どうしておいでだろうか…

昨年夏、夏休みに遊びに行った陸前高田。
そこで立ち寄ったお店で見かけた下駄。
写真には写っていない緑の鼻緒の下駄購入。
緑の木綿の着物に合わせて履くんだもん♪
と浮かれていた。


緑の木綿着物を着る機会が来たのはつい先月のこと。
(試験対策で着道楽は封印していた、こともあって)

そう、３月11日の地震以降。

都内に行くし、電車にも乗るし、寄り道するお店も多いから、本当は下駄履きじゃないよね～

は、百も承知。

だけど、私はこの下駄を履くんだもん！
だって、陸前高田の地で生まれたこの下駄を今、履いてこそ意味がある。


誰になにを言われても、履くのだ。


一日履いていても、痛くなかったよ。
良い下駄だ。
本当に良い下駄だ。
町中を履いて歩き回っても疲れない下駄をありがとうございます。
一日履いて残念なのは、街のアスファルトに負けて、減ってしまうこと、かな。

作ってくれた職人さんに感謝。
陸前高田市気仙町の菅野孝一さん
ご無事でおられますか？
あなたの下駄をまた購入したいです。
あなたの工房での製作が再開されることを願っています。


この記事は、宿六が偶然撮影、保存していた画像を
掘り起こしてくれたから、書けました。
宿六にも感謝。