FIAT500とnapdesignな日々

FIAT500とフラワー、時々ネコ達
空間デザイン、店舗ディスプレイ
オリジナル什器制作します

咲き急がず

2019-09-15 | 

























浮き世は三連休。

朝夕は、随分涼しくなって参りました。
皆様方におきましては、季節の変わり目

お風邪など、お召しになりませぬように。












続き





今回の、峰山高原詣で。


話しは前後するけど
その道中にも、恒例の寄り道を
あちこちとした。

生まれたてほやほやの、赤ちゃんを愛でに
kurokioご夫妻のところに、立ち寄る。
















そーっと、そーっと
生まれたての、小さな
いとちゃんを抱く。

無防備で愛らしくて、守るべきもの。



ふと想うのだけど
娘がこんな風に、赤ちゃんを抱っこしてる姿を
初めて見た。


光陰矢の如し。

かつて私が、こんなふうに
娘を抱いていたのが、ついこの前のような気がする。



もう、20年も昔のことだなんて、ウソのようだ。













さて、ホテルの事。




今回、宿泊したのは
「峰山高原ホテル リラクシア」というところで
ちゃんとしたところに、泊まりたいと云う
娘からの強い要望で、実現した。
(壮大か)




なんせ、いつも現地で
近くて安いところを探す方式。

以前、渡された部屋の鍵が
自転車につける、輪っか状の数字を合わせる鍵
だったことが、思い出される。
そして、ちらつく蛍光灯
娘からは、オバケが出そうで、怖いから
「すぐに寝る」、っという宣言をされ
私一人、退屈で仕方なかった。


お年頃の娘だからか、もうそーゆーのは
「ちょっとパス」と、釘を刺され
珍しくリゾート風味の宿を探す。


以上、上記のような諸々の事情で
今回は、随分前から予約していた。
(素晴らしすぎる。)






ホテルの部屋から
芝生が広がった、中庭が見える。

夜になると、真っ暗な中に
点々と何かが見え、初めは岩か木かと思っていた。

次第に目が慣れてくると、数匹の鹿だった。

そんな奈良公園並みに、超至近距離で
鹿が居てるのを見られるのも、ほぼ森の中にあるホテルゆえ。


家からは近いし、また来てみたくなる場所だった。











っと、いうことで
たった360kmの旅だったけど
思い出はたくさん作れたのだった。














一方

絵画コンクールの絵は
〆切前に、描き上げた。



(ほっ)


















嗚呼、入賞したい。
少しだけ、念じてみる。



甘党の私でも
世の中、そんな甘くない。
思い通り、簡単に事は進まない。
そんなのは当たり前。


だけどなのだ。


買ってみないと、当たらないのが宝くじなら
やってみないと、わからないのがコンクール。


チャレンジすることでしか、見えない景色を見たい。






吉と出ずとも、凶とは出まい。




















深呼吸

napdesign













Norwegian Wood

2019-09-13 | 






















中秋の名月。
雲の隙間から、ちらり見えたり隠れたり。


順調に、ガサガサと生きております。
生き方が、ピンボール感。
ジャージ同然。





〆切間近で、焦っている中
娘と峰山高原に、行ってきた。


描きかけを、しばし放置し
いざ。













道中、かんかん照りの高温も
慣れたもの。

ここ最近は、化粧品の美容部並の知識を披露し
お肌のことを、気にし
おしゃれには余念がない。
そんなお年頃の娘も、nap号に乗れば
すぐに爆睡。

暑いから嫌、うるさいから嫌
そんなことを一切云わないのは、助手席の芸歴が長いゆえ。



ホテルに着く間、高速にて
この世のものとは、思えない
豪雨雷鳴&雨漏りにも、涼しい顔。

油断した私の、荷物はズックズクで
ホテルにて、ふなふなになった財布及びカード類、紙幣を
並べて乾かすレベル。





ふなふなの財布

















当然、日頃の行いが良いので
到着と同時に、晴天

















いや、でもアレですね。

こちらのホテルまでの道中
六甲山彷彿のワインディングだったけど
nap号、ご機嫌でコトコトと登ってくれましたよ。

さすがマイスターメイド
この前のオイル交換時に、きっとなにか特別の魔法をかけられて
すっかり元気になったに違いない♪




今回、なぜ峰山高原なのかと云うと
標高が高いので、満天の星が美しく見えるという事。
それから、深い森があってそこの散歩が目当て。

映画「ノルウェイの森」、その他のロケ地にもなったそうですよ。























娘と散歩する道中
緑の、グラデーションが美し過ぎて
気が付けば、撮影会。

細く長い道の両脇に、苔のむした倒木や
不思議なカタチに、絡むツタや
変な声で、鳴く鳥達。

大きな深い森の中で
とても良い時間を過ごした。



































非日常は、どこにでもある。

だけど日常の、あれやこれや
世知辛い都合諸々で
なかなか辿り着けない。





私より、忙しくなってきた娘が
付き合ってくれた事に、感謝する。






































続く

napdesign









是が手本となりにけり

2018-12-29 | 






















いよいよ、本年もカウントダウン
秒読み体制。

そんな師走の、どさくさにまぎれ
東京に詣でる。



























今年は、いろいろと労り強化元年
夏場の猛暑も相まって、遠出は一度もせずだったのだけど
締めくくりのロングラン


先のエンジンマウントが割れた
その前はスタッドボルトが折れたなど
折れ割れ現象が続くが、コペルニクス的転回の発想。
今回は行けそう♪
根拠のあるような、無いような言い訳をして
結論、ただ行きたいだけの理由で、行ってきました。


















合わせて、「Tokyo de nap会」なる忘年会も
参加したく、是が非でも到着したい。

前日は、ほぼ眠れず
ならばと4時半の出発。
冬の夜明けは遅く、御在所にて朝焼けを拝む。



その後、浜松、足柄で休憩をさせ
東京にぐんぐん近づく



















道中
初めて見た、雪の富士山。




















そして、事無く宿泊先に到着。

首尾よく事が進めば、それはそれで
上手く行き過ぎ。

帰り道に、何かあるのではないかと怯える。











翌日は、mexさんとO塚さんとで
アメ横に案内していただく。
常々、仕事がタイトであるということをお聞きしてたので
お付き合い頂き、本当にありがとうございました!

























年末と相まって、いろんな意味でカオス
各種お店など、案内して頂き
念願の昼飲み!





「大統領」、よく見るとその隣りには「昇龍」など
金糸銀糸で刺繍すると、似合いそうな店名が並ぶ。

一軒、二軒とハシゴし
いつもはnap号連れなので、この時とばかりに
おおいに飲み、話し、笑う。













そして気が付けば
あっという間に、忘年会の時間。


昼飲みから
ハイボールなど10杯と、ワイン3杯ほど
飲んだような気がする。

驚くほど、写真が無いのはご愛嬌。



直前まで、幹事して頂いたmexさん
いろいろと、不確定ばかりの私にお付き合い頂き
本当にありがとうございました。
そして皆さんも、ご心配おかけしました。

無事に到着でき、酒盛りが出来き
楽しい時間を過ごせ、幸せ者です。











で、怯えていた帰り道
この天気から、これ
















鈴鹿辺りで12kmの渋滞
その間に、雪は降り積もり土山SAでは
辺り一面真っ白。

次々に、表示される高速道路の規制の案内。



こうなったら、後は時間との戦い。

日没までに帰りたい、いや帰れるのか。


幸い、日頃の行いが良いので、帰宅で来たものの
数時間後なら、きっとアウトだったという
ギリギリのスリリングな帰り道となりました。












今回の旅
全走行距離は、1033km

東京、近い!
nap号、強い!















時間はかかり過ぎる、リスキーなことも予測される。
運が悪けりゃ、レッカー覚悟。
新幹線なら、そんな心配は一切無い。

でも、ここにいる人達は、細かな説明をしなくても
「新幹線で来い」とは、云わない人ばかりか
隙あらば、チンクで往復したい人ばかり。

「時短、快適」が、イコール、豊かなことではない。

それが贅沢なことと、知ってる人ばかりだ。

そんな人達と、知り合えたこと、語らえる時間は
やっぱり私にとって、大切な時間なのだ。




























ありがとうございました

napdesign











journey (like a rolling stone)

2018-04-03 | 




































続き


















21世紀美術館を、思う存分堪能し
通常なら
「さて、帰るにはまだ早いし、どうしたものか」
と、思うところ
ナイスガイっぷりが、すごい
ネルのとーさんの、粋なはからい





嬉しかったので、もう一度云います
粋なはからい






「金沢ツアーガイド」なる
グループラインを段取りしてもらい
金沢の街、まさかの案内を、して頂けることに♪














初対面にも関わらず、気さくでスマート感溢れる
N氏

約束の時間少し前に、風のように颯爽と現れ
「はじめまして」と、軽く挨拶を交わし
先導をしていただく
(憧れの、シックなカラー♪)






































いろいろと、ベクトルが
真逆な感じの、2台が並びました















そして、金沢のメジャーな観光地を
ガイドして頂きつつ、老舗の洋食屋さんで
お昼をご一緒する
(あぁ、自力じゃ絶対来れなかったよなオレ)































その後

観光地外、入り組んだ細い路地
旧い趣のある建物、使われてる部材などの
ガイダンスを聞く





























束の間の、金沢ツアー終了後
さらに、インターの入り口付近まで
先導して頂き、至れり尽くせり


目的の美術館だけ、寄るつもりの
金沢だったけど
おかげさまで、とても素晴らしい観光が出来ました
次回は、今回案内して頂いたところ
もう少し、時間をかけて
散策してまわりたい所存です

貴重なお時間を使って頂いて
感謝しております
ありがとうございました























そーゆー、一連の出来過ぎ道中
今回も、良い思い出が出来ました♪




で、出発時











帰ってきて











全走行、765kmと相成りました





































さて、毎度のことながら
予定行程未定のドライブ

なぜなら、行き先より
走ることを目的にしてるから


色即是空
空即是色








ガサガサとガサツな動きで、詰め込み過ぎな感もあったけど
今回も、道に迷い
多少の無理をし
日常とは違った時間を過ごす


出逢う人全て良い方で
優しい気持ちが身に沁みる






優しい気持ちは、優しい気持ちを呼ぶ
優しくされると、優しくなれる
しごく簡単な摂理







単純な私は、とても果報者だ
















































満開

napdesign











journey (like a bird)

2018-04-01 | 































続き


岐阜、養老の篠田歯科様
お庭のメンテナンスから、オカシラ美容室のクアトロへ
その後、向かったのは

















ネルの父さんの
泉鈑金工業所














うちのネロ、ウォッカの兄弟
ネルさんに、会いたかったのだ♪




















すごい似てる♪ の、図










初対面ながら、フレンドリー
すぐに打ち解けてくれた
とてもお利口さんな、ネルさん



持参したスペシャルご飯で、釣ったのではないですよ の、図



















その後、ネルのとーさんに
次の目的先
金沢「21世紀美術館」までの
道を尋ねるも
時は夕刻、250キロ程度の道のり
金沢に到着するのは
深夜日付が変わる頃かも、、、っと、聞き





ひるむ














相談した結果
A案郡上八幡方面で泊まる

もう少し走って

B案飛騨高山界隈で泊まる





他は、山の中で
宿泊場所がないかもねーっと云う理由

(再びの車中泊か?)


















ひとまず、どちらとも決めぬまま
走る



日の暮れた、真っ暗な道
しかも片側一車線高速道路
加えて山道登り坂多し
バックミラーを、見れば
nap号を先頭に、車列の線

(やんわりの、プレッシャーか)



気が付けば郡上八幡過ぎてしまい
残すは飛騨高山

ここを、見逃すわけにはいかない
















紆余曲折、いろいろあって
信頼関係が破綻しつつある
Yahoo!カーナビを頼りに
飛騨高山到着


ソッコー、最初に目に付いたコンビニの駐車場
現在地から一番近い宿を探す

料金面で、折り合いのつく宿が15軒ほどヒット
いろいろ比較検討する時間あれなんで
そこそこ近い場所の宿に決定
(テキトー)

ここから1.6キロ先
しかも当日予約、2500円也


直ちに、予約する
ブラボーBooking.com










しかし、住所を入力するも
「指定された条件に一致する情報が見つかりませんでした」
っと、一方的に私の行き先を
却下するYahoo!カーナビ
いよいよ、不信感








その後、走ってるうちに
案の定現在地不明

いながら、道のりたんでは
諸般事情もあり
悪戦苦闘し、行きつ戻りつ
のっぴきならない状況に暗雲立ちこめ


最終的には、不甲斐なさかみ殺しつつ
これ以上は無理諦め
電話してみることに







すると、斜め前の建物の扉が開かれ
前方15mの場所だった

(惜しい!)










態勢立て直し
nap号を、駐車場に停め(無料♪)
しばし店主と歓談

宿の主人の云うことには
飛騨高山の、メインとなる観光場所まで
徒歩5分

「成り行きにしては、良い場所に泊まられた
赤い橋(名前忘れた)や、朝市もやってるので
是非早朝から、散策されるとよろしい」
っと、薦めて頂く


部屋はドメスティック風味の、ちゃんとした和室
フカフカお布団と、ちゃぶ台
エアコンではなく、石油ファンヒーターが新鮮
とか思いつつ、ストロングゼロを飲酒し
ほどなく就寝







翌朝、早朝
云われた通りに
散歩をしてみる




























成り行き予定外で泊まった場所にしては
出来過ぎの、ロケーション

事前の情報、一切無しでの観光地詣で
相変わらずの、日頃の行いが良すぎるからか
なかなかのラッキーぶり






時間がなかったのが、悔やまれるが
次の目的の、金沢に進む





























走り抜ける山々は、まだ残る
雪の壁




























途中、早る気持ちを抑えつつ
休憩も忘れずに、nap号をいたわる

























そして、10時頃
積年の念願かなって、ついに
「21世紀美術館」に、到着





















いろいろと、見所はあるのだけど
私がこの目で見たかったのは
「雲を測る男」
の、ブロンズ像



















当日この場所からは、上空
一片の雲もなく
図らずも、計測不能な「雲を測る男」だったのだけど
しばしみとれる

以前、何かで読んだこのブロンズ像についてのストーリーが印象的で
それ以来、一目見たかったのだ








21世紀美術館の解説

雲を測る男
ヤン・ファーブル

本作品は、『終身犯』(1961年 米国)という映画から着想を得て制作されました。
この映画は、監獄に入れられた主人公が独房で小鳥を飼い、鳥類学者となった実話に基づいています。
映画の終わりで研究の自由を剥奪された主人公が、「今後は何をして過ごすのか」と問われ
「雲でも測って過ごすさ」と答えましたが、作品のタイトルはその台詞に由来しています。
























































毎度の、行き当たりばっ旅
時間がタイトなので、しょうがないのだけど
ガサガサと、バタバタと走りながら
ここ近年の、己を想う



「そうだそうだ、こうゆう感じだった」
と、思い出す



必然や、偶然の連なり
その中の
巡り合わせに、意味を読んでみる

広がると思えば、広がるし
軽々と思えば、軽くなる



いつでも
自分の心に、振り回されがちだけど
そんな心も、自分の持ち物には変わりない
振り回されがちの
心だからこそ

たくさん泣くし、たくさん笑える

ものすごく、彩り豊だと想う
鮮やかな色から、モノトーンまで
いろんな色が、集まってきた



持ち色が多い方が、描きたい絵が描ける
描きたい絵が、忠実に描けるのだ









































さらに続く
(長い)

napdesign