こんばんは。
夢で出てくるシーンに何度かこんなことがある。
ある電話を取ると、必ずこう尋ねられるのだ。
「住野さん、いますか?」
「住野由美子さん、いますか?」と。
もう、20回以上は、夢で見てる。
大体、ウチの電話をなんだと思ってるんだろう。
今日は、夢で、幽霊と乱闘騒ぎしてる時に掛かってきた。
電話なんて取ってる場合じゃない。
なんせ、物置場から声が聞こえるどころか、物置場で誰かが独り言を言っている。
他に、喧嘩をしようと言う奴に、オモチャの剣を幾つか見せて、どれで戦うか尋ねているのに、そいつは、延々、剣が光る、光らないで悩んでいるのだ。
戦い場は、暗闇である。お前が光ってたら、敵の格好の餌食だろうよ。
そう、クドクド相手に言うが、聞いちゃいねえ。結局、ハンデをつけて、わたしはダガーを取ったのに、なんてこったい、戦う際に、そいつは、光る剣のスイッチをいじってて、
ダガーのわたしに、あっさりやられたのである。涙。
他に、懸命に、凄く冷たい死体の手で、掴んでくる奴もいる。ひやっとしているが、既にわたしの夢では、お馴染みである。驚くことじゃない。
で、奴らの子守をしてる際に、電話が掛かってきたのである。
「住野由美子さん、いますか?」
わたしは、丁寧にいないこと、もし、ここをあなたのご亭主系の男系家庭と思うならとか、住野さんのストーカーなら、と、様々なシーンに合わせて、電話をする場所を伝えた。
弁護士だったり、警察だったり、心療内科だったり、占い師に掛けた方が良くないか?いないんだよ、住野さん。そもそも、誰よ。知り合いにいないんだから。
で、死体の手がうるさくなってきたので、電話は失礼し、
死体の手の奴の頭髪を掴んで引きずり倒し、頭髪を剥がしてやる勢いで、振り回した。
残念ながら、頭髪を剥がす経験はないので、髪の毛もリカちゃん人形並みにあり、結局、一本背負いして終わった。相手は、倒されてから、急に態度が弱くなり、冷たい手を両方合わせて、ごめんなさい系である。
ごめんなさいは、やる前に言え。苦笑。
ところで、そう言えば、電話の確認って、随分見る夢だなと思いつつ、メモを見ると、20回以上は住野と書いてある。
かなり、ロングランであるが、頑張って、電話したまえ。
きっと、納得するまで掛けるんだろう。掛け続けるんだろう。
別に、乱闘中でもいいよ。構わないよ。
ただ、思うに、弁護士に行った方が良いとは思うけれどさ、まあ、知らんわ。
と言う夢さぁ。
いつまで、電話あるんだろう。
朋