先月のこと「耳のない猫」がいると画像添付で通報がありました。
近隣のボランティアへ当該猫を知っているかを尋ねると共に、治療のため捕獲したいと協力要請をし、現場へ向かおうとしていたら…
猫さんを長年お世話している人から連絡が…
ものすごい剣幕で手出しするな!放っておいてくれ!
通院したら余命2週間と言われたそう。
このまま生まれ育った場所で逝かせたいと。
残り僅かな時間、保護をして慣れない環境で過ごすことが、猫さんにとってベストな選択とは思えませんでした。
「お力になれることがあれば声をかけて下さい」と伝え、お任せすることにしました。
通話を切ると同時に思い出していました。
10年前にも、扁平上皮癌の野良猫さんへ救いの手を出せなかった経験があります。
一斉TNRに参加していた時に出会った顔の半分が崩れていた猫さん。
TNR現場にいたシェルターのある団体代表へ「保護して下さい」と懇願しました。
怒鳴られました。
「未来のある子猫や殺処分まで期限のない命を救う方が先だろう!」
返す言葉は見つかりませんでした。
その頃は、まだまだ保護しなければならない猫で溢れていました。
とても救いきれない程に。
救っても救ってもこぼれ落ちていく命たち💧
その病に侵された猫は真っ白でした。
目を背けたくなるような様相でしたが、本当は美しい姿でしょう。
せめて見届けたいと給餌に通いました。
泣きながら鼻をすすりながら。
自分の不甲斐なさに打ちのめされていました。
半月後、白ちゃんは私の姿を見るやいなや、遠くから鳴き続け、近づこうとしたら背を向け去っていきました。
それが最後になりました。
今も夢に現れます。
悲惨なボロボロのまま。
暗い眼差しを向けて。
夢の中で私は謝ります。
まだ野良猫を無くせないの。
罪もないのに排除されイジメられているの。
今度生まれ返ったら、絶対 命の尊厳は守るからと誓ったのに。
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…。
おそらく保護活動に正解はないでしょう。
保護活動は、自己満足であり自己完結であることを忘れてはなりません。
相手は言葉を持たない動物なのだから、正しい判断などないと自戒しなければなりません。
しかし、保護をしなければならない猫を減らす“正解”はあります。
野外で生きなければならない飼い主いない猫を減らす最善策は、TNRと地域猫活動です。
もう二度と、かわいそうを繰り返さないために。
人も猫も笑顔になるための
TNR活動・地域猫活動に ご理解をお願い致します🌟🙏
TNR🐾
野良猫を捕獲し不妊去勢手術し元に戻す活動
地域猫🐾
TNR後の猫を世話することで頭数管理する市民活動
📣チャレンジTNR📣
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🌸不妊去勢手術の違い
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