至福の時間。

日常に起こる些細な幸せを発見して

日光東照宮 四百年式年大祭 奉起大祭

2015-10-26 | 旅行

親孝行?の旅になったのか!?母のリクエストに応え、『日光東照宮』まで行ってきました
久しぶりの日光、紅葉も見ることができました

東照宮を目の前に車が一歩も動かず駐車場を探すのが大変でしたが、Uターンして東武日光駅方面へ
戻り駐車場をなんとか
見つけることができました
天気予報は雨の予報でしたが、日光についたら日が差してきて傘なしで観光でき良かったですが
晴れ対策の帽子やサングラス、日傘は全部置いてきたので、この後暑い思いをしました。。。 

行くまでは知らなかったのですが、ちょうど当日「四百年式年大祭」の『奉起大祭』の
百物揃(ひゃくものぞろえ)千人武者行列』を目の前でタイミングよく見ることができました

千人武者行列は、徳川家康を静岡・久能山から日光へ改葬した際の行列を再現したもの
騎馬やよろい武者、鉄砲・やり持ちなど53種の装束を着た約800人が、東照宮の神輿舎(しんよしゃ)前から
御旅所(おたびしょ)までの約1キロを厳かに練り歩きます


高さ9m、柱の太さ3.6mで石鳥居の中で最大級。九州筑前の黒田長政が奉納
扁額の大きさは畳一畳分の大きさ そんなに大きいとは…もう1回行って確かめたい!


五重塔の正面の彫刻は東西南北を示す干支(正面は東) 干支に躍動感がありますね!


表門の表は仁王像、裏には狛犬が立つ 門の上には像、獏、麒麟、虎の木彫りの彫刻がある
仁王像に圧倒され「像」の木彫りは今まで気づきませんでした!



三猿の反対側の「上神庫」 想像の「像」の彫刻がある
こちらも三猿に気を取られ今まで知りませんでした!新しい発見がいっぱい!! 


上を見上げる猿の姿が一番好きです


ヒノキの一枚板に水の神様の飛龍が彫られている 


一つの岩をくりぬいて造られた石造 なんだか可愛い


オランダの東インド会社から贈られたもの


『鳴龍』は撮影禁止だったので外側だけ撮影
今回で東照宮は3回目でしたが、龍の鳴き声のような音がよくわかって感動! 


ケヤキの一枚板に鳳凰や植物や鳥が彫られている


陽明門は工事中でしたが、逆柱をなんとか発見!

『完成した瞬間から崩壊が始まる』の思想が陽明門をはじめ要所要所で確認できました


217年ぶりに姿を現した西側(写真下の左側)の壁画(大和松岩笹と巣ごもりの鶴)を見ることができました


2018年度まで修復工事中ですが、修復中しか見られない展示を行っていくとのこと


唐門の屋根には逃げないようにヒレが切られた龍や足元が金輪で留められている恙(つつが)の霊獣がいる
逃げないように工夫されていることに驚きました!


坂下門の手前の蛙股にある「眠り猫」
見る方向で眠っている姿と起きている姿が見れます!!
神様になった家康が自由に移動できるよう一番手前にはツルが彫られているといわれている


坂下門から奥宮まで207段 柵は1枚の岩を彫って作られている
宝塔の下の地下3mに分骨された骨が納められているとのこと すごく厳かで神聖な雰囲気でした


根元の祠に向かってお願いごとをしてください


祈祷殿の彫刻の鳥に耳があります
小鳥が親のためにエサを運んでくると言われ、親孝行の鳥とされています

相変わらずのハードスケジュールでバタバタの旅でしたが母に喜んでもらえていれば何よりです
自分の方が楽しんでいたかも??


御遺訓にある通り、急ぐべからず旅も人生も


今回の旅、まだまだ続きます
次のスポットへ向かいます !