博多編完結の新刊10巻、本日発売です!【アンゴルモア 元寇合戦記】

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元寇関連の遺跡発見ニュース! &水曜配信日です【アンゴルモア 元寇合戦記】

2023年10月25日 | アンゴルモア~元寇合戦記
水曜配信日です、よろしくお願いします。




ところで

最近作品とも関連の深い元寇関連の考古学ニュースが2つあったのでご紹介します。

一つ目は「博多遺跡の国の史跡指定」です。



博多の船着き場の石組で、平安時代後期の1000年代後半~1100年代前半の遺構です。
高さ60cm、長さ何と70m。冷泉小学校跡地で発見されました。
陶磁器や硫黄など日宋貿易の品も出土してます。

アンゴルモアの博多編にも(百数十年後の鎌倉時代のイメージですが)博多津のシーンがあります。



硫黄は九州の硫黄島(WWⅡの激戦地のとは別の島)で産出され、船を安定させる底荷として宋などへ輸出されました。



薬の原料だったようですが、宋では「てつはう」の火薬原料です。
国内でも着火剤としても使用されたとは思いますがあまり聞きませんね。


そして

二つ目は「鷹島沖で沈没した元寇のモンゴル戦艦(?)の3隻目発見」です。



【長崎新聞】【毎日放送】【読売新聞】

こちらはまだ発見されたばかりで詳細は分かりませんが、当時の遺物が色々出てるようです。

アンゴルモアで登場するモンゴル戦艦は高麗型が多いですが、この鷹島で発見された南宋型も登場します。
碇やてつはうなどの関連遺物も取材させて頂きました。
松浦市立埋蔵文化財センターに展示されてる復元模型はVRにもなってますのでスマホで落としてみてください(「AR蒙古襲来」で検索)。


【ブログ過去記事:九州取材】
【ブログ関連過去記事:元寇サミット】


また、この他にも蒙古襲来絵巻で活躍した菊池武房の発掘された居館跡(北宮館跡、江戸期に記された菊池一族の初期の拠点「菊之城」があったとされる場所)も国史跡申請が行われているようです。

遺された史料がとても少ない元寇ですので今後の地中水中からの発見が楽しみですね。


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----【日記メモ】---------------------------

 

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