「賀茂の古道を歩く会」通信

平成29年度に発足した「古道を歩く会」案内人からのお知らせページです。会は令和6年3月に解散しました。

岩壁に刻まれた謎の文字は

2020年12月30日 01時24分39秒 | 記録
皆さん、おはようございます。まもなく2020年、令和2年が終わりますね。相変わらず新型コロナウイルスは感染が広がっているようです。絶対に罹患したくないです!

さて昨日、郷里の先輩に誘われて、下田と南伊豆の歴史散歩に行ってきました。

大賀茂の交番の近くにサミットというカフェがあります。そこは古道と新道が交差する地点なのですが、新道を開削してできた岩壁に文字が彫ってあるそうなのです。


で、その文字を読んでみようとした訳です。果たして刻んである文字は、道の行き先か、それとも刻んだ年号か…。

先輩とああでもないこうでもない、と話しながら読んだ結論は…。


ジャーン! 何と「左側通行」! へっ?!

この新道は大正時代に作られたそうなのですが、バスが走り始めた頃は誰も交通ルールを知らなかったので、こうして左側通行と彫ったのではないか? ということになりました。


どなたか正しい事情をご存知の方は教えてください。

それではどうぞよいお年をお迎えください。来年は古道歩きが再開できますように!
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今年度、令和2年度の活動は終了します

2020年12月13日 12時35分10秒 | お知らせ
会員の皆様、こんにちは。久しぶりのページ更新にて申し訳ありません。

ただ今、賀茂の古道を歩く会の事務局から連絡をいただきました。

日本各地でコロナウイルス感染拡大が止まらないため、今年度、令和2年度の古道を歩く会の活動は終了ということです。

来年度は活動しますが、詳しい計画はコロナウイルス関連の事情によって決めていく、ということです。

以上、よろしくお願いします。

さて先日、下田市のあるお寺を訪ねてきました。
ここには、明治時代の下田の名石工、小川清助の作品「子育て地蔵」があるのです。


苔むした石段を上って境内に立ちますと、墓地の片隅にこのお地蔵様がおられます。




慈愛と強さに満ちたお顔をされて、胸には二人の赤子を抱えています。




子育て地蔵ですから、石工に彫る依頼をしたのは、子どもを亡くした親でありましょう。そうした事情を考えると、胸に悲しみがこみ上げてきます。
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