ねこしゃんのお勝手の話

ゆるゆる なんとなぁく 更新中

久々の積ん読日記

2009-07-17 06:12:09 | 積ん読日記
この本、著者は中高生、とくに女の子に読んで欲しいと
某公共放送のラジオで言っていた。

西原理恵子 著
この世でいちばん大事な『カネ』の話
理論社出版


元女の子のねこしゃん、読んでみました。




言葉遣いは平易で子供むけでした。
が、
西原さんが経験した幼い日、若き日の
『戦い』の話は辛辣で、子供だけが読んだときに
その脳味噌で咀嚼、嚥下が出来るだろうか…と
ちょっと心配になった。
ま、賢い小学高学年女子や中高生ならいけるかな…

書かれている内容は深く、
生きていくために必要な腹のくくり方、
お金とのつきあい方、
お金を物差しにしてのものの捉え方が示されている。
そして、もちろん金を稼ぐのは、しんどいこと、
だけど、そのしんどさがなければ自由はないんだ、
ということが書かれてます。


ちなみに我が家の与太郎(爆)にも読ませてみました。
彼は西原さんの若き日、予備校時代の『最下位での戦い』で、
「辛すぎる」、「こんな戦いをするかも、と思うとコワい」、挫折しました。



ただ、もう少し大きくなって、自分が『戦う』ことが近づいた頃
もう一度、読んでみたいそうな。



読むかな…(爆)

いろいろ考える…

2009-05-16 08:31:53 | 積ん読日記
積ん読日記でも…と思ったんですが
昨日、娘を園に迎えにいく途中、捜し物があってあるお店へ。


季節が変わり、品物が入れ替わり、ウロウロキョロキョロ探していたら…

お巡りさんに連れられた女の子が三人、パトカーに乗せられるところを目撃…。
泣いている子もいたが、明らかに迷子の類いではない空気がありあり…。
おもしろ半分でやらかしたことなんだろうなぁ…

とはいうものの、私は若い子の、いや年端の行かない子の悪さは
しっかり正さないといけない、と思っているタイプなので
そんな光景を目撃してもなんとも思わない。
が、中途半端に人権派を名乗るヒトはうるさいんだろうなぁ…


で、この画像の本。
香山リカ
なぜ日本人は劣化したか講談社現代新書

わりと読みやすい内容でした。
耳の痛い内容もあらましたが…
うーんと分かりやすくいうと、いまどきの人達は
『堪えること』
『先のことや周囲のことを想像する』の力が
低下しているのではないか、といったことが書かれてます。
その原因に関しても、いろいろ考察が書かれていました。

さて…
目撃したあの現場から思うのは、おもしろ半分でとった行動を『堪える』力もなく、
おもしろ半分でとった行動がどんなことを招くのか
『想像する』力が足りなかったのかな…てとこかな。

なんてことを言っていると壁打ちテニスでね…
あと数年であの女の子達の年齢になる我が子。

我が家でも『堪える』こと『想像する』ことを、培っていかなきゃなぁ…

ショックなニュース

2009-04-21 13:15:56 | 積ん読日記
雄鶏社、破産に朝の新聞で知りました。

(URLは、帝国データバンクの記事。リンクしてないです)
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3004.html

編み物歴20年のねこしゃん。
最近では毛糸の編み物以外にも、麻紐の結び工芸、裂き編みなどと
紐状のものを使って遊ぶ(爆)私にとって、
雄鶏社出版の書籍は参考図書のひとつであった、いや、今もである。

幼い頃、若い頃、そして主婦な今、限りあるお財布から、
どのガイド本、デザイン本を買うか、はある意味、かなりガチな選択。
我が家にも、当たり前のように雄鶏社の本が本棚に並ぶ。

このご時世、趣味にかけるお金は減る、
ましてや、編み物人口も右肩上がりではない。
書籍そのものの売上もそう伸びない。

とはいうものの、こういった得意分野を持つ出版社が危うくなるのは、
あまり良くないことのように思うんですよ…。

編み物、手芸という趣味、特技の分野を支えていた訳だから
それがなくなるのは、どうなんだろう…

手から何かを作り出す文化、楽しみが途絶えてしまいそうで、コワい…


ちなみに…
手でものを作ることを素材を販売する側の方の見方がこちらに…
→http://blog.livedoor.jp/fuji1035/
メーカーのバイヤーさんのブログです。
毎度のこと、リンクしてないです。
コピー&ペーストでお訪ねください。

積んどけなかった…積ん読日記

2009-02-22 23:13:07 | 積ん読日記
出版:幻冬舎
著者:松野大介
タイトル:アイドル、冴木洋子の生涯
(出版社のサイトに行きます)

何の気なしに手にとって一気に読んでしまいました…。
面白いです、恐いです。
笑えるような中身ではありません。
面白いほど引き入れられるって意味です。

正直、強靱な精神状態の時に読むことをお勧めします。
気分が落ちているときに読むと、ダメージでかいです。


なんというか…
テレビの世界、テレビというものの見方が変わります…
現在、テレビ好きではありませんが、その昔、テレビっ子でしたから
テレビの世界に騙されていた無垢な頃を思い出します。
てか、フィクションだよね?フィクションだよね!ね!?
と、問いただしたくなります。

さすが、幻冬舎。
らしい本だわ…。
さすが、だわ…。

著者のタレント時代をリアルタイムで観ているだけに、なんともはや………ただただコワい。

著者の他の本の存在を新聞の書評欄で目にしたことがあるし、
ラジオのブックガイドで耳にしたことがあるから(もちろん、悪評ではない)
機会があれば読破したい、て思っていました。


いやぁ…なんでしょう。この引き込む力の強さは…。
そしてこのリアルな怖さは…。
いっときのアイドル量産期ほどじゃないまでも、
『アイドル』と名の付くタレントさんは量産されます。
最近では『ゲーニン』とか『〇〇キャラ』なる物珍しく思える新たなタレントさんまでも量産。
量産して常に飽和?飽食状態。テレビという器はいつでも溢れそう。
そんな現状を表からも裏からも見せつけられているみたいで、あなおそろしや~

しかし…
この本を読むと、テレビを作る世界とは何のために存在するんだ…?と問いたくなる。

ま、私はいつ無くなっても困りませんけどね…。
松野さんの本、他のもこんなにエネルギーを要するのかな…
手にするの、躊躇するんだけど

案外はずれてないじゃん~♪

2009-02-16 10:28:59 | 積ん読日記
これが『積ん読』になるか
『ものつくり』になるか、ビミョーな感じですが…。

粉をこねて、食べ物を作る(なぜパンと言わない)ことに
ハマりつつあるねこしゃん。

週末は図書館へ…の安上がりな生活習慣が定着しつつあるので
毎週(もしくは隔週)書架を物色していますが、見つけました。
おもしろそうな本♪

まだちゃんと中身を読み込んでいないし、
実際に作ってもいないんですけど、
基本のパン生地のレシピを見たら…、
あら、我が家の今川パン(いつからその名だ!)と大して変わらないじゃない~♪

手で成形するから、水分量が抑えられているけど
なぁんだ~、案外うまいことやっていたじゃない~♪
と、やや天狗になりかけているねこしゃん。


今度はフライパンや土鍋でパンを焼いてみようかな~♪
(かなり調子こいてます・(爆))


おやつのバリエーションが増えるかな~

出版:文化出版局
著者:祐成 二葉
タイトル:オーブンのいらないパン
(アマゾンに行きます)