至福の時間。

日常に起こる些細な幸せを発見して

利尻・礼文島 ~2日目~

2015-05-24 | 旅行

2日目は利尻島を一周しました
利尻島の地名はアイヌ語から来ている言葉が多いので解説も加えてみました


朝ご飯をいただいた後に「沓形(くつがた)岬公園」を散歩 
昨夕と違った雰囲気で楽しめました

※クツガタ(クツカンタ)の意味…岩・崖の上

利尻山には雲がかかっています

その後、映画(吉永小百合さん主演2012年)「北のカナリアたち」のロケ地 『富士野園地』
今回宿泊したホテルに吉永小百合さん・里見幸太郎さん・柴田恭平さん・仲村トオルさん・石橋蓮司さん
湊かなえさん(他)
のサインが飾ってありました ミーハーな私は同じホテルに宿泊したと聞いただけで嬉しくなりました


雲がとれて山頂が見えてきました夏はエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)で黄色に染まるそうです
 
左奥に「夕日ケ丘展望台」←ここで夕日が見れたらステキでしょうね


富士野園地から見える「ポンモシリ島」 野生のアザラシが日向ぼっこしていました かわいい
※ポン…小さい モシリ…島

鴛泊港近くにある「ペシ岬」 クジラの形に見えると言われています
※ペシ(モペシ)…大きな崖


『姫沼』 人工的に作った沼ですが自然が豊かで癒されました
ヒメマスを放流したことから姫沼と名付けられた


水芭蕉・座禅草を見ることができました 20分ぐらいで姫沼の周囲を散策できます
原子林の中、植物を楽しみながら歩きました
※「座禅草」…仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来


ラナルド・マクドナルド上陸記念碑から「ペシ岬」くじらの形に見えてきました
※ラナルド・マクドナルド→日本最初の英語教師

『オタトマリ沼』  沼に山の姿が反射しています 
※オタ…砂浜 トマリ…入江 、港


利尻島の最南端。利尻山の裾野まで見える『仙法志御崎公園』

利尻山が噴火した時の海に流れ込んでできた奇岩・奇石が多々存在し、天然の自然磯観察場があることで
昆布ウニなどもはっきりとみることもできるそう。アザラシに夢中でウニは見ていませんでした

※センボウシ(チセホヲチ)…小魚の多くいる所


どこも風が強いですが海沿いは特に風が強く波が激しい 大きいカモメは迫力がありました
『仙法志御崎公園』の天然の磯観察場には、稚内から観光客用に連れてきたアザラシが泳いでいました
2匹連れてきたけど1匹は脱走したとかという話です。

「ウミネコ」と「カモメ」の違い…ウミネコの尻尾の羽には黒い帯があり、嘴の先が赤と黒いのが特徴 
嘴と足は黄色 、鳴き声はミャーミャー、カモメよりウミネコが小さいです

『麗峰湧水』は天然のミネラル成分たっぷりの水が飲めます
利尻山に積った雪や雨が浸透し、地上へ出てくるのに30数年間かかるとのこと
 


バスの中より撮影

「北のいくつしま弁天宮」の祠は4面のどれもが正面になっている珍しい造り
「寝熊の岩」熊が海で寝ているような姿、この写真だと背中と頭の上の耳が見えますね。
「人面岩」は男の人の横顔に見える、耳と目と鼻と頬がわかれば見えてくるはず!

 利尻島を一周して、今回の旅の3回目となる「沓形岬公園」で珍しい花が見れました

ハマナスはまだこれからといった感じです
花はまだ咲いていないと思っていたので、咲いているのを見つけるのも楽しかったです

利尻島の町を散策

岸壁にびっしり昆布が生えているのに驚きました
島の歴史や文化も知ることができて興味深かったです


そして今日も海鮮と現地オリジナルのソフトクリーム「はまなすソフト」
おいしくいただきました

 

お天気が良くて日本海に沈む夕日を拝むことができました

利尻島はもう2、3周してじっくり見て回りたい魅力的なところがたくさんありました

また行けるチャンスがあればぜひ、訪れてみたいです

3日目は礼文島に向かいます