本日晴れ
今日は、娘の卒業式だった
親という角度でみると
これで学生時代の、終了というわけで
何となく、ホッとしたような気分
同時に、何かが新しく始まる予感もするし
多いに、喜ばしい
大学も専門学校にも、いかないとなると
小学生から続いてきた学生時代が丸ごと
一区切りつく
ひとまずは、社会人の一年生というわけか
今後、新しい受け皿が(学校なり、職場なり)未定ゆえ
きっと不安も孤独な気持ちも多いにあると思う
でも、本人が希望したのでそれでよし
バイトに励み、オーディションなりレッスンなり渡航費なり
自由に自分に投資すれば良いと思う
もともと人間は、何かにつけて不安になるように
プログラムされてると思うので
どんな立場にいてようが、不安や孤独は付きものだと思う
経験上
大抵の辛くて苦しいことも
寝て起きて、寝て起きて、寝て起きて
そのうちにそれにも飽きてくる頃には
ひとりでに、外に出たくなるもんだと思う
好きなだけ眠れる、自由のあるうちに
傷ついたり、凹んだり存分に味わって
かさぶたを何度も剥がして、強く丈夫になっていけと想う
さて
今日を境に、何かが劇的に変わるわけでもなし
日常に大きな変化があるわけでもない、今のところ
親の期待を裏切らないように
とか、よく云うけど
親の慢心の犠牲にはならなくてよい
期待するのは、いつでも自分であって欲しい
正直、私が親として願うのは
生きていて楽しい、産まれてきて良かったって
思えれば、それで充分
前に書いたような気もするけど
明石家さんまが座右の銘として挙げている
「生きてるだけで丸もうけ」
多いに共感する
丈夫な身体を持って、心が真っ直ぐなら
それだけで、良い
何かに向っていくためには
目標や、夢は必要だと思う
それが道しるべになると思うから
でも、もう一方で、いつでも情熱や努力だけで
全力で前に進むなんて、不可能だとも思う
人は生身の身体だし、生きものゆえ
機械のようには、生きて行けない
いつでもピンピンに張りつめて、長い距離パンクも無しで
目的地に到着なんて、多分ありえない
と、想う
最近観た「セトウツミ」という映画
ただひたすら、川沿いで少年2人が会話するだけ、、、っと云う、映画だったが
あるシーンに
「この川で暇をつぶすだけの、そんな青春があっても、ええんちゃうか」
っていうセリフがあった
確かに
価値観も、想いも、変わっていく
それが逃げでなければ、それも又良し
悔いのないように、生きるなんて難しいが
なるだけ悔いのないように
ダメもとで、ぶつかってみなきゃいけない時だって必ず来る
当たって砕けても、命までは取られまい
懸命にすることに、無駄なことなんてない
選択し、決断していくのは全て自分だ
そして、これからついてまわるのは自己責任だ
前にも書いたけど
稼げることだけが仕事ではない
全てではない
自分がする仕事で、達成感や充実感が感じられることは幸い
辛くても、くじけそうでも、逃げたくても
おもしろいからするんじゃない?
たのしいからするんだと想う
そうやって命を使えっと願う
加えて
好きなことを続けるためには
少なからず、代償は付きものだ
目先の誘惑に流されるな、逃げるな
無いものを数えて、卑下するな
他人の環境を、羨ましがるな
有るもので、しのげ
欲しいものは、自力で手に入れろ
泣きたい時に、告白出来る友人を作れ
話しをして、優しい気持ちになれるような、友達を作れ
SNSのいいねの数が、自分の価値じゃないことを理解しろ
敵はだいたい自分の中にいてることを知れ
開き直ることも覚えろ
生きてることに、意味をみつけることより
どんな風に生ききれるかに、意味を探せ
それから
嫌なこと、嫌いなことには
はっきりと、拒め
ひたすら眠る日があっても当然だと思え
っと、自分に対しても
もう一度
すぐに忘れるゆえ、確認の意味も込めて
(暑苦しいのはご愛嬌)
なんとなく、私も今日から
もう一度スタートラインについた気がする
バレエを習い始めたばかりのことを、ふと思いだす
まだ幼稚園だった頃か
ピアノのメロディ
先生が、手を打つ
アン・ドゥ・トロワ
右、左、右
、、、爪先、伸ばして
、、、指先、柔らかく
背筋伸ばして、、、、
右、左、右
右、左、右、、、
で
で
かーさんは、明日から東京に行きます
留守の間、ネコ達のことよろしく
新幹線で行くけどな♪
napdesign