いよいよ今度に日曜日に迫った水都大阪2009市民参加プログラム「水辺の社会実験」。我が記念館はオダサク倶楽部の井村身恒さんをお相手に迎えてトークバトルを実施する。
大阪の異邦人(エトランゼ)というのはこの数年の私の主題である。そもそもは里見と大阪の関係を知ったことが私が大阪の異邦人を意識する最初である。
なぜ里見が大阪に来たか、大阪が里見に果たしたことは何か。
実は昨年の冬に小谷野敦さんが里見の評伝を上梓した。『里見伝「馬鹿正直」の人生』。今まで評伝がまったくといっていいほどない作家。ややもすると芸者が女性観の中心であると考えられている里見は直木三十五を凌ぐくらいに正当に評価されていない作家であったゆえにさすが「モテない男」小谷野敦と賛辞を贈りたい。まあ私如き市井の人が偉そうに言う資格はないのであるが、正直うれしかった。
そんな里見の話だけでなく、近松秋江、金子光晴、小林秀雄、辻潤なんかの話をしていきたいと思う。まずこんな面白い話は巷のカルチャーセンターでは聞けないと思う。その上入場料も頂かないし、中央公会堂の特別室だから、雨の影響も日焼けの心配もない。
水都大阪2009市民参加プログラム「水辺の社会実験」
「水都の移動祝祭日」
日 時 2009年9月20日(日)14時~16時
会 場 大阪市中央公会堂 三階 特別室
出 演 オダサク倶楽部 仕掛人 井村身恒
直木三十五記念館 事務局長 小辻昌平
参加費 無料 事前申込不要
大阪の異邦人(エトランゼ)というのはこの数年の私の主題である。そもそもは里見と大阪の関係を知ったことが私が大阪の異邦人を意識する最初である。
なぜ里見が大阪に来たか、大阪が里見に果たしたことは何か。
実は昨年の冬に小谷野敦さんが里見の評伝を上梓した。『里見伝「馬鹿正直」の人生』。今まで評伝がまったくといっていいほどない作家。ややもすると芸者が女性観の中心であると考えられている里見は直木三十五を凌ぐくらいに正当に評価されていない作家であったゆえにさすが「モテない男」小谷野敦と賛辞を贈りたい。まあ私如き市井の人が偉そうに言う資格はないのであるが、正直うれしかった。
そんな里見の話だけでなく、近松秋江、金子光晴、小林秀雄、辻潤なんかの話をしていきたいと思う。まずこんな面白い話は巷のカルチャーセンターでは聞けないと思う。その上入場料も頂かないし、中央公会堂の特別室だから、雨の影響も日焼けの心配もない。
水都大阪2009市民参加プログラム「水辺の社会実験」
「水都の移動祝祭日」
日 時 2009年9月20日(日)14時~16時
会 場 大阪市中央公会堂 三階 特別室
出 演 オダサク倶楽部 仕掛人 井村身恒
直木三十五記念館 事務局長 小辻昌平
参加費 無料 事前申込不要