです。画像はすべて逆光です。今回は容量をあまり落としてません。

 手前にチカラシバを配置、奥のチカラシバにピント。F11で絞り加減です。

 

 前と同じ位置で、F7.1です。丸ぼけが大きく丸っぽくなっています?

 まぁ、いづれも説明しないと分からないですよね(^0^)。

 


コスモス、ミゾソバに集まる昆虫たち

2023-10-18 17:33:35 | 花 昆虫

 投稿、少し間が空きました。新しく購入したカメラ(マイクロフォーサーズ)とマクロレンズの試し撮りなどで苦戦してました。

 今回はホウジャク類を中心に投稿します。容量を落としてますので少し眠い画像ですがご容赦下さい。

 ミゾソバ(だと思います。似たものにママコノシリヌグイなどがあります)に訪花したホシホウジャクです。器用にホバリングしながら長~い口吻を伸ばして吸蜜します。

 

 ホシヒメホウジャクです。先のホシホウジャクと何処が違うか良~く見て下さい。分かりにくいですよね。

 

 続いて、ヒメクロホウジャク。これはなかなか綺麗です。淡いピンクのミゾソバと良くマッチしていると思います。

 

 これもヒメクロホウジャク、モコモコしてますね。

 

 オオスカシバです。羽化したばかりは前翅にも鱗粉がありますが、最初の羽ばたきで落ちてしまいます。透けて翅脈だけになった翅がカッコいいですね。

 

 ミゾソバ(にしときます)にやってきたオオハナアブです。良~く見ると花が逆向いてます。つまり、オオハナアブが逆さに止まっています。

 

 これは最近分布が北上しているタテハモドキです。モドキとありますが立派なタテハチョウ科です。

数十年前までは奄美大島でさえ見ることができないチョウでしたが、今では九州全体で定着しているようです。写真の秋型がカッコいいです。

 

 最後はミゾソバの超拡大写真です。おしべが8本、雌しべが見えてませんが、おしべに花粉がついているのが分かります。原版では花粉の表面構造も少し分かるほど解像してました。凄いマクロレンズが出たもんです。

 以上です。