新刊9巻は今月3/26日発売!【アンゴルモア 元寇合戦記】

「たかぎ七彦 の日記です」(←こちらがブログタイトル)

仙台周辺を旅行してきました。2日目その②

2014年09月14日 | 日々の事

【つづき】

(地図)



遊覧船を降り、塩釜神社に向かいます。
参道下まで2キロくらい。少々遠いのでタクシーで。

【塩釜神社】

タクシーの運転手さんによると参道の石段下まで津波が来たそうです。
タクシーは参道でなく境内のすぐ下に着けてくれました。
塩釜神社、本当は「塩」でなくこんな字を書きます。



鹽竈神社ですね。
古代に製塩を生業とする集団があったのでしょうか。



狛犬が個性的です。





境内に入りました。






ここで目を引いたのは江戸時代、文化年間に寄進されたという燈籠であります。





見事過ぎて360度撮ってしまいました。



帰りは表参道石段を下ります。202段。
振り返ると絶壁のようでした。



鶴岡八幡宮と違って手摺があるのが救いでしょうか。


仙台駅へ戻り、ホテル佐勘のシャトルバスで秋保温泉に向かいます。
所要時間は30~40分くらい、途中で空が真っ黒に曇ってきます。



ホテルに着いた時には雷雨になっていました。




【秋保温泉のホテル「佐勘」】

ホテル「佐勘」は名取川に岸辺すれすれに聳えていました。
雷が鳴り響く中、バスを降りると入口には鳳凰のような注連縄があります。



フロント前のロビーは広大で、池があって鯉が泳いでいます。
8階の部屋へ案内されました。




見晴らし抜群。
秋保温泉郷が一望できてしまいます。





夕飯の時間ですがとりあえず迷います。館内が広すぎて。





夕飯!桔梗という個室式食事部屋でした。
全ては紹介しませんがざっと。

氷のカマクラの中には刺身が入っています。





ウニ。自分は馬糞ウニと紫ウニしか食べた事ないんですが、ガゼウニという種類らしいです。

(…とか思ってたんですが後で調べてみると馬糞ウニの別称でした。確かに馬糞とは響きがよくありませんな。)

部屋付きのスタッフさんによると、甘いので醤油を少しつけるのがオススメとの事。

旨かったです。





仙台牛シャブシャブ。
昨日と同じですが、違いといえば野菜が最初から煮込まれていた所でしょうか。
飽きません。





ご飯は鯛メシ。



昨晩の松島大観荘の天正に負けず劣らずでした。
個室だったんでのんびりできるのも良かったです。



食後は8時から佐勘の歴史ツアーがあるというので行ってみる事にしました。
「ホテルの歴史を解説されても…」とかちょっと思いましたが舐めてました。
かなり歴史あるホテルで展示品も一級品でした。




その内容は次回に。





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仙台周辺を旅行してきました。2日目その①

2014年09月14日 | 旅行記
※ブログのカテゴリーに「旅行記」を追加し、昔の記事をまとめました。振り返ると途中で放置してる旅行記もあるなぁ。。。

【つづき】地図



さて、

二日目(9月11日)は松島と塩釜の観光です。

二日目は早めに起床しました。朝もやの松島もまた結構。





大観荘のフロントロビーには中国式(?)のものすごい凝った木彫椅子がいくつか配置されています。



蒙古の大将の椅子にどうかと思って写真に撮りましたが使わないかと。
書いたら力尽きる可能性大であります。
シャトルバスで瑞巌寺まで送って貰います。松島は狭い範囲に名所がいろいろあるので観光に便利です。




【瑞鳳殿】(松島)

山門を入るとまっすぐに杉の大木並木の参道が伸びています。



津波はこの3/4くらいまでで止まったらしいですね。前面に点在する松島のお陰だという事です。
しかし巨木の新しい切り株が所々にありました。津波をかぶって立ち枯れたんでしょうか。



残念ながら本堂は改築工事中 



…しかしこれが幸いしました。隣に建つ「庫裡」で

本堂にあるべき御本尊や伊達政宗をはじめとする伊達家の御位牌を大公開

していたからです。
本堂は通常非公開ですのでそこに納まってしまうと今後公開は無いらしいです。
しかもなんと写真撮影可!(フラッシュ不可)瑞巌寺に行くなら今です!



それに庫裡だけでも見ごたえ十分です。



政宗が建てたもので国宝です。


玄関の巨大な屋根を見上げながら入ると、





その裏側の木組みに圧倒されます。






奥へ入ると伊達家歴代の御位牌が並んだ部屋などを経て御本尊と政宗の御位牌の安置された広間に至ります。
寺の功労者の木像三体。



肖像画を元に彫られたという300年位前の等身大フィギュアであります。
リアルです。





本堂は戦災で焼失しているのですが、そこにあった襖が写真復元で展示されていました。
家臣の詰め所の障壁画。



右が「おまえら鴨にされるなよ」左が「キジも鳴かずば撃たれまい」

という政宗から家臣へのメッセージだそうです。笑えます。


そしてこちらが伊達政宗の本物の御位牌!
大大名のは一般家庭の仏壇には入らない …というか仏壇よりデカイ。





庫裡を出て左折すると夫婦欅という二本のケヤキの大木があります …ありました。
立ち枯れたのでついこの6月に伐採したそうです。
津波はここまでは到達してませんので関係ありません。温暖化でしょうか。



年輪を見ると樹齢は800年だったそうです!鎌倉時代に芽吹いたケヤキでした。



その後政宗の妻の愛姫の廟なども回りました。
豪華絢爛!
こちらもオリジナルは戦災で焼けてしまったのですが、忠実に木造復元されており普段は非公開です。行くなら今です。







しかし戦争というものは失うものが本当に大きいのであります。



参道脇の瑞巌寺洞窟群を見ながら山門まで戻りました。




こんな穴がずっと続いていて敦煌を連想しました。



「鎌倉のヤグラ」の影響なんでしょうか?(あるいは逆?)
松島は鎌倉時代から鎌倉との結びつきが強かったというのでふとそう思いました。

山門を出ると松島遊覧船の乗り場は目の前です。
少し時間があったので「観瀾亭(カンランテイ)」という茶室に寄りました。抹茶が飲めます。



安土桃山時代の茶室で飲む抹茶です。


松島→塩釜の遊覧船は良かったですが有名すぎるので端折ります。
津波の影響でいくつか破損したりしたようですが松はかなり復活していました。



10数年前に見た時と遜色ありませんでしたのでどうぞ。

船は塩釜に着きます。





(その②へつづく。)




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