昨日は、ことぶき会のコーラスの練習日だった、
膝が痛い足を引きずりながら、日傘さし、住宅地の中央にある自治会館まで、
よたよたしながら、ゆっくり歩いて行ってきた、
みなさん来ていて、冷房のきいた自治会館で、もう夏もほぼ終わり、
「誰もいない海、小さな木の実、冬が来る前に」など、男女の二部合唱など
しながら練習してきた、
歌っている時はいいのだが、行き帰りの道が、やや坂になっていて、
行きは上りになっていいのだが、帰りは下り坂、気を付けて
いないと、前のめりに転びそうになる、本当にこの足、難儀なことだ、
年齢の近い友達など電話をかけてきて、「元気そうだね、声に張りがあるわ」
と言う、
「もう体はガタガタ、元気なのは口だけよ、食べるのとしゃべるのと、
たまに歌うのと」と言うと「私らの年齢でそれだけできれば上等よ」と笑う、
いつも「これからも、おたがいにがんばりましょうね」で電話は切れる。