

着いた日の翌日、雨の予報だったのに快晴。
桃ちゃんの朝ご飯はフィリピン風ガーリック炒めご飯と目玉焼き。

大人は酢漬けのアンチョビのオープンサンド。

朝食後、主人は大好きな山
「Luz Ardiden」に自転車で出かけて行き、
私は家事を終わらせた後、アルジェレス・ガゾストの町まで歩いて行くことにしました。
目的は観光案内所に行って地図やお勧めのハイキングコースを教えてもらう為。
桃ちゃんは大家さんのお庭で大家さんの犬と遊ばせてもらいました。
(イギリス人の大家さん家族、本当に素敵なご家族でした。)

写真は主人のカメラから拝借したんですが、
この山はヘアピンカーブ(switchback) が有名。
スイッチバック(ウィキペディア)の説明はこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/スイッチバック

家を出るとこの景色。
空気が本当に美味しい~。

ピレネー山脈の色々な山があちこちに見えるのがアルジェレス・ガゾスト。
山に囲まれた盆地という感じです。

私達が借りた家はオータカム山の麓にあるこの名前の町にありますが、
カーナビでは出て来ない小さな町。

暫く歩くと川に出ます。

橋を渡ると直ぐに私がスペインでもお気に入りだったスーパー「Carrefour」があります。
午後7時半には閉まってしまい、
日曜日も開いてないので買い物する時は要注意。

これはアルジェレス・ガゾストの町からルルドま続く自転車専用道路。
夏はラベンダー畑の側を通り、ラベンダーの石けんなど売っているお店もあるんだそうですが、
今回、町の自転車屋さんには桃ちゃんのサイズの貸し自転車がなくて
自転車買っても良かったけど雨降りばかりの天気予報なので買いませんでした。
自転車、100ユーロ以下で買えるので、
貸し自転車が1日30ユーロ前後くらいだと思うので
何日も乗るなら買って、帰る時に誰かにあげてくるんでもいいかなと思います。

カジノです。スペインでもカジノをよく見かけました。
流行っているのかしら。

アルジェレス・ガゾストの教会が見えてきました。

日本でも見かけるような花が咲いているので
ちょっぴり嬉しくなりました。

つつじ。

町中のあちこちにこの犬の糞専用のゴミ箱が設置してありました。

別の場所には犬の糞専用のビニールが。
どうしてビニールの配布とゴミ箱を1つのポールに設置しないのかちょっと不思議。

これも町の壁に貼ってあったポスター。
殺虫剤ゼロという、多分英語と同じ意味の部分しか理解出来ません。

車だと大きく迂回しないと行かれない丘の上の教会ですが、
徒歩だとこの坂を上がって直ぐ。

でも到着したのは正午12時15分で観光案内所は閉まっていました。
スペインの田舎町の場合、2時で閉まってしまい、
その後はもう開かないので
それよりはお昼休みがあっても夕方まで開いている方がずっと便利ですね。

お昼でも開いているカフェの看板。
う~ん高い気がします。
美味しくなさそうだし。

お昼休みなのでシャッターが下りています。

不動産屋さんの広告。
この辺りの家って田舎だけど高いですね。
100,000ユーロは今のレートで
日本円:1300万円
米ドル:136.5M
比ペソ:5.9M
山の中の一軒家で約3000万円・・・って
これに税金とかもかかるんでしょうし、
手直ししないと住めないかもしれませんしね。

町の中心にある教会。

観光案内所が開く2時まで待つのは
桃ちゃんが待っていて無理なので教会の周りを一回りだけして帰りました。
自転車置き場発見。

午前5時から午後5時まで・・ということしか理解出来ませんでした。
駐車禁止みたいだけど、今はお昼で車停まっているし。
で、グーグル翻訳で調べたら
な~んだ、でした。
「marché tous les mardis」(Market every Tueday)
毎週火曜日はこの場所に市が出るので駐車禁止
という意味だったんですね。
確かに火曜日に私達、着いて、
この場所にテントの店が沢山並んでましたっけ。

パンジーの花壇。

車が停まっている場所にベーカリーがあって
パンやケーキを売っているお店だったんですが
お客さんとお店のご夫婦がおしゃべりしていてお店がまだ開いていたんです。
覗いてたら
「どうぞ、どうぞ~」
と言ってくれたので美味しそうなケーキを買ってしまいました。

野原を眺めながらゆっくり歩いて帰宅。

もうすぐお家だけど・・・
途中でスーパーに寄ってワインとかお米とか買い込んだんですが
予備の手提げを1つしか持ってなくて
スーパーで有料のビニールを貰ったけど
それがリサイクル出来る素材でものすごく薄くて
直ぐに破れてしまったので
帰り、とても大変でした。

いぬふぐりの花に似てますよね。

赤つめくさと私は日本で呼んでいたんですが
(白つめくさの花に似ているけど赤いから)
本当はレンゲかな~。

あまりにも重たくて、ビニールは破けるし
全部一緒にしたものだから
ケーキの箱は潰れたけど、アップルタルトは何とか無事。

他のケーキもこの程度で済んで良かった。
このサバラン、凄く美味しかったです。
1.9ユーロだったかしら。甘さ控えめ。
往復2時間歩いて幸せ気分でした。
マニラでは外が危険で歩けないので残念。
歩くの大好きです。
本当は日本でもこういう休暇したいな~と思うのですが
日本はフランスのギーテみたいなのないですよね。
フランスでもスペインでもトリップアドバイサーというサイトなどで
沢山のアパートが出ていて
メールのやり取りして、細かいことを聞いて
お互いに納得したらクレジットカード(ペイパルを通して)支払うだけでよくて
とても簡単。
契約書などもあったりなかったり。
今回のギーテは保証金250ユーロを別に現金で払いましたが
出発する時に何も壊れてないので返してくれました。
あと、掃除をしないで出て行く場合は別に40ユーロ支払って欲しいと言われました。
日本は移住者専用に市町村で将来移住を希望する人のみという条件で
1年以上住む人に貸してくれる家や部屋などはあっても
旅行者が気軽に借りられる家はないですよね。
日本は土地が高いからかしら。
やっぱり家や部屋を貸してる人は収入の足しにやっている人が多くて
鍵を渡してくれてプライバシーもきちんと保たれ、
調理器具やタオル、寝具なども全部揃えてくれているんですが
5泊以上と決まっていたりします。
1泊100ユーロ前後だとホテルでも、もっと安い所はあるかもしれませんが
料理出来るので、
外食しなくて良い分、かなり節約な旅になります。
