「賀茂の古道を歩く会」通信

平成29年度に発足した「古道を歩く会」案内人からのお知らせページです。会は令和6年3月に解散しました。

「大川→八幡野」のコースを紹介します

2018年03月25日 23時14分36秒 | お知らせ
 昨日3月24日(土)に、平成30年度第1回ウォーキングのコース「大川-八幡野」の下見をしてきました。
距離は約7km。のんびり歩きっぱなしで4時間の道のりでした。どうにか5年前の記憶を呼び起こし、歩き通すことができしました。


 概要としては、「かなり高低差があり、距離も長いコース。」と言えます。
 東浦路は、別荘地や私有地に吸収されている部分もありますが、ほぼ全線、明治時代以前のルートを辿ることができると思います。

 ところによっては藪漕ぎをしたり別荘地内を歩いたりするので、「なぜこんな所を歩くの?」と思われる箇所もありますが、
それには「ここが東浦路だからです。」とお答えするしかありません。

 当日は電車に乗って伊豆大川駅で降り、集合場所の三島神社に行くのがよいと思います。
お薦めは、伊豆急下田発8:08 伊豆大川着8:48の電車に乗って集合場所に向かうことです。
私は、片瀬白田駅近くの海浜プール駐車場に車を置いて、片瀬白田発8:35の電車に乗って伊豆大川まで行こうと思います。
 では、予習としてコースを紹介します。
 三島神社を出発しますと、道はずっと坂道で、汐見崎コマツ別荘地まで高低差約110mを一気に上ります。
ここが一番大変だと思いますので、休みながらゆっくり歩きましょう。


 別荘地まで上れば、しばらくは右手に太平洋を見ながら、なだらかな道を歩きます。




 別荘地を抜けますと、つづら折りのやや荒れた山道を下ることになります。


旧国道を横切ってさらに下り切ったところで畑の中を通り、沢にさしかかります。


沢に架けられた木橋を渡りますと林道とちょっとした空き地がありますので、ここで休憩しましょう。
近くには伊豆急の変電設備や鉄橋があります。


 東浦路はここで林道から藪をくぐって分かれ、旧国道に向かって上ります。
途中で、木肌の赤い、珍しい木がありますので、ご覧ください。


 旧国道を横切りますと、東浦路はさらに上って「おさだ農縁」の敷地をかすめ、伊東方面に向かっています。
別荘地の入り口を横切りますと道は消えかかっているので不安を覚えますが、ちゃんと行けますので、頑張って歩きましょう。


 東浦路はこの辺り、畑の縁に沿ってゆるやかに上っていきます。


上り切ったところに「左 下田みち 右 やまみち」の道標があります。


ここからつづら折りの下り道となります。古道の雰囲気が残っている部分です。


旧国道を横切って下り続けますと、伊豆急のトンネル出口に行き当たります。
さらに下りますと、赤沢地区のお寺「赤澤山 清月院」があります。
無住のようですので、トイレを借りることはできません。 

 ここからはつづら折りの階段道を上って、ルネッサ赤沢の敷地内を通ります。
東浦路はアスファルトの道にすっかり吸収されています。

 もう少しで敷地を通り抜けられるところに、施設利用者のためのトイレがあります。
もしルネッサの関係者に会ったら、ひと言断れば、貸して貰えると思います。
この辺りで昼食タイムにするのがよいと思います。


 ルネッサを抜けますと、目的地の伊豆高原駅までは遠くありません。頑張りましょう。
 道はちょっと下って、河津三郎の血塚の前を通ります。
ここからまた別の別荘地の中を通り、旧国道を横切って、「頼朝の蹄石」の前に至ります。




 東浦路はまた山の中をしばらく進みます。


そしてやがて現国道をくぐって、伊豆急線路を渡り、八幡野の住宅地に入ります。

 アスファルトの市道をゆるやかに上りますと、途中に「右 下田道」の立派な道標があります。



さあ、まもなく伊豆高原駅です。お疲れ様でした。読むだけで疲れましたね。ありがとうございました。

 このルートは、現国道から離れた場所を通るため、2回に分けて実施することが難しいです。
メンバーの皆様におかれましては、今日から毎日30分ほどのウォーキングをして、当日に備えてください。
坂道や階段を上って体に負荷をかける有酸素運動をされるのがよいと思います。
よろしくお願いします。

追記:さてこのルートは、5年前に「伊東ふるさと歴史案内人」が行ったウオーキングでは
   老若男女の約80人全員が歩き通しましたので、今回参加される皆様も大丈夫、歩けると思います。
   しかし途中で足が痛くなるなどしてどうしてもリタイアしたくなったら、どうすればよいでしょうか。

   ところどころで旧国道と交差したり別荘地の入り口を通ったりしますので、
   そこで携帯電話を使ってタクシー会社に連絡し、迎えに来てもらって帰るのがよいと思います。

   そうはならないように、トレーニングをよろしくお願いしますね。
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