博多編完結の新刊10巻、本日発売です!【アンゴルモア 元寇合戦記】

「たかぎ七彦 の日記です」(←こちらがブログタイトル)

【新刊、明後日発売!】水曜配信日です【アンゴルモア 元寇合戦記】

2023年08月23日 | アンゴルモア~元寇合戦記
水曜配信日です、よろしくお願いします。




新刊は明後日25日発売です。
よろしくお願いします。
もしかするともう今日あたり既に店頭に並べてくださってる書店さんもあるかもしれません。

書泉グランデさんでは来月頭にサイン会もありますのでお越しください。
その頃には暑さも落ち着いているかと…


さて今週の配信ですが、
この辺で一度少弐と大友について軽く触れておきます。

少弐家と大友家は総責任者の立場で、文永の役の防衛戦を任されました。
少弐家は鎮西西方奉行、大友家は鎮西東方奉行という役職です。
鎮西というのは九州の事です。
軍事的トップは一人じゃないと統制が取れませんので、総大将は少弐家で大友家がサブだったと思われます。

大友家は蒙古襲来の備えのためにほんの二年前に東国から九州に下ってきた新参者です。
少弐家も元々は東国武士ですが、資能の父親が源頼朝の意向で九州に入り、以降代々大宰府の実質的責任者でした。地盤はしっかりしてますね。
少弐経資と少弐景資は兄弟なのですが、年齢が17歳くらい離れてます。鎌倉時代ではこの程度の年齢差兄弟はよくある話でして。

こうしてみると大友家と少弐家は御家人達を統率するワンランク上の存在のようですが、実際は御家人の一人にすぎません。
結局、彼らも他の御家人達と一緒になって自分たちの武功を狙う者達でした。

ここからは作中の話ですが、

文永の役が始まると兄の少弐経資は筥崎、少弐景資は博多、彼らの父少弐資能は大宰府という配置になります。
大友頼康は本陣の筥崎にいます。



これらは蒙古襲来絵巻や福岡取材の際の研究者の方のご意見などを参考にしてます。
とはいえ文永の役の合戦中の記録は少ないのです。
竹崎季長の絵巻が残らなかったら更に闇の中だったでしょう。


----【日記メモ】---------------------------

夏もあと一週間。こうなるとこの暑さも名残惜しいですね。 

----【仕事の近況】-------------------------

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