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ねこってdeふぇっと

ほんのり、ぽんやり

世代交代

2022-05-29 15:44:27 | ふと思った日々のこと

お世話になっている生命保険の営業さんから連絡があって、

「実は、私、辞めることになったので・・・」

 

若年期は入っていてもほとんどお世話になったことがなかった保険会社。

夫が亡くなった折、関連のあったのは大手2社でした。

その時に同じように営業さんと関わりがあったのに、1社はほとんど無干渉、もう1社は頻繁に連絡をくれていて

今回辞めるのは、その後者の営業担当さんです。

 

無干渉1社には私の生命保険もかけてあったのですが、担当が辞めてもこれまで連絡をしてくれませんでした。

大手の保険会社ってお高いけれどなんとなく続けてしまっているのは、担当さんがいる、という点が心強いということってないのかしら?

あまりにも頻繁に連絡されるのも面倒ですけれども。

少し尋ねたいことがあって連絡先として戴いていた携帯番号に電話したら、もうすでに退職している営業さんに電話がつながってしまい(個人の番号だったのねぇ)

「あらやだ、私もう辞めてるんですよ」なんて言われて面食らって。

なんだこの「担当者制度」って、形骸化してんじゃん、って思って。

結果として数年前保険の見直しをしたときに、無干渉社でかけていた保険、連絡くれる営業さんいるほうに掛け替えしました。

大手のお高い保険料を払うのは、担当がはっきりしていて何かあったとき未成年たちでも対応がとりやすいように、の配慮もあってのことだったから。

・・・とはいえ、子どもたちが独立したら、また見直しはする予定なんですけどねー、やっぱりお高いのだもの。

 

話がそれました。

辞めるという営業さん、実は同じ学年の方でした。

彼女は離婚してのシンママで、子どもの年齢も同じで話も悩みも共感しやすくて。

だからまぁ、彼女が引退するまではお付き合いできるよな、って思っていたのですが、

なんと、この度再婚なさるとのことで、引退となったそうです。

すごいなー、この年齢で結婚とか、私はもうしたくないなぁ、でもおめでとうございます、ってお別れしました。

 

その彼女から「次にちゃんと引き継ぎますね」と紹介いただいた新しい営業さんと、先週お会いしました。

私、郊外住みなのですが、わざわざこちらのエリアまで出かけてきてくださいました。

(ありがたいけど、交通費だけでもすっごいお金かかってると思うわー、それ以上に儲けているってことですよね苦笑)

たぶん、新人さんじゃないかな。お肌ぴちぴち。

頼りがいはないのかも、でも生真面目そうに一生懸命説明してくれたから、まぁいいかー。

 

という新しい出会いにしみじみしていたら、今度は、長男の介護プランを作って下さっている福祉関係の方からも

「実は私・・・」

この方は私より少し年上の方なのですが、お話しやすくてとても素敵な方で。

次の方、ちゃんと探しますからね、っていう言葉に、お願いしますってお答えするしかなかったけれども、これから関わりがなくなることが、とても残念。

 

何度も話をしたことのある、生活に関連する人たちの退職に、「定年」という言葉を意識してしまいます。

親しく思う方って同年代に多いから、これからあちこちにこういう世代交代を感じさせられるのでしょう。

 

そういうお年頃だよね、って思いつつ。

退職する福祉関係の方、ナイショだけれどね、の枕詞つきで、別施設で別職種で働くのよー、って仰ってました。

家事ごとであれ、社会であれ、必要とされている感って、やっぱり嬉しいものですもの。

私自身は、新しい職場(!)があれこれ混沌中 笑 で翻弄されておりますが、

いやしかしね、

年のいった新人さんたちの驚くべき対応も、

それに対するボスの動きも、

私、どことなく俯瞰的に面白がっているのですよね。

若かったらきっと、憤怒するだけで終わっていたのかも。年の功とはこのことか?!

 

玉置泰子さん(90歳台の某企業の総務部長さん)のお話を読みながら、

体が健康なのであれば、「定年」は死語になっていくのかもなぁ、なんて思い始めています。

 

さ、そのためにも。とにかく元気&健康が大事!


始動開始

2022-05-22 18:35:34 | ふと思った日々のこと

※薔薇、ダークマターへのコメントありがとうございました♪
※お返事書きましたので、よろしければ読んでやって下さいm(_ _)m

 

まだまだ感染者がいるとはいえ、「Withコロナ」が当たり前に感じられるようになったこの頃。

老親と障害者というハイリスク者が身近にいるが故に、かなり慎重に人混みを避けて暮らしてきました。

まぁそれができる環境・仕事でもありますしね。

しかし、コロナ禍になり、家に閉じこもりになって、いよいよ私ははっきりと気づいたわけです。

 

私、音楽も落語も美術館も大好き。

でも、ね。

いわゆるWebでの美術鑑賞、Web寄席、コンサートにはあまり食指動かなかったのです。

本当にこれらが好きなら、動画見たって楽しいと思うはず。。。

 

ってことは、

ホール内部やホワイエ、いや、ホールに着くまでの電車やバス、周囲の風景に至るまで、

その過程や雰囲気含めたもの、それを私は「好き」なんだな。

 

ならば。もうそろそろ、始動開始、したくなってきた。

 

で。

この週末はこちらへ・・・

 

お詣りが主眼ではなく、今日の本命はこちら。

 

 

何度も訪れたことのある楠公さん(なんこうさん、湊川神社のことを地元民はこう呼びます)ですが、能舞台の殿中は初めて。

中に入ると檜かしら、ほんのりと木の香。

落ち着きます。

コンサートのホール(小)ほどの大きさはないですが、200席ほどだとのことです。

ここにぎっしりと人が入っていました。

 

この満員御礼は、鶴瓶さん効果!って三ノ助さんは仰っていました。

でも私は二葉さん目当てでしたけどね 笑

二葉さんのあの甲高い声は好き嫌いあると思いますし、独演会だと声が通り過ぎてちょっと耳がつらいかも、と思いますけれども、

二葉さんの落語は、とにかく子どもが可愛らしくて、そしてでてくる女将さん方が妙に色っぽい。

そんなところが好みです。

 

演目は「真田小僧」「阿弥陀池」「鯛(桂三枝 創作落語)」「妾馬」

どれもよかったです。

ただ、鶴瓶師匠の声が通らなくて。

でも折々笑っている方もおられ、自分の耳が悪いのかと焦りました、が、同行した20代も「聞こえへんかった」と言っておりました。

マイクの位置が悪かったのかしら。

実は開演前にお社にお参りしたら、師匠がとととっと出てきておられて、参拝客との記念写真に笑顔で応じていらっしゃって。

でも顔色がちょっと悪いのかなぁ、なんて見ていたので、師匠、体調が悪いのでなければよいのだけれど。

超売れっ子でお忙しくていらっしゃいますものね。

この神社の公演のすぐ後に京都で一席あるとも聞きましたし。

永らくお元気でいらしてほしい。

 

和のものを鑑賞した後にはどうにもやっぱり和菓子が頂きたくなります。

しかしまだ「混雑」に突っ込んでいく勇気はない。

なので、エキナカにある「御座候」で、このシーズンから出始めるわらび餅をゲットいたしました。

 

「御座候」で通じるのは関西人だけですよね?

いわゆる「今川焼」「回転焼き」って言われる、あれです。

あれを主商品にしている姫路の銘店があり、店の名前がずばり「御座候」なのです。

帰宅途中の乗換駅にこちらの直売店があり、通過のついでに買いました。

 

ここのわらび餅はもっちり具合はあまり濃くなく、しかし寒天よりは粘りあり、という感じ。

品の良いさっぱりとした蜜と、砂糖の入った黄な粉がちょうどよい甘み♪

 

もちろん看板商品の「御座候」本体も数個包んでもらいました。

店でその場で焼いていて、いつ買いにいってもほかほか!

わらび餅も食べたのにやっぱりつまんじゃいました。太るぅ💦

一度に食べられないので、残ったものは家に帰ってから速攻冷凍保存です。

これは明日以降に頂きます。 たのしみ♪

 

 

「お能の舞台」を間近で見て、なんだかわくわくしました。

今度はわからないながらも「能」をこの場で見てみたい。

こういう場所が近くにあるのだものね。

行きたいと思ったときに、行かなくちゃ!


花の写真たて

2022-05-08 13:11:20 | ふと思った日々のこと

hiyokomameさんに頂いたコメントで思い出したのですが。

同じサイトの作家さんには今年初旬、夭逝した高校時代の友人への供花代わりにとフォトスタンドを作って頂いたのですよ。

これもまた、素敵でしたので紹介します。

 

ご夫婦はどちらも高校の同級生。数年前にお互い再婚で結ばれたのに・・・涙

とても友人の多い二人だからお花はあちこちから届いていて、部屋に溢れている様子がFaceBookでわかったのですが、

気持ちとしてお花を贈りたかったのです。

でも残された夫くんはお仕事超多忙な人だし、お手入れあまりないもののほうがよいのかも、と友人2人と相談、

亡くなった彼女と一番親しくしていた友人がデザイン等作家さんとの打ち合わせ窓口を担当し、お贈りしたのが写真の品。

 

 

上下2つの写真で1つ。つまり、表裏で見えるお花が違う、という作品。

バラの面を飾るのも、ミニヒマワリの面を飾るのも、その時の気分でOK。

カバーがあるから汚れてもすぐに拭き取れるし、立てて置いても壁に掛けてもよいので場所を選ばない。

これは、なかなか面白い趣向だな、と思いました。

 

そういえば。

私たちは、アイドル系美人の彼女は絶対「ピンクの薔薇」が似合うよね、と言い合っていたのに、

夫くんは「夏生まれで元気な彼女に似合うのはこっち!」ってヒマワリの面に笑顔満載の彼女の写真を入れて、

常に飾って下さっているらしいです。

 

夫くんのFaceBookに掲載される写真の片隅にこのスタンドが映り込んでいるたび、密かにあら♪って気持ちになる私です。

仲良し友人の花選びのセンスがGJだったお話でした。

 


プリザーブドフラワー

2022-05-07 12:25:56 | ふと思った日々のこと

親しくしていた叔母の急逝から、もうすぐ1年経とうとしています。

コロナ禍、居住地がやや遠い(車で4時間半くらいかしら)ので、弔問にも伺えず、

せめてもの気持ちを伝えたくて、何かを贈ろうと考えていました。

 

去年は生花とお菓子を。

今年もそうしようかと思ったのですが

叔母とともに叔父や祖父母の祀られている立派なお仏壇がある叔母宅には、もう誰も住んでいません。

近所に住んでいるとはいえ、従妹だってそう頻繁に訪れることは大変でしょうし、

かといって従妹宅はマンションのうえ、猫飼いなので、あまり大きなお花を贈ると迷惑かもしれない・・・

 

なんて考えて、プリザーブドフラワーでブーケを作って頂くことにしました。

 

白・黄色・紫、といういかにも仏花っぽいものではなくて、

叔母のほんわりとしたイメージにそぐった、暖色系で作ってほしいです、とリクエストして

こんな感じでいかがでしょう、と頂いたお写真がコチラ。

 

これにカスミソウを加えるかどうか迷っているんですけれども、どうでしょうか?と製作者サン。

そのご提案に、うーん、カスミソウかぁ・・・確かに可愛くなりそうよね、でもなぁ、どうかなぁ。

少しばかり悩んだのですが、このままのシンプルな感じのほうがいいです、とお答えしました。

流石に一周忌、「華やか」にはまだ早いような気がして。

 

幅12〜15cm高さ25cm位とのことで、

マンションの従妹ご自宅に置いてもらっても、ご実家の仏壇に置いてもらってもちょうどよいサイズなのかな。

 

 

ガラスドーム入りではないので、埃もかぶるでしょうし、数年で色褪せもあると聞きます。

でもその年月が経ったころ、もう少し華やかなものに差し変えていただくというのも楽しみになるのかも。

 

 

注文先:花モーヴ さん♪

とても素敵なものが出来たので、自室用にも欲しくなりました 笑

 

 


リメイク

2022-04-24 10:53:04 | ふと思った日々のこと

大雑把な性格をしておりまして。

几帳面であれば避けられたであろうアクシデントに見舞われることもありましたが、

「ま、なんとかなるって♪」的脳天気さで救われてきた一面もあります。

収支トントン、ってところでしょうか。

 

そんな私ですが「何かを作る」ということが好きなようです。

もちろん大雑把が作るものだから大雑把な出来になってしまうのですが、

そこはまぁ、自分で使うものであれば問題はありません。

 

いつぞや、色合い、風合いがとても気に入ってスヌードを買いました。

麻素材の夏場前後に使えるタイプのものです。

ところが、いざ使おうと思うと、なんというかもっさりと重たい感じがして

「うーん、ちょっと使いにくい」って敬遠をしてしまいます。

 

手元にあるのだけれど、好きなんだけれど、でも使えない。

そういうモノって邪魔ではあるのですが、気に入っているだけに、捨てるにも忍びなく、

かといって今時の人たちのように「メルカリ使って売っちゃえばいいじゃーん」って

便利な事業をホイホイと使える技術もなく。

 

そうしてそのままタンスの肥やしになっていたスヌードが、本来活躍すべき季節がまたやってきました。

 

うん。

やっぱり使いたいよね、これ。

 

使いにくい理由は「もっさり」

つまり、夏のスヌードとして使うには、幅が広すぎて重たいことが原因だと思いました。

 

正直、既製品に自分で手を加えるだなんて、そんな勿体ないことできない!

だって手仕事にそんなに自信ないし。

でもどうせこのまま置いておいてもそのまんまだし、だったら。

 

FaceBookでつながっている元仕事仲間のHさんはリメイクの達人で、

和服の帯だの半襟だの、ありとあらゆるものを自作して上手に生活に取り入れておられて。

曰く

「いいのよ、失敗したって。だっていろいろ工夫すること自体、楽しくなぁい?」

そんな彼女にもよい影響を受けました。

 

やってみようじゃん♪

(と思える精神の余裕があるコトもまた嬉しいですよね)

というわけで、スヌード、チョキチョキ切って、三分の二の幅にして、ミシンで切り口の始末をしてみました。

結果。。。うん、これなら使えるんじゃ?

という感触。

 

久方ぶりに出した60年物のミシンくんはちょっと調子が悪くて、縫い目があまりキレイではありませんが、

ま、そんな細かいところまで注目する人はいないでしょ😊

と、大雑把さ大爆発の代物ではありますが、この初夏に活躍できそうです。

思い切ってよかったわぁ💕