総引きの行われる、青い線の区間。
距離にして約340m、高低差は約17mあり、傾斜は急である。
薬師堂から見た参道(成田山本堂の屋根と、三重塔が見える)
坂から見た薬師堂。
提灯(黄色)の後ろが、薬師堂になる。
その1で、ここを一気に駆け上がると書いたが、山車・屋台の重量は、4トン前後。
容易ではない。
いや、曳き手も、山車・屋台の上に乗りみなを鼓舞する人、お囃子の人、いやいや、道路の両端の見物客とて命がけ。
もし、万が一、綱が切れて、山車・屋台が暴走しようものなら、けが人が出るだけでは済まないだろう。
そんな、命がけの総引きだから、祭の最重要な見せ所のひとつなのである。
花崎町の総引き(2008年)