「賀茂の古道を歩く会」通信

平成29年度に発足した「古道を歩く会」案内人からのお知らせページです。会は令和6年3月に解散しました。

全メンバーさんの参加表明をいただきました

2024年02月28日 01時03分00秒 | お知らせ
3月2日(土)の古道歩きは全員参加でお願いしておりましたところ、全メンバーさんに参加いただけることになりました。ありがとうございます!

先日、道部から岩地への下見2回目へ行ってきました。

3月1日に雨が降る天気予報が出ているようですが、前日に多少の雨が降っても歩ける道です。
案内人としては、できるだけ本会の最後の古道歩きにご案内したいと思っています。

















古道を歩き終えた後は、岩地の青い海が迎えてくれます。

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3月の古道歩きに関する重要なおしらせ

2024年02月20日 09時56分54秒 | お知らせ
3月2日の古道歩きは、最終回ですので、全員参加でお願いします。

古道歩き終了後、解散ミーティングを兼ねた昼食会を行います。雨天の場合でも昼食会は実施します。

1 場所 松崎町「九遠(くおん)」午後12時30分の予約をとってもらいました。

2 昼食費1650円を現地でお支払いください。

3 予約した料理は、海鮮ちらし丼です。海鮮が苦手な方は、田中様へその旨をご連絡ください。

4 3月2日の古道歩きに参加できない方は、案内人鈴木にご連絡ください。

九遠の海鮮丼は、こんなイメージの料理です(撮影2023年2月14日)。
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3月2日(土)の古道歩きの計画

2024年02月18日 14時01分41秒 | お知らせ
1 期日 令和6年3月2日(土) ・予備日ナシ

2 目的地 松崎町の道部から岩地へ

3 集合 松崎町の長八美術館の西側にある町営駐車場(トイレ有り)9:00

4 日程 ・町営駐車場集合(トイレ有)9:00→町営テニスコートへ移動→自家用車の半数を岩地駐車場へ移動→9:20テニスコート駐車場で挨拶と体操→9:30古道歩き開始→10:20岩地峠→10:50バス停「一里塚」→11:05諸石神社→11:20岩地海岸→トイレ休憩→サイの神→11:40岩地港→弁財天→物見の松と亀石→八幡丸遭難の碑→12:10岩地駐車場→12:30松崎「九遠」にて会食→テニスコートへ帰還・解散13:30ごろ

5 トイレは2か所 ①松崎町営駐車場 ②岩地海岸公衆トイレ ③町営体育館(開館している場合のみ)

6 服装 ・長袖 ・長ズボン ・手袋 ・帽子 ・リュック

7 持ち物 ・水筒 ・副食物 ・タオル ・着替え ・雨具 ・財布 ・携帯電話 ・その他 
 
8 備考 
(1)行動時間約4時間、歩行時間2時間30分。難易度は1~10のうちの5程度です。
(2)今回は最終回なので、全員参加でお願いします。
(3)昼食会場を12:30開始で予約してあるため、時間が不足した場合は岩地での見学の一部を省くことがあります。
(4)雨天などにより実施できない場合は、会食会のみ行います。その場合は集合場所と集合時刻が変わりますので、後ほどお知らせします。
(5)今回で会費残高をゼロにするため、昼食は会場を設けて会食会を行います。弁当の持参は不要です。会場は現在調整中ですので、後日お知らせします。


歩く道は、下の地図の通りです。

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2024年2月の古道歩きを実施しました

2024年02月12日 20時49分04秒 | お知らせ
今回の参加者は8名で、南伊豆町下小野から石丁場のある峠を越えて、毛倉野に下りる古道を歩きました。



スタートは南伊豆町下小野の三島神社です。鳥居の前を通る道路から旧道が分れています。旧道を少し進んで、毛蔵野に行く道に入ります。




じきにマンガン鉱山の跡と言われている坑口があるので、中の様子を見てみました。


坑道の奥は8mぐらいの深さで、ごく小規模に掘った感じです。鉱山と言うより試掘跡だと思います。冬なのに内部は地熱のせいで温かく、カメラのレンズが曇ってしまいました。


古道に戻り、峠を目指して棚田の跡を歩きます。すぐ東の山裾には、この先の石丁場から石を運び下ろした簡易舗装路があるのですが、荒れているので歩くことはできません。


辺りは暗い杉林ですが、かつては棚田が作ってあったことが容易に見てとれます。そして、途中には、棚田に人が入っていた頃に使われていた水溜めの岩や炭焼き窯の跡、正方形に整形して穴を開けた謎の石が残っています。








峠が近くなると道の傾斜がややきつくなります。メンバーさん達が何かを見つけて声を上げているので、見てみたら、動物の骨でした。角があるから、鬼の骨みたいに見えました。実際は、小鹿の骨だそうです。




町道から歩き始めて30分ほどしていよいよぐぐっと道を登り詰めます。


人工的に形を整えた石が落ちています。辺りの雰囲気が変わりました。


そしてようやく峠の石丁場に着きました。メンバーさんは「こんなところに石切り場があるの?!」と目を丸くしてられます。




南伊豆町の郷土研究会「南史会」の機関誌『南史』によりますと、ここは「どんどん丁場」と呼ばれていた石切り場で、昭和40年ぐらいまで石を切り出していたそうです。



元はもっと深く掘り進めてあったと思われますが、今では事故防止のためにすっかり埋められています。石丁場がその稼働を止めてからは、子どもたちの遊び場になっていたそうです。







峠の石丁場をくぐって、毛倉野に向かいます。道は既に消えていますので、棚田の跡を下っていきました。




棚田は放置されて何十年もたっているようで、今は湿地になっています。この水たまりは、イノシシが体のダニを落とすために体をこすりつけるヌタ場でしょうか?


木から垂れ下がっているツルを見たメンバーさんが「ツル細工の素材に使えるかもしれないね。」と引っ張ったら、ブチっと切れて落ちてきました。


かと思えば、太いツルをブランコ代わりにして遊ぶメンバーさんもいました。童心に帰る古道歩き、よいですねー。


古道は棚田跡の脇にありましたが今はほとんど消えていますので、こうした荒れ地を下っていきます。


毛倉野地区の町道に出たら、古道歩きは終わりです。河津桜のピンク色と菜の花の黄色がよい組み合わせで目を楽しませてくれます。




町道に出たところに、岩殿寺があります。今は無住の小さなお寺ですが、戦国時代までには大伽藍をもつお寺だったそうで、豊臣秀吉が小田原攻めをする際に焼き討ちにあったために今のような姿になって、今に至るそうです。


県道119号線の旧道には、古民家が残っています。この大正時代に立てられた家屋を改修している人がいるとか…。うまくリフォームできるとよいと思います。


道沿いのご婦人が工夫して切り干し大根を作っておられるので、話を聞きました。こういう触れ合いも楽しい古道歩きです。


そうして出発地点の三島神社に戻り、南伊豆町立南中小学校の東屋に移動して、昼食をとりました。


現地での行動時間3時間、歩行距離約3kmの、ゆるくて楽しい古道歩きでした。(参加者8名)
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明日2月10日、古道歩きを実施する予定です

2024年02月09日 19時17分27秒 | お知らせ
降水確率が30%に達しませんので、明日の古道歩きは実施するということでよろしくお願いします。

集合は南伊豆町立南中小学校のプールがある方の駐車場に午前9時です。
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