
<レスカラ: L' Escala>

レスカラはジローナ州にあるんですが、
私たちがアパートを借りたジローナの街からは車で1時間ほどの地中海添いの街。
この辺りの地中海はリアス式海岸が多いのですが、
レスカラは遠浅の浜辺があるので
気温が高くなったこの日はもう泳いでる人もいました。

レスカラには街の外れに紀元前にギリシアとローマ帝国が築いた町の発掘された遺跡もあって

フランスから高校生なども見学に来ているんですが

英語での解説もあり、

博物館もあって、

ここは必見です。
<ジローナの自転車屋さん>

ジローナの古都内にある自転車屋さんは本当に良心的で、
借りたアパートが狭い階段を4階まで上がる場所で
自転車を毎日部屋まで上げるのはちょっと無理だったので
無料で預かってくれていました。

(Bike Breaks という名前の店)
私と桃ちゃんが1日だけ自転車を借りた場所です。
(1日30ユーロ)
フランスでは自転車を借りようとしたら桃ちゃんのサイズがなかったのですが
ここではこれが一番小さい自転車で
桃ちゃんのつま先がぎりぎり付くくらいではありましたが
サイズがあったのでラッキーでした。

(英語を話す旅行者がこちらで主催するバイクツアーに参加していました)
でも自転車をそのまま入れて運べる大きさの車をレンタカーで借りていたし、
スーパーで100ユーロ以下で売っている自転車を買っても良かったかなと思いました。
スペインではジローナでもバルセローナでも自転車を車が避けてくれることがなく
ちょっと怖かったんですが
フランスでは法律で車が避けてくれるので本当に安心して乗れますし。
<カダケス:Cadaqués>

ここには画家、ダリの家があり、今は博物館として観光スポットになっているんですが
要予約で、観光案内では予約してくれず
自分で電話しなくてはならないので訪れませんでした。
スペインでは電話予約と言うのが本当に多くて
現地の親切な店の人で英語が出来る人に代わりに電話してもらったりもしましたが
(その店で買い物した時などに懇願し)
なかなか希望の時間に予約を取るのは困難でした。

桃ちゃんは磯で遊んでいる子達が羨ましくてずっと眺めていました。
ビーチサンダルもアパートに置いてきたし、
この後、靴のまま岩場に下りたりもしたんですが
もっと水に入って遊びたかったみたいです。
タオルやビーチサンダル、用意していけば良かったですが、
4月の1週目でまさか海に入れるとは思わず・・。

カダケスのお菓子とパン屋で売られていて
スペインではこういう板状のパリパリしたお菓子をたまに見ましたが
買ってみると、
これってフィリピンにもある~みたいな小麦粉と砂糖を焦がしたみたいな
単純で素朴な味で
特別美味しい~というものではなかったです。
(が、主人は気に入ってました)

カダケスの町はちょっとギリシア風で、
丘の上に建っている教会には英語が話せる親切なおじさんがいて、
色々説明してくれました。
特に祭壇から後ろを見上げるとそこにマリア像があって、
(写真がなくてごめんなさい)
そのマリア像のかんむりはエスメラルダというカダケスで取れる石で出来ているそうなのだけど
正面から見ると青く光るのです。
斜めから見ると光りません。
祭壇の明かりも1ユーロ入れると数分間、点滅する仕組みになっていて
観光客にフレンドリーな印象でした。
この教会は維持費の為に観光客にせめて1ユーロの寄付をお願いしますと書いてあるけど
このおじさんはそんなことは強制せずに
色々な説明をしてくれました。

教会の隣に猫の家があって
野良猫の保護施設なので寄付して下さい~と書いてありました。

教会の坂を降りる途中にある肉屋さんで
お勧めのチーズ、ハム、タコの塩ゆでを買ったんですが
どれもものすごく美味しかったです。
この後、真空パックになっているタコを色々なお店で買いましたが
外れがなかったです。

8km離れた「キャップ・デ・クレウス岬」までこういうバスが出ているんですが
正午に出発で、1日1本しか出ていません。
私と桃ちゃんは15分の差で乗り遅れました。
ゴルフカーみたいなミニカーを借りれますよと言われたけど
行ってみると人が居なくて
またしても電話予約が必要とかで携帯番号のみ書かれているし、
そもそも車で来ているので運転して行けばいいわけで
サイクリングで山を回っていた主人を待ってから岬の先端まで行きました。

その間、観光案内所が勧めてくれた灯台まで往復6kmのハイキングに行ったんですが
片道45分ですよ~と言われたのに
私と桃ちゃんは4時間かかりました。

その理由はこの険しい道。
途中で何度も「もう止めにして引き返そうよ~」と桃ちゃんに提案していた私。

小さい子には勧めませんが、
達成感は大きかったです。
ただスペインはフランスと違って道案内があまり親切じゃないのがイマイチ。

桃ちゃんは浜で砂遊びをするだけでも
楽しかったみたいです。
子どもに付き合うと大人はちょっと物足りないんですが
旅行は子ども中心な方が結果的には楽ですよね。
<ロセス: Roses>

(海辺はどこも奇麗でした)
これも地中海沿岸にある街ですが、
この街はあまりにも広くて
ちょっと苦難でした。

海辺にある有料駐車場は高いので
駐車しても良い町外れに停めたんですが、
(これがその場所ですが写真を撮った時はシエスタで店のシャッターが下りている)

(浜辺には犬禁止の標識があるんですが、犬を連れた人が結構居ました。)
海沿いを歩いて観光案内所まで行くのに1時間くらいかかってしまいました。

途中で遊具があって桃ちゃんが遊んでしまったり・・・

海に長く伸びた遊歩道を歩いてみたいりして
まあ、それはそれでお天気も良くて楽しかったからいいんですけど
(カダケス行きの遊覧船もここから出ていました)

海の中にはあまちゃんでお馴染みになったウニもいっぱいいましたし、
(桃ちゃんもあまちゃん見てたので)

でもやっぱり観光案内所、遠過ぎです~。
スキューバダイビングとか、
ゴルフとか、
この街は観光で栄えてる感じで、
利用の仕方によっては便利な街だとは思うんですが
観光案内所の隣の遺跡なんて外から見ても何もない遺跡なのに入園料が必要で
観光案内所と真反対にある街の外れの遺跡も灯台の近くで
桃ちゃんと1時間くらいかけて歩いて行ったけど
閉まってたし・・・
(ここも多分有料なので時間が来ると閉まるのでしょう)

観光案内所で山の上の遺跡が良いよと言われて向かう途中、
町中を歩いていて見つけた果物屋さんで
小さいみかんを4つ購入。
60セントくらいの値段で安くて甘かっただけでなく
このみかんに何度も救われた感じなほど歩き疲れたロセスでした。

同じ店で何故かカタツムリらしきものも売られていて
今回、一度も念願のカタツムリが食べられなかったんですが
一度食べてみたいです~。

遺跡は山の上にあり、舗装された道で山を登っていたのですが
午後1時になったので道路にマットを敷いてお弁当タイム。
この時はまだ暑くて、
ここでジャケットを脱いだほど。

そしてまた歩き始めると突然、冷たい風がヒューと吹いて来て
雷がゴロゴロ~と鳴り、
遠くを見ると大雨みたいな感じ。
これはやばいと、
(暑い日だったので傘を持って来なかった)
もう遺跡は諦めて急いで車に戻ったのですが
(と言っても車に戻るだけで45分くらい歩く)
危機一髪で車に入ったとたんに大雨。
暫く雨をやり過ごした後、
傘を売ってる店を探してまた1時間ほど歩きました。

ロセスの港は本当に巨大で
地中海の魚などここで水揚げされてる感じ、
結局、ロセスでは街をウロウロ歩いてるだけで時間がどんどん過ぎてしまい、
この街は車での移動が一番便利で
山の上の遺跡も車で行くべきような場所にあって
主人がサイクリングから戻った後に車で連れて行ってくれたけど
道がどんどん狭くなって、
行けども、行けどもなくて、
Uターン出来る場所で引き返して戻る事にしたら
遺跡とは全く違う名前の登山道があって、
今日は観光案内まで歩いて、
傘を探してまた歩いて、
街外れの遺跡まで歩いたら閉まっていて、
結局何もしてないので
最後に登山道でもちょっと歩こう~と登ってみたら・・・

そこが遺跡だったのです。
(観光案内所で貰った写真と同じだった)

でも何の説明もないし、
昔の住居跡なんでしょうけど、
登山道にある名前も観光案内所の名前と違うし、
ぐるっと一回りして
一応満足して車で待ってる主人の所に戻りましたが、
時間があったらネットで解説を調べたらいいんでしょうね。
<エンポルダ>

エンポルダ平野で取れるワインを求めてこの街(Peralada)にやって来たのですが
ペララダ城はシエスタで入場出来ないし、
(次の案内は午後5時過ぎとかで)
カバ(シャンペン)を買って早々に街を後にしました。
カジノなども有名ですが
(スペインはカジノがある街、多かったです)
この街はワイン祭が開かれたり、
結婚式などイベントが出来る会場があったりで
何もない時に訪れても対応してくれない感じでした。
