庭の木の下で、タカサゴユリが咲いている、このユリは外来植物で
どこでも繁殖する、今年も山の斜面や、崖のところなどに
たくさん咲いている、
このユリは６～７年前、畑をしていた時あぜ道に咲いていたのを
家に持って帰って、庭の木の下に植えたもの、それから毎年
木の下の陰になったところで、この時期になると勝手に咲いている、
ちょっと鉄砲百合に似ているところがあるが、似て非なるもの、
毎年もっときれいに咲くが、今年はちょっと・・・・でも
今年の暑かった夏にも負けないで、白い花を咲かせていて、
なんか、いとおしいような気持になる。
昨日も今日も、どこかでツクツクボウシが鳴いている、
もう、夏も終わりに近づいているのだろう、でも、まだまだ暑い、暑い！！
今年の夏は私とって最悪、この暑いのに腰を圧迫骨折、コルセットをして、
このところ、腰から太ももにかけてしびれがあり、しびれるだけならいいが
歩くと痛い、
家のことをするにも、時々腰かけてため息をつき、よたよたと歩いている、
昨日も病院に行ってきて腰に注射をしてきたが、あまり楽にはならない
やはり痛い、
治るまでに時間がかかりそう、
まったくいやになる、もううんざり！！
友達と電話で話をしても、８０歳前後になると皆一様に、ダンナの介護が
大変だとか、家族の悩み、自分自身の体の悩みを抱えており、
楽しい話はあまり聞かれない、
なにか胸がスカッとするような、いい話はありませんか？
昨日、お盆の仏花を買おうと、お昼すぎ、農協の直売所へ行くと、
もうお盆の仏花は売り切れていて、小菊が少し残っていただけ・・・
同じように仏花を買いに来ていた人が「明日は仏花は入るんですか？」
「入ってもあまりたくさんはないと思います」・・・そばで聞いていた私、
腰を痛めているので、道の駅「くろまろの郷」まで行くのはしんどいなと
思ってここに来たのに、しょうがない「くろまろの郷」まで行ってきた、
お昼過ぎだったが、駐車場はいっぱい、野菜や花を売っている
「あすかてくるで」も、お食事処も、喫茶も人々でいっぱいだった、
何とかお盆用の仏花を買い、帰りにお供え用の果物やお饅頭なども買い、
仏壇にお供えし、お盆の準備ができた。
このお盆も、長男も次男も、コロナ患者が多く出ているので帰ってこない、
天国のダンナは、コロナに関係なく、我が家に帰ってきてくれるかな、
「会いたいなぁ」とか思いながら・・・・・・。
「毎日暑いなぁ、姉さん元気にしょんな？」香川県の実家の弟から
電話があった、
「いや、私 腰の圧迫骨折をして、コルセットをして痛み止めを飲んで、
ゆっくりゆっくり、自分のことはなんとか自分でできているって状態よ」
「そりゃ大変やな、こけんようにせんと・・いかんで」
弟も二人の娘も嫁いだりして、私と3歳違い、７０半ば過ぎの夫婦二人で
過ごしている、 もう田んぼで米作りはしていないそうで、この頃
田んぼの草がすぐ胸の辺まで伸びてきて、難儀しているとか・・
この間草刈りの、おおきな道具を買ったそうで、大変だと言っていた、
「もう、今は田んぼはいらんね」と私、「ほんま、野菜を少し作るが畑が
あれば、それでいいわ」と弟、
歳をとってくると、いろいろことが負担になってくる、
「あんたの所も夫婦二人で、元気で長生きしないと、・・・
一人になると大変やで・・・がんばってや！！
これからもお互いがんばろうね、電話ありがとうね！！」
弟と話していると子供のころを思い出して、ほんわかとした気持ちになった、
その前、千葉の長男からも電話をもらって長い間話をした、
この時期、コロナで会って話ができないので、電話で長話・・・
心がなごむひとときではある。
