博多編完結の新刊10巻は9/26日発売!【アンゴルモア 元寇合戦記】

「たかぎ七彦 の日記です」(←こちらがブログタイトル)

【新装版】幕末都市伝説・なまずランプ【週刊モーニング短期集中連載】

2021年05月15日 | 連載以外の仕事&創作活動
2009年に週刊モーニングで短期集中連載した「幕末都市伝説・なまずランプ」(全3巻)が、今日から新装版として電子書籍より再配信されました。
デジタルコミックエージェンシー・ナンバーナイン編集部さんのご協力によります。

いやーあれからもう10年以上経つんですね。
内容は一切変えてませんが、絵は部分的に直してます

去年アンゴルモア連載の合間を縫ってせっせと修正してました。
なにせ初連載の絵だったんで全部直してしまいたい所でしたが、アナログ原稿だったのでそうもいきません。
アナログのトーンを捨ててしまってなくて良かったです。



【1巻】 【2巻】 【3巻】

ざっくり言うと「ダメ人間が江戸と言う百万都市にうごめく巨大な都市伝説の闇に巻き込まれ続ける」という、想定してる読者層が判然としない話ではあります(笑 。幕末江戸社会のカオスと妖しさに対する自分の熱量だけで書いてた気がします。

【一話目はTwitterに公開してますので試し読みはこちらでどうぞ】

なまずランプ主人公の平次郎は朽井迅三郎とは真逆の性格ですので、アンゴルモアを読んでくださってる方は戸惑うかもしれません(笑
修正作業を兼ねて10年ぶりに読み返したら、なんか新鮮で客観的に読む事が出来ました。
当時の自分の幕末社会に対する病的な程の思い入れを感じ取れました。
なぜこれほど思い入れたのか自分でも謎です。
上京してアシスタントをしながら1、2年ほど発掘調査のバイトをしていたのですが、掘ってたのが江戸の大名屋敷だったのも一因かもしれません。

ちなみに下は連載当時の単行本の画像です。
2巻は橋口たかし先生、3巻はかわぐちかいじ先生に帯コメントを頂きました。



橋口先生は上京して最初にアシスタントに入らせて頂いた方で、本当に1から100まで教えて頂きました。
かわぐち先生の「沈黙の艦隊」は中学の頃にすごく好きで読んでいました。なので当時「ジパング」と同じ雑誌に載った時は感慨深いものがありました。もちろんジパングも大好きな作品です。
その両先生に帯コメントを頂いたという意味でも思い出深いタイトルです。
(とはいってもそもそも自分は寡作な人間なのでアンゴルモア以前の連載と言うとこのなまずランプしか無いのですが)

そんなこんなで自分の初連載作品です。
興味ある方はどうぞよろしくです!

 【新装版】幕末都市伝説・なまずランプ(全3巻)



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【新刊発売中】水曜配信日で... | トップ | 【新刊発売中!】水曜配信日... »
最新の画像もっと見る

連載以外の仕事&創作活動」カテゴリの最新記事