ねこってdeふぇっと

ほんのり、ぽんやり

狷介不羈 もしくは マイブーム(食 令和6年1月)

2024-01-28 15:04:04 | うみゃい♪なもの

けんかいふぎ:自分の意志を固く守って、何者にも束縛されないこと。

無理矢理に四字熟語を探してきました笑

自分ではあまりこだわりはない方だと思っていましたが、実はそうでもないのかもしれないなー、なんて思う今日この頃。

ほぼ一人暮らしとなりました。
20代と暮らしていると、生活をそちらに合わせてしまいがちでした。
が、自分本位で生活をしても許される環境になった今、いろいろ小さな変化が出ています。
中でも、食べることが一番大きいかもしれません。

まず、なんといっても作る量が違う。
「待たしているから早く作らなくちゃ」なんて気持ちもまったく不要。
仕事帰りにふらりとスーパーに寄り、赤札になっている食材をみて、あ、これ食べたい、って思ったらそのまま買って帰って調理でOK。
肉じゃなくても、油を使わなくても全然かまわない。

あー、なんてお気楽。

そして、今はまだ働けているから、ちょっとだけ高価なものでも「食べたい」と思ったら食べちゃっていいや、なんて割り切りを始めました。
だってそのうち、塩を減らせ、だの、卵はコレステロールが、など年齢とともに健康上の食の制限が入ってくるのだろうし、
それとも働けなくなって収入が減ったという理由で買うことができなくなるのかもしれないし、
だったら、出来ることは出来る内に、じゃないですか。
全体的なバランスは考えなくっちゃダメだって注意をした上でなら、我慢をしない、贅沢な毎日を過ごすせばいいのだ!なんて。

そんな私が最近はまっている、今まであまり使っていなかった食材。
アンチョビ・にんにく・ブラウンマッシュルーム・縮みほうれん草 の4つ!

大口叩いた割に、大して高級でも珍しくもないですね笑

生にんにくをオリーブオイルで炒めて、そのあとこれらを追加して一緒に炒めたおかずが大好きです。
ほうれん草は入手できないことも多いのですが、茹でブロッコリーに変えてもすごく合う。
そろそろ新じゃがが出てきたので、ダイスカットして茹でてこれらに混ぜたればかなり腹持ちのよいおかずになるし、
そのままパスタを投入するなら、ご飯さえも不要です。

材料さえあれば毎日でも大丈夫かも!

縮みホウレンソウはミキサーかけて、ジェノベーゼソース風に使うのもありらしいのですが、
彩色は似ていても香りはバジルほどじゃないので、面倒臭がりの私はそのままで食べることが多いです。
甘いです。
ただ、軸に筋があることがたまにあって、歯に引っかかるのがなければいうことないのに、と思っています。
ブラウンマッシュルームは丸のまま、オーブンで焼くのも好き。
一時期流行した「ぎゅうぎゅう焼き」に必ず入れる。
にんにくも丸の粒のままフライパンで焼くことがあります。
調理の手を抜いたって食べるのは自分ですもん♪
ただ、翌日人に会う日にこの料理は戴けませんが。

問題があるとすれば、アンチョビ。
瓶詰も缶詰も、それなりにお高いのはネック。
嵌って以来、近所にあるスーパーでどんなものが売っているのか調べてみたりしています。
我が家近辺にはあまり種類が売っていないです。
缶詰のほうが若干お手頃なのですが、量が多いので手に余るのですよねぇ。

で、あちらこちらでチェックしたところ。
なんと、KALDIさんで「チューブ入りアンチョビ」なるものを発見しました!
これなら、好きな分量だけ使えるのじゃないかしら!

・・・とはいえ、チューブ入り生姜について、やはり生の方が好きかもー、って買わなくなった自分です。
使ってみないと好悪はわからないところ。


アンチョビやらコンビーフやら。
これがないと暮らせないなんて食材ではないのに、
なんとなくふと「あの匂い、独特さ」を口にしたい、って思ってしまうのですよねぇ。
なにが要因なのでしょう、不思議。

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鍵穴復活

2024-01-21 11:12:00 | ふと思った日々のこと
昨日、帰宅して玄関の鍵を開けようとしたら。

ん?
何かいつもと違う。

すっと入っていた鍵が、ガタガタと引っ掛かりながらしか入らない。

なんでやー⁈
鍵、曲がったのかしら?

差し込みさえできればちゃんと回って開けることはできてひとまずホッ。
とりあえず予備の鍵を持ち出してきます。
これがスッと入るのなら鍵のせい。

しかし、やはり合鍵もガツガツと引っ掛かりながらしか入ってゆかず、
あー、これは鍵穴側の問題だわね、と判別する。

頭の中は何をどうすれば良いのだっけとぐるぐるします。
開閉はできるから猶予はあるとはいえ、本格的に壊れたら洒落になりません。
うちは集合住宅ですが、入り口エントランスのキーと個人宅の鍵は別のものなので、最悪、鍵本体を取り替えるとしても自宅だけの問題のはず。
とはいえ、どこに話をすれば?

まずは管理人室に問い合わせかなーなんて考えたのですが、回りが悪いのだから潤滑油入れてみるのもあり?と気づきました。
551とか556のような一般的な潤滑油は鍵にはNG、という話は聞いたことがあったので、とりあえず手持ちのものを使うのはやめて、ホームセンターに行って「鍵穴専用」と書いてある潤滑剤を探し出します。
お代金600円くらい。

油というより粒子で滑りやすくするものらしい。
カシャカシャカシャとスプレー缶振ること30回、鍵穴に向けてシュッシュッ💨💨

…… よっしゃ!
見事、すっすと出し入れできるようになりました!

あーよかった。
鍵を取り替えるとなったら数万円飛ぶものねー。

この家に入居して7年目。
鍵は入居時、新品に取り替えたはず。
でも鍵の油切れは早ければ5年くらいから起こることがあるという記事もありました。
今までこういう状況になったことはありませんでしたが、それはたまたまだったのねー。

なんとか対応できて、よかったよかった、って話でした😊


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奈良再訪

2024-01-15 10:22:48 | お外遊び

2024年最初の投稿。

みなさま、今年もよろしくお願いいたします。
 
数ヶ月前から決まっていた「行くぜ!奈良!」
当初、前泊しようかしらとも思っていましたが、存外日帰りできそうじゃん、猫も心配だし ということで、早朝の電車に揺られて再度古都に足を踏み入れました。
 
昼過ぎから用事があるので今回観光できるのは4時間ほどかしら?
毘盧遮那仏さまにお目にかかろうと思っておりましたが、まだ松の内(関西圏は15日まで松の内なのですよ) ならばやはり神社⛩️優先ではと、足を向けたのは世界遺産 春日大社 です。
 
近鉄奈良駅から参道にでて、歩く歩く。
てくてくてく、、、思ったほど人はおらず、しかもたまに聞こえてくる言葉はほとんど(多分)韓国語でした。
もしかすると日本人は私のような一人詣も多く会話する相手がいないから、団体ツアーの海外の方の言葉ばかりが聞こえてきたのかもしれませんが。
 
一の鳥居を入ると右手すぐに松の樹。
能の舞台に描かれる松のモデルだったはず。樹齢はいくつなのでしょうね。
とにかく歴史を感じる多数の灯籠、見上げるしかない松並木。
丁度鳥辺野で鹿寄せのホルンが鳴って、鹿たちの耳がピクンと立ったと思うと、あっちからもこっちからもトットットと小走りで参道を横切っていきます。
ああ、のどかだな。
 
 
年始から精神の洗われる日常外の風景に包まれて、参道歩いただけでも「来てよかったな」って思いました。
 
二ノ鳥居を通り越し、松と土と苔とばかり(あ、そして鹿も茶色い)、その侘びた色合いから一転し、朱色の本殿へ。
 
 
御朱印を頂いたら、特別拝観の領域に入場させて頂きました。
ご神木の立ち姿に圧倒される・・・抱きつきたい←やってはイケマセン💦💦
 
 
 
他にも見どころは満載。
一つの宮ごと、手を合わせてゆっくり回ります。

記念に、と手にしたおみくじは焼き物の白鹿が咥えているもの。
中身は末吉といまいちでしたが、気をつけて1年過ごしましょうね、というご忠告ですのでありがたく承り、社に置いて帰りました。
 
 
若宮神社にも行きたかったのですが、友人との待ち合わせ時間が近かったので、
水谷神社をお参りし、そのままバス道まで裏参道を下ります。
 
 
鹿と共存の地域ならではの標識をついパチリ。
 
奈良在住の友人と合流し、ここまで来ちゃったんだからついでに東大寺も寄っていく?てな気軽な感じで、東大寺へ。
 
 
山の中の春日大社とは違い、東大寺は「広々」という感じで開放感があります。
 
なんというかもう「威風堂々」って感じですよね。
偉大な金剛力士様方の立ち姿、もうこれ見ているだけで数時間この場にいてもいいかもしれない・・・苦笑
うん百年も前にこんな建物や像を木造で建築してしまう、その技術力にタメイキが出ます。
 
 
 
二月堂まで行って、お茶屋で甘酒でも戴きたいなー、って気分だったのですが、時間が足りなさそうだったので、
二月堂と毘盧遮那仏様御前は次回まで我慢することにして。
 
奈良駅方面に移動、でも途中のカフェで足が止まる。
入り口にぽつんと「営業中」の小さな案内。
見た目はちーっともカフェじゃないような、そんなお店。
 
↓ こちらの素敵画像は食べログに投稿されている方のものをお借りしています。
 
なんでも昔、細菌関係の工場があった場所の事務所跡地をカフェに改造して営業なさっているところなのだそうです。
だから入り口は「会社の入り口」そのまんま。
木造のとても風情のある建物で、しかし冬場は隙間風あって少々寒いのかな? 膝掛けを提供して頂き、不都合は感じませんでしたが。
「明治村」だとか「大正村」だとかいう保存施設があるけれども、そういった場所に行ったような、タイムトリップしたような感覚で、
お抹茶と和菓子(今回は白玉入りのおぜんざいでした♪990円税込み)を戴いてもう大満足。
たまたま通りがかりにふらりと入ってみたのですが、雰囲気もお味もとてもよろしかったです。
あとでネット検索してみたら予約して入る方も多いような場所だったみたいで、私、運がいいのかも?!
 
奈良のカフェって必ずといっていいほど「抹茶」「大和茶」「ほうじ茶」がありますよねー。
 
 
で・・・そのあと、JR奈良駅までバスで戻って、軽くお昼ご飯を食べて。
 
一番の目的は実は、高嶋ちさ子さんのコンサートだったという、そんなオチです😊
 
何故に奈良なの?というと、一緒に行く友人が奈良在住だったことと、大阪・神戸・京都はチケット完売で入手ができなかったから、なのでした。
しかしこちらにも強運を発揮、ど真ん中、真ん前にちさ子氏が立っているそんな席次でした。すごい!
 
コンサートはとてもわかりやすく楽しく、ちさ子氏、あの話術はスゴイ。飽きさせない。
チケットSold Outしちゃう、その理由がわかった気がしました。
 
バイオリニストとしての腕前はどうよ、という意見もあるみたいですが、
しかし、音楽家もエンターテナーであるのだから、こういう演奏家がいらしても全く問題ないよね、って思います。
どんなにお上手でも、来ていただいてなんぼ?ですしねー、バイオリンに興味を持ってもらうこと自体がとても大切なことですもの。
 
楽器のソリストで、伴奏はピアノのみで、これだけ集客できる方はなかなかおられない。
そして後継者を作るべく?若手を参加させているやり方もまた、なかなか他にはみられない試み。
(しかし彼女たちが、ちさ子氏レベルになれるのか・・・はこれから見守るべきところなのかしらね?)
 
クラシックというジャンルの中に、一つのサブジャンルを作られてるのだなぁと、素晴らしいと思いました。
 
 追記。
コンサート会場に災害カンパの箱が置いてあり、少しだけ寄付してきました。
寄付、どこにすればよいのか迷うけれど、とにかく今は迅速に自治体に届けて下さりそうな団体に預けます。
阪神淡路の震災を間近に感じた人間として、やはり他人事には思えず。
いったい何ができるのか、助かるのか、考えつつ行動したいと思います。
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