南極老人からの星空への招待

かほく市天文施設での出来事や星の会の活動ならびに星にまつわる話

はやぶさⅡの後続機

2018-07-07 | Weblog
はやぶさⅡがリュウグウの何処に着陸するか
今後詳細に調べて秋までに決めて試料採取を試みます
前回のはやぶさがイトカワに降りたのはミューゼスCと呼ばれる所です
ここは大きな岩が無く広く砂か小石ばかりの地形で着地しやすい箇所でした
今回のリュウグウには見た所この様な広い箇所は見当たらいようです
今後の調査で小さい範囲でも着陸できる箇所あるかを探します
18ケ月リュウグウに滞在して3回の試料採取やクレータを作ったりします
そして2020年12月頃地球に帰還します

次の探査は2024年打ち上げし2025年に火星軌道に到着予定のMMX計画があります
火星の2つの衛星の内どれかに着陸し試料を採取し地球に2029年に帰還する予定です
探査機の名前ははやぶさⅢになるのか全く違う名前になるのか
いずれにしてもはやぶさⅡで開発された深宇宙通信技術や操縦技術が次回にも生かされるでしょう
現在臼田宇宙空間観測所の64mアンテナのかわりに性能アップした54mの深宇宙探査地上局が来年完成し
はやぶさⅡにも利用されるでしょう

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