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ようこそ!奈良大学国文学科へ!!

奈良大学文学部国文学科の日々の出来事を綴っています。
特色ある授業の様子や、学生や教員の活動ををご覧ください。

2014国文学科クリスマスパーティー

2015-01-04 20:30:32 | 新着情報
2014国文学科クリスマスパーティー


2014年12月21日は年内最後の授業日。

冬休みに入って、みんなともしばらくのお別れ。
そして4年生は卒業論文の提出も終わって、ほっと一安心。

そこで一足早いクリスマスパーティーが、国文学科有志の手で開かれました。

買い出しから飾り付け、受付、イベント構成などなど、すべて学生有志の手でおこなった手作りパーティーです。

オープニングアクトは、ギターの生演奏によるミニコンサート&上野先生の生歌。

そのあとはオードブルに学生手作りのサンドウィッチ、ちらし寿司、光石先生特製炊き込みご飯、そしてクリスマスケーキと盛りだくさんの料理でクリスマスを楽しみました。

そして、この日のメインイベントは、大ビンゴ大会。
国文学科の先生方から提供された景品をめぐって、年内最後の運試し。
袋に入った景品が取り出されるたびに、歓声が沸きあがっていました。

いつもは熱い議論が戦わされる国文学科演習室も、この日は歌と笑いとおしゃべりに満ちた空間になっていました。

ちょっとした思いつきで始まったパーティー企画でしたが、気が付けば参加者は1年生から4年生まで、60人を超えていました。

これが奈良大学国文学科の団結力です!

特別講義

2014-12-22 19:12:14 | 新着情報
12月21日3時間目に、国文学科特別講義を開催しました。

今回は近世文学研究者の中尾和昇先生をお招きし、江戸文学における「血合わせ」の趣向についてお話しいただきました。

「血合わせ」とは、二人の人物が親子関係にあるかどうかを判断する物語上の趣向です。
それら人物から流れ出た血液が自然に一つに沿い合えば、その二人は親子。そうでなければ他人であると判断されるというものです。

会場は満員で、学外からも聴講の方が来られる盛況ぶり。

中尾先生の穏やかな語り口に導かれ、江戸文学の奇想を堪能した一時間でした。



NHK短歌に上野先生が出演します

2014-11-24 18:25:34 | 新着情報
平成26年12月7日(日)放送予定の「NHK短歌」に、上野誠先生がゲスト出演します。

放送では『万葉集』の解説などをされるとのことです。

出演の感想として「まぁ、わかりやすく伝えるという点では、なんとかうまく行ったのでは、ないでしょうか」と話しておられました。

是非ご覧ください。


本放送: 平成26年 12月 7日(日) 6:00~ 6:25(Eテレ=NHK教育)
再放送 :  〃   12月 9日(火) 15:00~15:25(   同   )

永井先生・文部科学大臣賞を受賞!

2014-09-19 14:19:38 | 新着情報
国文学科、永井一彰先生の著書『月並発句合の研究』(笠間書院)が、伊賀市・芭蕉翁顕彰会の平成26年度文部科学大臣賞を受賞しました。

同賞は伊賀市と芭蕉翁顕彰会が俳文学(俳諧、俳句など)の優れた研究書に贈るものです。

永井先生は受賞の報を受け、
「私の俳諧研究の出発地点の伊賀で名誉ある賞を受けられ、うれしい。俳諧のすそ野がいかに広がったかを知ってもらいたい」
とコメントされました。


なお受賞の記念講演会「娯楽文芸としての俳諧」が以下の日程で行われます。
お近くの方は是非ご参加ください。


日時:2014年10月11日(土) 午後1時30分~(開場 午後1時)
会場:ハイトピア伊賀5階 多目的大研修室(伊賀市上野丸之内500)

※詳細は以下をご覧ください。
http://www.basyo370.com/?p=1111

NHK 視点・論点

2014-06-15 21:40:18 | 新着情報
国文学科・上野誠先生が、NHKの報道解説番組「視点・論点」に出演されます。
テーマは「万葉びとの宴」です。
是非ご覧ください。


【放送日時】
6月19日(木) 
総合 :午前4時20分~4時30分
Eテレ:午後13時50分~14時00分

日本近代文学会関西支部春季大会

2014-05-22 18:18:54 | 新着情報
6月7日(土)に、本学で日本近代文学会関西支部2014年度春季大会が開催されます。

当日は自由研究発表2本と、小特集「サブカルチャーにおける〈作家/作者〉」の発表が3本行われます。

詳細は下の案内および学会HPをご参照ください
http://kindaibungaku-kansai.at.webry.info/201404/article_3.html

本学学生、一般の来聴も可能です。
是非足をお運びください。



■日時: 2014年6月7日(土) 13時00分から18時15分

■会場: 奈良大学 C棟105教室

■プログラム:     
 ○開会の辞 奈良大学文学部長 真田信治

 ○自由発表
  ・「空転する「デカデンツ」― 昭和一〇-一一年「デカダン論争」の問題圏」 福岡弘彬(同志社大学大学院生)
  ・「初期日本SFにおける「核」の表象 ― 一九六〇年代半ば~七〇年代初頭のショート・ショート作品を中心に」森下達(京都大学非常勤)

 ○連続企画(第三回)「文学研究における〈作家/作者〉とは何か」 司会:小川直美/信時哲郎
  ・「TVアニメにおける監督の位置 ―『まどか☆マギカ』における演出スタイルから」 禧美智章(立命館大学非常勤)
  ・「記号としての作者」は死につつあるか? ―「実話怪談」系文庫の変遷とホラー作家」奈良崎英穂(プール学院大学非常勤)
  ・「分身」としての主人公 ―さくらももこ作品における〈笑い〉の変容」山田 夏樹(駒澤大学ほか非常勤)

 ○閉会の辞 日本近代文学会関西支部長 大橋毅彦

 ○総会(会員のみ)

夏見廃寺創建1320年祭

2014-05-06 14:58:22 | 新着情報
三重県名張市で開かれた「夏見廃寺1320年祭」で、上野誠先生の講演会がありました。

夏見廃寺は飛鳥時代にあった寺院で、その跡地は国指定史跡となっています。

「大津皇子の夢、万葉の夢」と題された講演では、当時の歌を用いて大来皇女の弟皇子の悲劇を分析されました。

スタッフの多くが奈良大卒業生ということもあり、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。


※写真の記事は「産経新聞」(三重・奈良版 2014年5月3日)より転載 

永井先生の著書『板木は語る』が出版されました

2014-02-25 12:44:36 | 新着情報
永井一彰先生の著書、『板木は語る』(笠間書院)が出版されました。

板木研究の第一人者である永井先生の、20年近くにわたる研究がまとめられた大著です。
日本の出版史を考えるうえで基本となる論考が多数収録されています。

出版・文化に関心のあるかたはぜひご一読ください。


「あとがき」より
二十年近く板木に関わって来てつくづくと思うのは、そこには近世出版現場の生々しい痕跡が残っている、ということであった。それは、板木の仕立て方であったり、丁の収め方であったり、相版の際の板木の分け方であったり、板木再利用の有様であったり、入木のやり方であったりするのだが、それらは近世の本屋や出版に携わった職人たちが何を考え何をして来たかを私たちにストレートに語ってくれるもので、従来の出版研究がベースとして来た「版本」からは絶対に見えてこない情報である。それらの情報を手にして版本に臨んだ時、私たちはまた、近世の出版について新たな視点を持つことが可能となるに違いない。


永井一彰『板木は語る』(笠間書院)
ISBN978-4-305-70718-5 C0095
A5判・上製・カバー装・604頁
定価:本体12,000円(税別)
カバー写真:法蔵館板木蔵(協力:法蔵館)

詳細は笠間書院ブログまで
http://kasamashoin.jp/2014/02/pdf_14.html