しましまの境界線

そろそろ梅雨も間近。
昨日も、各地でゲリラ的豪雨。

さて、旧車な皆様方におきましては
冬は冬で、雪が降れば
「エンカルがー」と、嘆き
雨が降れば「錆びるー」っと、云い
夏になれば「暑い暑い」と連呼し
そのくせ乗りたいのだから、摩訶不思議。

そんな、常軌を逸した皆様が集う
（盛ってます）
イタジョブが、今週末に♪






























そして、今回のパンフの
イタジョブ漫画

かの、ナラナラ団の団長、ムルティプラの狼こと
今回のヒルクライムでは堂々のチャンプ
上等なトロフィー２つを、常に持ち歩く
dapさんのTさんが、事前に何の打診もなく
いきなりまさかのnap号と私を、描いて頂きました。






























「エレガントオバケ」の、「エレガント」はわかるとしても
「オバケ」ってーのが
首をかしげることろだけど、まぁいいか。

他の、旧車な方々に比べると
ただただ乗ってるというだけで、平凡凡人な私なのですが
こんなふうに、オバQもどきなビジュアルでフィーチャーしていただき
ありがたき幸せ。


Tさん、ありがとう。































ところで、先日
「カナリアかと思った！」
な、駐車場で飛んで行った塗装片。

あまりにぶ厚く、立派だったので
ついつい、角を磨いてると
ますます、鳥の羽根テイストになってきたので
気が付けば、かたちを整え、ルーターで穴を開け
キーホルダー仕立てに。































つまらぬことほど、熱中してしまうのは
昔から変わらず。

ぶつぶつと、独り言を云いつつ
誰も返事してくれないのは
いつものことか。






































爆睡。

napdesign

未熟で酸っぱい

本日も初夏の陽気。

じわじわと、真夏の車内の匂いを
思い出す日々。

ここ数日、気温は高くうっすらと汗ばむ。


そして、慣れてしまえばなんてこと無し。














昨日は、ご依頼して頂いたI様の
ウェディング。

純白のウェディングドレスにも
よく合うエキゾチックなワイルドフラワー。

このたびは、おめでとうございます。
末長くお幸せに。


































さて、先日は兵庫県立美術館に。

河鍋暁斎の展覧会。







迷いの無い、強い線で描かれた
着物を来て踊るネコは、有名なモチーフだけど
生々しい地獄図や、幽霊も追求してきた暁斎の
「生と死」にまつわる作品も多く展示されてた。


図録によると、晩年は
観音像を日課として、描きつづけたそうで
その観音様の絵は、とても精密で繊細で美しかった。









会期が迫っていて、訪れたのが週末だったので
混雑する会場。

いつものように、平日のんびりと
っと、云うわけにもいかなかったけど
素晴らしかった。




一通り見て回ったのち
もう１つ見たかった、安藤忠雄の青リンゴ。

館内の「海のデッキ」にあるのだけど
こちらの方は、なぜか誰も居らず。


細長いアプローチから
先には海がみえる。









そして、突如開けた場所に
安藤忠雄が、「青春のシンボル」として
つくった青リンゴのオブジェ。






そのオブジェの傍には
一節の詩が





近代米国の詩人
サミュエル・ウルマンが７０代で作った「青春の詩」
















人は信念とともに若く　疑惑とともに老ゆる
人は自信とともに若く　恐怖とともに老ゆる
希望ある限り若く　失望と共に老い朽ちる




















あ！今週末はイタジョブですよ！

napdesign

問わず語り

長い連休も明け、再びの週末。

初夏の陽気も、相まって
猛烈に、旅に出たくなってる今日この頃。



皆様方におかれましては
いかが、お過ごしでしょうか。



























ここのところ
逆メンテなわりには、ブログのカテゴリーが
「メンテナンス」に、なっているのですが
今回は、ちゃんとした、正真正銘のメンテナンス。

目安交換時期のシール、３５０キロオーバー。

先日、今年に入って3回目（さだかではない）の
オイル交換に、オートマイスターまで。




























合わせて、問いたかった
先日の、フェンダー付近の
サビの対処方法。

最終的には、途中で投げ出し
ネチネチのノックスドールを吹き付け終了。
その後、カッティングシートで、フタをする方式を
採用した件について、意見を求める。

奔放かつ、自由過ぎる細工を見て
マイスターが云うには

「これで、ええやん。」

（当然、未来永劫このままでよいということではない。）











ほっ













その後、各方面点検の意味で
ぐるり、近所を試乗してもらう。

相変わらずの、絶好調♪

これでまた、当分のびのび走れる。
いつも、手厚いメンテナンスをして頂き
マイスター、本当にありがとう！

















あ、それから
お知らせですよ！

オートマイスターでは
キャッシュレスなあなたにも対応！

まさかのpay payが、使えるんですよ！

























先日来た、なんだか金額的に
釈然としない税金も、ソッコー納めたし
そのうち来るだろう、Xデーに向けて
鈑金貯金も、加速をつけないと。
























さて、今が盛りのカモミール。
いつかの、こぼれた種から
芽吹いて花が咲く。

とても良い、リンゴのような香り。

庭のあちこちから、忘れていた花が
咲き出す季節。

冬の間も、そこに居てたんだなーと思う。



春のくるまで かくれてる
つよいその根は めにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ。

金子みすゞの一節を、思い出してみる。
























良い週末を。

napdesign

shiny things

気が付けば、連休は去り
本日より、浮き世は通常ルーティン
































さて、連休中に私がしたかったことは
数知れず。

その中でも、目下気になり過ぎていた
nap号修復作業。


賛否両論、支持批判の分かれるところで
あろうことは承知の上だけど
一連の細工の、ご報告。



（細工、、、）
















うっ
















「やらなくて、後悔するより
やって、後悔する方が良い」





嗚呼、誰がそんなことを云ったのか。
（私。）






少しの、亀裂から
どんどんズンズンと、目に見えるサビ部分が露呈し
「コツコツして取れるところは、ないのも同然」と
自分に、言い聞かしつつ
気が付けば、途方もないネクストステージに。






































もはや、どこで止めればよいのかさえ
不明。

頭の中で、実行しようとしていた手順が
霧の中にかすむ。

刃先は、どこまででも入るし
錆びたパウダーは、とめどなくどんどん出てくる。

マイスターは、自由に好きにすれば良いと、云ってくれたのだけど












助けてぇー
見た目がこわすぎるよぉ














それでも、「錆びた部分は無いも同然」
サビを取ることに、集中する。














この部分は、錆びているから、、、








むむむ

コンビーフの缶、彷彿、、、














ってか、取れない！
逆にちぎってるけど、いいのかこれで？！

















もはや、元には戻せず
かといって、ちぎることも出来ず。
今更、取り返しつかず。








そっと、たたんでおく。



















勝ち目の無い、負け戦。

こうなったら、すでに私の手には負えず。


ネチネチなので、上から塗装することは
出来ないけど

出来ないけれども、手持ちの一番強そうなヤツ
「ノックスドール７００」
５０センチの、ロングノズルで、隙間と云う隙間に
ジャージャーかけまくる。




























やらなければ良かった。





















後悔、先に立たずというけれど
このままのビジュアルで、慣れてしまうには
時期早々か。


塗装も、のらないし
買ったばかりの、灰色の錆び止め缶を眺めつつ
残る選択は、これしかない。



















カッティングシート仕立て。












じょきじょきと、ハサミで切り
絆創膏的擬態化。


薄化粧成功！
































遠目で見れば、わからない。

（天才か！私）











裏側の、ネチネチでくっつかない部分は
超強力マグネットで、ヒラヒラしないように固定。

（天才か！私（再））



















そんな感じで、いつの日にかマイスターに
「そろそろ鈑金しないとダメ！」
っと、告げられる日がクルマで、もとい来るまで
こまめに、張りなおしてしのぐ所存です。





以上をもって、サビの案件は終了。














遠目で見れば、新車の輝き
ピカピカ

















新車。


napdesign

don't worry

ゴールデンウィークも、明日で終わり。

さて
皆様方におきましては、良い休暇となりましたでしょうか。
ここ数日は、連日お天気も麗しく
方々にお出掛けするには、うってつけ。

かく云う私も
昨日は、先月オープンした
奈良は五條の「ランバーミル」に
最終の手直しと、チェックにお邪魔した。






















８時には到着、改めて眺めてみる。

アウトラインの白のチョーク、消し残っていた場所などを
濡れタオルで、丁寧に拭きながら
自分で云うのも、アレですが
とても良い。

初めての、段々な壁面にも
良い感じにトレース出来きた。

開店時間から、次々と来られるお客様が
サインの前で、写真を撮って頂いてるのを眺めつつ
充実感を感じる。



このたびは、本当にありがとうございました。












で、チェックも終わり
退屈していると、先のヒルクライムのチャンプ
dapさんのTさんが、登場。

トロフィーを持たしてもらい、記念撮影してもらう。













多分、大事なことだと思うので
もう一度云います。

ヒルクライムのチャンプ、
ムルティプラの狼さん、登場。





頼んでないけど、前回チャンプ時のトロフィーと
今回のトロフィー、２つ持参。

せっかく、持ってきて頂いたのに
２つ並んだ、写真がないのが残念だけど
とても重くて、ピカピカで立派なトロフィーだった。


その後、マイスターが５７００の赤いスポーツカーで
颯爽と現れ、ランチタイム開始。













ほどなく
安定の阪急感のTさんや、エアリーなまんじ君なども登場。
テーブルを囲む。

その間も、ひっきりなしにお客様が来られ
大盛況ぶり。




















その後、場所を変え



（マイスターの赤いクルマは大き過ぎて、違う場所に停めたので写真に写ってません、
うそです、撮り忘れました。）
あれこれと、話しをしているうちに
まんじ君が、衝撃の事実を発見。









「nap号の、ヘッドライトが割れてる」


















アップ


















ぎぃやぁぁーーーー
















知らぬ間に、飛び石で割れてしまっているではないか！













マジか！





















でも大丈夫。
本日レジンで、補修完成。



穴は、塞がりましたよ♪　の、図














話しを元に戻す。













その日は午後より、所用があるため
早々に、帰るのだけど
その帰り道。





京奈和バイパスの測道か。

ナビが、「行け！」っと、いう道を進んでいると
突然、ピーっという笛の声。




道の脇から、警察官が「止れ」の
旗を出しながら、登場。















ドッキィィ
（息をのむ）











（あと一点しかないのに、もはやこれまでか）
心の声



（嗚呼、神様
５０m前方に走っている
ナンバーが全部８の、黒い軽自動車が停められて
私じゃありませんように！）
心の声、再












前のクルマが減速し、ブレーキランプが灯り
停車体制に入ると、警察は黒いクルマに、旗で「そのまま行きなさい」
っと合図する。











そして、私の方を見て
「こっちに来なさい」っと、誘導する。




















うっ

















そんなにスピードなんて
出してへんかったで、なんやねん
っと、心拍数を上げながら
そろそろと、窓を開ける。














「シートベルトしてませんね」

























ほっ



















ここ数年、停められたことがなかったけど
シートベルトの検問だった。

0.5秒で、生き返り
「我こそは、旧車乗りなりー」
っという勢いで、年式諸々を語り






「なんだか、そーゆールールみたいですねぇ」
っと告げ、不敵な笑みで応戦す。




















当然、切符は切られずに
「お急ぎのところ、失礼しました！」っと
云われ、ことなきを得るも
バックミラー越しに、見えなくなってから























恐かったよぉ
っと、叫んでみる。
























連休最終日
どうぞ、安全運転でお過ごし下さいませ。
























恐かったよぉ

napdesign