今回は、西国札所33観音の内残っている7箇所を一気に廻ったのであります。それは、一番遠くにある天橋立の近くの成相寺や松尾寺を含む札所なのであります。
平成7年の1番札所、那智の青岸渡寺から始まって実に14年もかかってしまったのでありました。
6月13日(土)の早朝、入間市の自宅を愛車で出発、中央道ー名神ー北陸道と乗り継ぎ敦賀ICから一般道を若狭湾に沿った行程であるが、高速代はなんと1,500円の土日割引料金でした。(えらい得した気分になりました)小浜では数年前に寄った友人のO君の実家の近くで昼食後、舞鶴の松尾寺に到着した。
29番、青葉山松尾寺(まつおでら)
福井と京都の県境にある松尾寺は、三十三ヶ所で唯一の馬頭観音を祀る寺である。
(松尾寺本堂)
28番、成相山成相寺(なりあいじ)
宮津市の天橋立を望む成相寺は慶雲元年(704)の創建。
(成相寺は、橋立笠松公園の上にあり天橋立の眺望がすばらしいのですが、残念!今日はもやがかかりかすかに望める程度でした。)
(成相寺本堂の左甚五郎作、真向の龍)
6月14日(日)
23番、応頂山勝尾寺(かつおじ)
大阪箕面市郊外にある勝尾寺の本尊は十一面千手観音菩薩であるが、立派な本堂の中で扉がかたく閉ざされていて姿形は見えず、手入れの行き届いた金のかかった庭が目立ったのでありました。
参拝者が多く、きらびやかなお寺は札所めぐりから離れた感がありました。
(勝尾寺本堂前の香炉をささえる小鬼の姿が愛らしくほっとしました。)
21番、菩提山穴太寺(あなおじ)
京都府亀岡にある穴太寺は、田園風景のなかにある落ち着きのある静かなお寺であった。
(穴太寺本堂)
(本堂左手の本坊は、江戸中期の武家屋敷。本坊正面玄関)
20番、西山善峰寺(よしみねでら)
京都市西南の端にある(長岡京の西)善峰寺は、山の中でしたが鎌倉時代の立派な二層の楼門が迎えてくれます。
(多宝塔の前にある五葉松の樹齢600年の遊龍松は天然記念物である。)
6月15日(月)
11番、深雪山上醍醐寺(かみだいごじ)
京都伏見にある、秀吉の「醍醐の花見」で有名な桜の多い醍醐寺は奈良街道に面し広大な寺域を要している。
昨年(08年)の落雷による上醍醐寺の火災により准胝堂が消失。再建までは下の醍醐寺金堂で納経を受け付けていた。
(醍醐寺三宝院門跡)
10番、明星山三室戸寺(みむろどじ)
京都、宇治にある三室戸寺は奈良時代の創建、平等院や宇治上神社の北にあり、7月にはハスの花がきれいだと案内書にあった。
(三室戸寺本堂)
ハスの花には早かったが、アジサイが見ごろでした。
この三室戸寺で、西国札所三十三ヶ所が結願し、坂東三十三ヶ所、秩父34ヶ所を含めての100寺観音巡りが完了したのであります。夫婦二人で約17年かかって廻れたことは、健康と夫婦円満のたまものだと感謝しております。
是非、善光寺と、北向き観音にお礼まいりを!!
とても懐かしくお寺を拝見しました。
来年200観音めざして西国33観音を回ります。
26日熊野さんも7:33分乗ります。近江八幡に早く行き受付を手伝うようですので、よろしく(*^。^*)
では、楽しみに!!
(そのうちの14年が西国でかかってしまいましたけれどもね。)
もう、これ以上のんびりしていると人生が終わってしまいますね。