「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

我が家ではロッジという山小屋には2度と泊らないという暗黙の・・・(心霊話です)

2010年07月28日 15時56分48秒 | 銀の風(霊能力・霊視・念力・霊聴・透視)
こんにちは。

暑いしね。怪談・・・・じゃ怖いから、ごめん、少しイージーな心霊話で行こうか。

主人と結婚する前、父がよく旅行が好きで、家族で色々な所に泊りに行った。オーナーズクラブって所にも、会員制の所から、国民宿舎それこそ、山小屋まで。兄さえが嫌がったのは、海辺の民宿。流石に、分からないはずの兄でも、「怖い思いをしたと言う」。一晩中うるさかったのは確かだった。

で、父は見事なまでに、心霊案件の場所を借りてくるのね。個人的に旅行って言うと、「夜眠れない日々ね」と、子供心には思う訳よ。山小屋なんて、もっと凄いのね。ほんと、靴が人数以上あった夜中にはさ、どうしたらいいか、考える方がイケテなかったし、使われているスリッパが、人数以上出ている時には、(自分は元より使っていない)、もはや、自分で考えつく事は、神様、「安眠をお恵みください」か、「温泉ピンポンでの優勝を祝福ください」しかないわけですよ。

主人と結婚して、最初の年、新婚旅行先は主人が選んだんですね。素敵なロッジで、今考えると、空恐ろしい値段なんですが、良かったんです。気を良くして、私が取った宿は、日本でのある高原ロッジ。

ロッジに入った時に、主人と感じる違和感があってね。そのロッジ周辺が、確かに「ちょっと前には、にぎわいを見せていた痕跡」があるのだけれど、何でか今日だけ、誰もいないんですよ。しかも、ロッジの人も驚いてね。予約入れて確認したのにおかしいぞってなりましてね。当然ですけれど、大きいお風呂もお湯が入ってなくて。

そもそもロッジですから、部屋別にはお風呂がついてない時代でしてね。

まぁ、お風呂入れましょうかと言ってくださって、お風呂にお湯が張られるんですが、そのお風呂も凄く冷たい水が入っていて、主人と共に、その晩、ガタガタ、震えながら過ごし、翌日からの予約をキャンセルして、他に逃げたんですね。のちに分かるんですけれど、行った時には、倒産してたんですね。

そんなんで、山小屋もロッジも辞めようって話になって、その後また10年位経って、主人と山に行こうと言う話になって、その前に母と行く事にしたんですね。やっぱ、ロッジです。

やっぱり期待通り、夜中、部屋の戸が叩かれるんですよ。開けると人はいないのもお約束です。勝手に戸が開くのもお約束です。スリッパが、入った方に向いて脱いであって、いつまで経っても開かないトイレがあるのもお約束。「お前ね、そんなに慌てるけれど、山小屋ってのはこういうモノなのですよ。」と母に言われながら、それでも一泊3万払っただけに、悔しい思いはしたんですね。けれど、母が言うんですよ。

そもそも、山なんて危険性のある所、湖なんて悲しい記憶のある所に、金払って泊りに行く事自体が悪いってね。

つうか、お母さん、私は山てっぺんの山小屋に泊っていないって。平地の山小屋だって。それこそ、これから登りに行く人か、下りてくる人ご用達場所だって。とは言ったものの、母は涼しい顔。私は寒い顔。

まぁ、それでも、山の近くでご幼少をお過ごしになった母と、私のように工場の排気ガスの中を生きてた人とじゃ話が違う。そもそも、私の子供時代の頃の目黒川は、真っ黒で汚かったし、渋谷に渋谷川ってあって、それを地下に埋めた事とか、現在の、母の近所の玉川上水をどうしたかとか、そういう記憶を持っている私と、綺麗な水の出る場所に住んで育った母とは、感性が違う。

で、ほんと、私、今までもそうなんですけれど、自分で探して着た物件、殆ど「出る」んですよ。もう、悲しいまでの的中率で。空いてないとネットでみても、念のため、電話掛けてみると、「空いてる」実情で100%素敵な案件。しかも、時折、うすら寒いを通り越して、空恐ろしい感じで、息子らビビりまくりなんですね。

もう、主人から、「ロッジに泊りたくても、山小屋風で我慢しなさい」って言われましてね。現在、山小屋風で我慢ですわ。それでも、割と自分で選ぶと出るんですよ。もう、情けないやら、何で私のお泊り検索エンジンには、心霊物件しかヒットしないのか(苦笑)、そっちの方が不思議でね。

巷に安いシステム、あるじゃないですか。あれも、一通り検索して泊ったんですけれど、自分が選んだ時は、幾ら宿の評判が4.5以上であっても、もう信用できないし、既にうちの人の信用失っていますね。うちの子供達、それでも、結構幽霊物件に耐性がついているんですけれど、それを通り越すうすら寒い物件に出会ってしまうので、もう私は宿探しは辞めました。一応、泊り宿は、主人が代わりに調べるとなっていて、その中の、不文律には、

「我が家では、山小屋に家族で泊りに行かない」

とはあります。

主人が見つけると、瑞祥死ぬほどあります(涙)。



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