怪獣ベビーと歩む道

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卒園生の父母を送る会

2008-03-03 05:48:33 | society
土曜日、今年度最後の幼稚園父母会でした。

「卒園生の父母を送る会」ということで
何をするのか...?歌でも歌うのか?...と?マークをつけながらの参加でしたが
年長さんのお母さま達が、1人ずつ卒園にあたって、
思い出や気持ちを述べるというものでした。

卒園まであと20日程あるのですが
すでに涙ナミダの会となり
私も、もらい泣き....

皆さん、いろんな苦労や思いがあったのですね...。

おませでいつもムスメのお世話をしてくれたRちゃんは、
母子家庭という環境を感じさせない明るさだったし、
お仕事もぬり絵も上手で、ムスメに折り紙を教えてくれるMちゃんは
生まれてすぐに小児脳梗塞を患い、半身不自由だった事があったとか。
ふざけんぼでお調子者のMくんは、急な転勤で渡英し、
到着翌日から、現地ナーサリーを一件一件回り、翌々日から現地校に放り込んだという苦労話や
物静かなTくんのお母様が、「毎日手をつないで、沈丁花の花が咲いているねと通った通園路、
もう手をつないでくれなくなると思うと...」と胸を詰まらせ、
涙ながらに「Tは宝物です」と語る秘めたる激しい息子愛など。

縦割り保育なので、どのお子さんもよく知っているし
保護者の方も、しっかりものの青組さんを、
そつなく立派に育てていらっしゃるのだなーという印象だったので
その隠された努力や愛情にじんときてしまいました。

そして皆さん口を揃えて
「ほんとうにこの幼稚園で良かった」とおっしゃっていました。
まあ、卒園(卒業)の時には、どんな幼稚園や学校でも、みなそう言うと思いますが
その雰囲気と感情に流され、まるで金八先生の最終回のようでした。

確かに、モンテッソーリの穏やかな環境や
家庭的なこの園は、私も良いと思いますが
今回は、さらに「こんなお母様方が先輩で良かった」と思わせる「送る会」でした。
コメント (1)
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