至福の時間。

日常に起こる些細な幸せを発見して

利尻・礼文島 ~3日目~

2015-05-30 | 旅行

3日目は利尻島から礼文島へ宗谷フェリーで移動しました

船から離れて見る「利尻島」は利尻山の裾野まで見れて島自体が利尻山だったというのがよくわかりました
風がやわらいできたのでフェリーのデッキで景色を楽しめました 



そして、いよいよ『礼文島』が見えてきました
※利尻~礼文(19キロ、フェリーで約40分) 

礼文島は信号が2個、道路は島の東部側だけなので車では一周はできません。
一番高い山の「礼文岳」は標高490m、島の中部より北は高い木が生えてなく笹地が多いです
 

 

「利尻島」は火山からできた島で木が多いですが、『礼文島』は隆起してできた島 
見た目の印象も木が少なく草原が多いです

礼文島でまず最初に向かったのは、大好きな岩シリーズ
『地蔵岩』…海側から見るとお地蔵さまが手を合わせて拝んでいるように見える高さ50メートルの巨岩
        夕日のスポットで人気現在は落石の危険性の為、岩の近くや後ろは通れません


 
だいぶ風化しているようでお地蔵さまの形には見えにくいので想像で…

次にすぐ隣の「メノウ浜」でパワーストーンのメノウ拾い
波の近くは見つけやすかったですが、ぬれないように注意が必要
※写真の上はメノウの原石がお店で販売されていました
 
綺麗なメノウを探すのが楽しかったです 昆布も転がっていましたが島の組合員の方しか拾えません

そして岩シリーズ続きます
桃の形に見える『桃岩』1300万年前、マグマが地表まで到達せず海底で膨らんだ溶岩ドーム

「桃台猫台展望台」よりも元地海岸の『猫岩』『桃岩荘ユースホステル』

『猫岩』を望遠で撮影猫の耳と背中に見えるかな

ランチの前に香深で『うに剥き体験センター』
新鮮な「うに」を係の人のアドバイスの元、自分で殻を剥いていただきました便利な道具があるのですね 
お味も新鮮で美味しかったです
※「うに」のオスはオレンジ、メスは黄色、漁師の方はオスを赤、メスを白と呼んでいるそうで
 オスが濃厚、メスをはしょっぱいです。普段食べているのはオスとメスを混ぜた物だそうで 
 オスだけの 「うに」は高級食材になるそうです私が開けた「うに」はオスでした


船泊(ふなどまり)でランチ
お店の横では野生のアザラシがいるとのことでしがが、この日は残念ながらいませんでした
スコトン岬へ行く途中、バスの中からアザラシを見ることができました(写真はありません)

 
礼文島最北端の『スコトン岬』
奥には「トド島」…無人島(トドとアシカが住人)
さらに遠くにサハリンの島影を見ることができました 


3日目が一番風が弱まっていましたが海の近くは風があり寒かったです(7度ぐらい)

澄海(すかい)岬澄んだ海の色が特徴の入り江
 
もう少ししたら「エゾカンゾウ」をはじめ、たくさんの花が咲き始めます

久種(くしゅ)湖…礼文島唯一の大きな湖で水芭蕉など湿原の植物が鑑賞できます

礼文島のお花今回初めて見るお花もあり、礼文島でもお花探しが楽しかったです


礼文島の食べ物は「うに」をはじめどれも美味しかったです
昆布がソフトクリームや焼酎になっていましたが、どれも合いました

 
礼文島では午後から曇って雨がポツポツと降ってきましたが、今回の旅はお天気に恵まれて
綺麗な景色を楽しむことができました

香深港近くの礼文島のホテルの部屋から見た景色
部屋の窓から利尻山が見れました
 
外国の街並みのようにカラフルなおうち

4日目はフェリーで礼文島から稚内港に戻り、お買い物を済ませて稚内空港から羽田へ飛び立ちました
※礼文~稚内(59キロ、フェリーで約2時間) 

 
稚内空港からも利尻山を見ることができました

まるで外国に来たような遠くに来た感じがしましたが羽田から稚内まで約2時間
そこからフェリーで約2時間の場所、帰る頃には意外と近い場所と感じるようになりました

初めての北海道でちょっと離れている島のデビューでしたが、
今回の旅行で出会った景色、人々に感謝ですそして美味しい食べ物にも
北海道がより身近に感じれて、また行ってみたいところがたくさん増えました
 


利尻・礼文島 ~2日目~

2015-05-24 | 旅行

2日目は利尻島を一周しました
利尻島の地名はアイヌ語から来ている言葉が多いので解説も加えてみました


朝ご飯をいただいた後に「沓形(くつがた)岬公園」を散歩 
昨夕と違った雰囲気で楽しめました

※クツガタ(クツカンタ)の意味…岩・崖の上

利尻山には雲がかかっています

その後、映画(吉永小百合さん主演2012年)「北のカナリアたち」のロケ地 『富士野園地』
今回宿泊したホテルに吉永小百合さん・里見幸太郎さん・柴田恭平さん・仲村トオルさん・石橋蓮司さん
湊かなえさん(他)
のサインが飾ってありました ミーハーな私は同じホテルに宿泊したと聞いただけで嬉しくなりました


雲がとれて山頂が見えてきました夏はエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)で黄色に染まるそうです
 
左奥に「夕日ケ丘展望台」←ここで夕日が見れたらステキでしょうね


富士野園地から見える「ポンモシリ島」 野生のアザラシが日向ぼっこしていました かわいい
※ポン…小さい モシリ…島

鴛泊港近くにある「ペシ岬」 クジラの形に見えると言われています
※ペシ(モペシ)…大きな崖


『姫沼』 人工的に作った沼ですが自然が豊かで癒されました
ヒメマスを放流したことから姫沼と名付けられた


水芭蕉・座禅草を見ることができました 20分ぐらいで姫沼の周囲を散策できます
原子林の中、植物を楽しみながら歩きました
※「座禅草」…仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来


ラナルド・マクドナルド上陸記念碑から「ペシ岬」くじらの形に見えてきました
※ラナルド・マクドナルド→日本最初の英語教師

『オタトマリ沼』  沼に山の姿が反射しています 
※オタ…砂浜 トマリ…入江 、港


利尻島の最南端。利尻山の裾野まで見える『仙法志御崎公園』

利尻山が噴火した時の海に流れ込んでできた奇岩・奇石が多々存在し、天然の自然磯観察場があることで
昆布ウニなどもはっきりとみることもできるそう。アザラシに夢中でウニは見ていませんでした

※センボウシ(チセホヲチ)…小魚の多くいる所


どこも風が強いですが海沿いは特に風が強く波が激しい 大きいカモメは迫力がありました
『仙法志御崎公園』の天然の磯観察場には、稚内から観光客用に連れてきたアザラシが泳いでいました
2匹連れてきたけど1匹は脱走したとかという話です。

「ウミネコ」と「カモメ」の違い…ウミネコの尻尾の羽には黒い帯があり、嘴の先が赤と黒いのが特徴 
嘴と足は黄色 、鳴き声はミャーミャー、カモメよりウミネコが小さいです

『麗峰湧水』は天然のミネラル成分たっぷりの水が飲めます
利尻山に積った雪や雨が浸透し、地上へ出てくるのに30数年間かかるとのこと
 


バスの中より撮影

「北のいくつしま弁天宮」の祠は4面のどれもが正面になっている珍しい造り
「寝熊の岩」熊が海で寝ているような姿、この写真だと背中と頭の上の耳が見えますね。
「人面岩」は男の人の横顔に見える、耳と目と鼻と頬がわかれば見えてくるはず!

 利尻島を一周して、今回の旅の3回目となる「沓形岬公園」で珍しい花が見れました

ハマナスはまだこれからといった感じです
花はまだ咲いていないと思っていたので、咲いているのを見つけるのも楽しかったです

利尻島の町を散策

岸壁にびっしり昆布が生えているのに驚きました
島の歴史や文化も知ることができて興味深かったです


そして今日も海鮮と現地オリジナルのソフトクリーム「はまなすソフト」
おいしくいただきました

 

お天気が良くて日本海に沈む夕日を拝むことができました

利尻島はもう2、3周してじっくり見て回りたい魅力的なところがたくさんありました

また行けるチャンスがあればぜひ、訪れてみたいです

3日目は礼文島に向かいます
 


利尻・礼文島 ~1日目~

2015-05-16 | 旅行

初めての北海道
最北限の「利尻・礼文島」へ3泊4日で旅行してきました

 今まで私が日本列島で行ったことがある最北は福島県だったので
飛行機の中から地図のように見える景色にワクワク
 

今回はツアーで参加したので何事も起きないと思っていましたが、稚内空港に着陸する時に
風がとても強くて飛行機が右に左に揺れて内臓が浮いた感じに。。。
それでもなんとか無事に着陸すると、稚内は飛ばされそうなぐらいの強風
地元の人に言わせるとまだそよ風程度とのこと。。。


年間平均風速7m、風速10m以上の日が90日を超す稚内市の風力発電は電力需要の85%に相当するとのこと


稚内駅の近くのお店でカニ丼[写真右上]を(夜は毛ガニ[写真左上]が一杯出てきました

昼食を済ませ駅の横の「北市場」
利尻昆布ラーメンや北海道限定のビールをゲット
 

最北端の線路(稚内駅)を見ると、は~るばる来たぜ北海道としみじみ思いました

バスの車窓より「稚内港北防波堤ドーム」を見ました
(総延長427m、柱の総数70本 北海道遺産に指定)

稚内港から利尻島へフェリーで渡ります
片道 1時間40分、荒波に揺られ北海道限定ビールを飲みながら思いを馳せます

利尻島の鴛泊(おしどまり)港へ到着



気温は11.8度 風のせいかもっと寒く感じます
「おしどまり港」からは、早くも「利尻山」が見れて感動
まだ山の上に雲がかかり完全な姿は見れません

バスでホテルへ移動する時に「ウミネコの大群」やたたまれた「防雪柵」が見れました
 

ホテルに着いたら夕食まで時間があったのですぐ近くにある「沓形(くつがた)岬公園」を散策
海と山と灯台がとても綺麗に見れました


島の花は、まだこれからといった感じでしたが「エゾエンゴサク」の花はたくさん咲いていました
おひたしにすると美味しいそうです


利尻山が完全に姿を現してくれました
黄砂がこの日はたくさん飛んでいてお隣の礼文島は見れませんでした

 

風が強く波の高さと音に驚きました 波の花があちこちにありました
海風でシャッターを切る指がかじかみました 

 

1日目から北海道の大自然に圧倒されて、まるで海外にやってきた気分です

温泉は黄褐色で成分中の炭酸水素含有量は国内有数であるとのこと
源泉33.8度にも 入れて温泉も楽しめるところです

2日目は利尻島を一周します 


材木座海岸~江の島

2015-05-03 | お出かけ

3月末にお出かけした続きです

光明寺の目の前にある「材木座海岸」「スタンドアップパドル・サーフィン」をしている
人たちを見かけました
サーフィンはできませんが、これはいつか挑戦してみたいなと思いました

海がキラキラしていて、海を見ているだけでいやされる海岸でした

一度鎌倉駅までバスで戻り、江ノ電に乗って江の島
夕方に近づいてきたのでショートカットで「べんてん丸」に乗り「稚児ケ淵」へ向かいました 

船で行くと早いですね すぐに着きました

岩にはフジツボがたくさん
調べてみると、甲殻類でエビやカニの親戚とのこと

後から行ったお店でおいしくいただきました

 

「富士へ通ずる」との言い伝えがある、『江の島岩屋』
長い歳月を経て波の浸食でできた岩屋は第一岩屋(奥行152m) 第二岩屋(奥行56m)

江の島は龍神信仰の地として栄え、洞窟内にも龍の置物がたくさんありました

左側の岩が人の横顔(仙人)に見えます

陽が沈むと富士山が見えてきました(江の島頂上より)

お食事を終えるとすっかり空は真っ暗に
シーキャンドルに光が灯っているのを初めて見ました

江の島は身近で海や自然が楽しめる癒しの場所なので、またお出かけしてみたいです

美味しい物もたくさあるので食べ物も楽しみ