直木三十五記念館の日々

直木賞にその名を残す直木三十五の記念館は市民参加型のミュージアム。運営の悪戦苦闘をストレートにお伝えします。

食い逃げされてもバイトは雇うなということ

2007年09月06日 | Weblog
 最近のはやりの新書の題名なのであるが、これは我々のような記念館にも言えることである。全く持って相反するこのことを如何になすか、適切な答えを持つのであれば少なくとも億単位の利益を上げられるコンサルタントになれるのではないか。
 行政が抱える問題点もまさにここに尽きる。行政機関の最大の支出の一つは人件費であることは誰も異論を挟まないであろう。公務員を三日やったらやめれないと俗にいわれる所以は、その分誰かに皺寄せがいってるわけである。誰が人件費の原資を負担しているのかということを考えてみることである。
 今回私たちが「可能性のまち上町台地」の企画の立案から、出演者の交渉、実行の準備までを全くの無報酬いや持ち出しさえある中でやってこそ、上町台地マイルドHOPEゾーン協議会の僅かしかない補助金でこれだけの事業ができるのである。