NAO's BLOG

旅行とか交通関係の話題など

常磐線グリーン車試乗

2007-01-13 | Weblog
常磐線中距離電車(銀色に紺帯の新型電車)では、2007年1月6日からグリーン車の連結運行が始まり、ダイヤ改正前日の3月17日までは、お試し期間として、普通運賃のみ(グリーン料金不要)で利用できます。2007年3月18日ダイヤ改正により、上野-高萩間の中距離電車全列車で、グリーン車が正式デビューします。

グリーン車正式運用開始までの間のお試し期間は、東北・高崎線の連結の際にも行われており、2004年8月に夏期休暇を取得して、デビュー間もないクラスJに乗った(伊丹→羽田)後で、東北線のグリーン車に試乗したことがあります。

今回のグリーン車お試しは、2004年の東北・高崎線グリーン車連結時と同じく、グリーン車を連結している列車は毎日変更されますが、毎日、連結列車が駅改札口に掲示され、選んで利用することができます。(上野駅中央改札口ではグリーン車連結列車のリストが掲示されています。他の駅では時刻表にマーカーで丸印をつけた掲示もあります。)

連結位置も東北・高崎線ならびに東海道線と同じく、4・5号車となっていて、予めグリーン車をお試しくださいと連結列車がアピールされているが故に、乗車開始までの間に4・5号車の乗車位置に行列ができたのも同じでした(苦笑)。また、普通車運用が故、シートに枕カバーがなく、本運用で髪で汚れないかと心配するのも同じでした。

駅でもグリーン車連結がアピールされていいて、「ダイヤ改正前日までは普通運賃のみでご利用できます。この機会にご試乗ください。」とアナウンスがかかっていました。

乗り込んでみたところ、共通設計のE231系グリーン車と内装はほとんど同じで、シートの座り心地も同じでした。ただ、蛍光灯カバーが従来の乳白色半透明のものではなく、小さい穴がたくさん開いた形状のもので、少し印象が異なりました。



常磐線グリーン車の反響は大きいようで、上野駅に入線した際、降車した一般旅客の数名が携帯電話で撮影していました。車内では「乗れてよかった」という一般旅客の会話も多く耳に入りました。南千住に停車した際、停車していた上野行き快速電車の扉付近旅客がみんな、驚いた表情でグリーン車の方を見ていたのが印象的でした。18年前のJR西日本221系登場時に京都から大阪まで利用した時にも、茨木駅で対向列車の旅客のほとんどが、驚いてこちらの方を見ていて、その時と似た様子でした。

現在は、グリーン料金不要が故に、混雑することになり、土曜日昼間の下り列車ということで、混まない列車ですが、グリーン車はほぼ席が埋まりました。日暮里や北千住では、混んでいるグリーン車を見て、隣の車両に移る姿が見られました。デッキ付きで扉幅が小さいので乗降性が良くないことで、近距離の旅客は最初からグリーン車を避けて利用しているようで、我孫子から降車客が目立つようになり、終点の土浦まで利用していた旅客も多く見られました。

普通列車グリーン車は、特急普通車と同レベルなので、上野-土浦での利用の場合、急がない場合は、座れないこともある特急普通車自由席よりもゆったり乗れるという利点がありそうです。さて、デビューしたらどの程度利用されましょうか?


土浦到着した際に、サハ411-1701が連結された編成が、上野行きとして入ってました。発車時刻まで余裕があったので、改札口の出入場をして、急遽乗ることにしました。乗り込むと、車内は、211系0番台に似ていますが、ステンレス車体の415系でセミクロスシート車はこの1両だけなので、随分レアな存在です。これも上野からは引退するので、今日のうちに乗れてよかったです。

ひたち野うしくから一旦土浦に戻り、霞ヶ浦の土浦港を散策した後、今まで乗れなかった「ひたち」で上野に戻りました。

乗ったのは土浦15:23発フレッシュひたち40号ですが。この列車はスーパーひたち車両(651系)で運転され、グリーン車連結となっています。ということで、グリーン車にしてみました。意外と安く、その理由は、JR東日本は100Kmまで1,000円で、よく乗るJR西日本の1,240円より安いのでした。

JR東日本では、在来線特急列車のグリーン車を4列配置にして、グリーン車のシート幅が狭くしたり、グリーン車の連結をしない列車を増やしていますが、651系は幅の広い3列シートが維持されていて、ゆったりと乗ることができ、値打ちがあります。

ただ、土浦から乗り込んだら、私以外の利用客が2名で少なく、2名とも柏で降りて、柏→上野は私一人でちょっと寂しい利用率でした。特急列車の場合、普通車でも充分快適が故、グリーン車利用のインセンティブがなかなかないというのが現状のようです。

日本最南端訪問の旅

2007-01-04 | Weblog
1月1日~2日の間に、家の事情から急遽家族旅行に行くことになり、波照間島に行ってきました。急遽決まったため、超繁忙期に何とか空いているフライト・ホテルを組み合わせてスケジュールが以下の通りに。

神戸13:50→那覇16:00 JAL3385(B777-300)(神戸空港初利用)
那覇16:50→宮古17:40 JTA519(B737-400)(JTA初利用)
宮古18:15→石垣18:50 JTA947(B737-400)

宿泊:ホテル日航八重山(石垣全日空ホテルより1万円以上安かった為)

波照間海運 石垣港8:20→波照間9:20・波照間13:15→石垣港14:15で往復

石垣16:00→那覇16:50 JTA614(B737-400)
那覇17:40→伊丹19:30 JAL2088(B777-300)

ただ、与那国島の日本最西端の地も訪問したかったのですが、飛行機が満席等で断念、また、1月2日は石垣-波照間の航空機運航日なので、その便(アイランダーBN2)に乗りたかったのですが、こちらも満席で断念しました。


さて、当日朝は、午前8時に近所の神社で初詣をして、家に戻っておせち料理を食べた後、出発です。まず、神戸空港へ行く方法として、確実に座れるよう座席指定の新幹線・神戸市営地下鉄・ポートライナーの乗り継ぎで行くことにしました。新幹線は繁忙期だから高いけど、と思ったら、その認識は私の誤りで、エクスプレス予約は年中割引のため、思ったより安く行けました。一番良いのは「スーパーはくと」ですが、フライトスケジュールと合わなかったので、断念orz。

神戸空港からは、JALのななみ…ではなくてB777-300(因みに、レジ番号はJA8944で、旧スタージェット"アンタレス")で那覇へ。搭乗が始まると、元旦のフライトということで、搭乗口で着物を着た地上係員よりトランプのプレゼント。そういえば、元旦のフライト利用は今回が初経験で、こういったサービスがあるのを初めて知りました。


那覇からは、JTA519便(那覇16:50→宮古17:40)と、JTA947便(宮古18:15→石垣18:50)の乗継利用で石垣島まで移動。那覇発石垣行きはJTA625便(那覇18:45→石垣19:45)まで待つ必要があり、早く着いて夕食を早く食べられるようにするため、乗継利用で先に向かうことにしました。この結果、宮古島にも足をつけることに。翌日以降の旅程に余裕があれば、自身の誕生日と同じ数字の625便で良かったのですが。因みに、今回、JTA初搭乗でした。

「宮古」といえば、思い出したのが、minoriの2005年エイプリルフール企画にあった「みやこジェット」(efの宮村みやこラッピング機が宮古島に就航するネタ)…私は、新藤景属性ですがw。

搭乗機は、JA8954のようです。旅客の中には、プラスティック容器に入ったテイクアウトうどんを持ち込んで、離陸後に食べる人が…。空弁を食べる旅客は見かけますが、飛行機の中へうどんを食べる旅客を見たのは今回が初めてでした。機内では食べにくそうですが(^^;

JTAも元旦の記念品があり、ミニチュアボトルの泡盛が配られました。宮古島に到着後、乗継ですが、乗ってきた飛行機がそのまま石垣島行きになるスケジュールで、まったく同じ飛行機で石垣島に向かいました。今度は飛行時間も短く、天気が悪いためにベルト着用サインは着陸まで点灯のままとなりました。

石垣空港からタクシーでホテル日航八重山に向かい、最上階のレストランを予約したところ、1時間待ちとのことで、待っている間に大浴場に入って汗を流しました。宿泊プランに入っているメニューは、石垣牛のステーキで、肉も美味しくボリュームもあり、満足しました。食後は、翌朝に備えて早い目に寝ました。


2日目朝、石垣港8:20発の船(ニューはてるま)に乗るため、早い目に起床して朝食。子午線より西が故に、まだ暗い時間に起きて朝食を食べることになりました。食べ終わった午前7時過ぎに、徐々に明るくなってきましたが、やはり日の出が30分ほど遅いです。

船が満員で乗れなくなると困るので、早い目に石垣港のニューはてるま乗船券販売所に向かうと、早すぎてまだシャッターが下りていました(^^;。出発30分前の7:50に乗船券の販売が開始され、往復で購入。3・4番乗り場から出発するとのことです。

8:10に入船、搭乗してオープンデッキの最後部に着席、満席にならずともかなり席が埋まったようでした。8:20に出港し、竹富島などを見ながら船は進みます。あと20分というあたりから波があるようで、けっこう揺れてきました。オープンデッキは後部が故、揺れは小さいですが、エンジン音が大きく、難聴になるかも(^^;。波照間島には定刻に到着しました。

波照間島では、予め予約していたレンタサイクルを借りて回りました。まず、日本最南端の碑(写真)へ向かいました。向かう途中、波照間空港から離陸したアイランダーが見え、今度はこれに乗りたいな、と思ったり。

最南端の碑に到着すると、混雑はしていませんが、多くの観光客が訪れていました。「稚内からはるばる来た」と話している人や、「ブログ用に」と言いながら撮影している人、私と同じです(笑)。

その後は、波照間空港へ。空港の見た目は、特急列車の停まらないローカル線の駅のようなたたずまい。それでも、駅前の駐車場はアイランダーの旅客定員(9名)を超える駐車スペースがあります。ただ、午後まで飛行機が来ないので、中は開店休業状態でした。私たち以外にも観光客が訪れて記念撮影していました。

そして、波照間港13:15発の船で波照間を出発。帰りは客室に座ると、最初の20分ほどは凄い揺れ。船酔いするというよりも怖く、船内はどよめいていました(^^;。幸い、島が集まるエリアが近づくと、揺れが収まりました。

石垣港から石垣空港に向かい、遅い目の昼食。JTA614(石垣16:00→那覇16:50、B737-400、JA8523)とJAL2088(那覇17:40→伊丹19:30、B777-300、JA8945:旧スタージェット"デネブ")を乗り継いで帰りました。JTA614便は那覇空港に到着する際、スポットがなく、「調整しております」というアナウンスがあって、待機した後、21番スポットに到着。その後、3つの便の搭乗口変更のアナウンスが流れていました(^^;。

JAL2088便は、出発が若干遅れながらもほぼ定刻に到着。東向きに飛ぶ飛行機は、気流の関係か、早いです。伊丹に到着した飛行機は、まだ仕事があり、羽田行き20:20発の便の最後の仕事が待っていました。伊丹空港からは、空港バスとJR奈良線快速を乗り継いで家に帰りました。