みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

東京セミナーでのご質問⑤「深い悲しみはいつか癒える時がくるのでしょうか?」

ご質問⑤

「深い悲しみについてのことでご質問したいのですが、
地震や津波などの自然災害や、広島の原爆、戦争などで
亡くなった方など、命日が近づくと、普段忘れていても、
やはり深い悲しみを思い出してしまうと思うのですが、
このような深い悲しみはいつか癒える日がくるのでしょうか?

わたし自身にも過去にいろんなことがあって、普段は忘れていても、
やはり命日がくると、同じように深い悲しみを思い出してしまいます。

深い悲しみは死ぬまでに癒えることはあるのかをお聞きしたいです」



確かこのようなご質問だったと思います。

何十年たっても、昨日のことのように思い出してしまう悲しい出来事・・・
そういう体験をされた方もおられると思います。

カウンセリングをしていますと、いろんなお悩みを伺います。

一家心中してしまったとか、
子どもが目の前で自殺してしまったとか・・・

お聞きしていて、これは辛いだろうなぁ・・・
と思うような出来事が時々あります。

なんとお声をかけていいのか・・・、
言葉を失う場面もあります。

カウンセリングの中でのお話をもとに対話をしてみると、
聴こえてくるメッセージには、どんな出来事にも
かならず意味があり、その出来事を通して
関わるすべての魂が成長できるなにかがそこにありました。

それをお伝えした時、相談者の方の体の緊張がとけ、
同じところでぐるぐるとどまり続けておられたのが、
ようやく前に進みだされた・・・

ということがあります。

わたしはすべての出来事の意味が分かるわけではないのですが、
今までのカウンセリングの中で、深い悲しみの中から、
希望の光を見つけてくださった方が何人もおられたことから、

「深い悲しみが癒える日は、必ず来る」

と信じています。

「亡くなる」ということは、この世から見ればとても悲しい出来事ですが、
あの世から見たら「魂が肉体から抜けて、本来の光の状態に戻る」
ということです。

決して悲しい出来事ではないんです。

わたしは幽体離脱を経験したことがあり、
魂の世界を少しだけ覗いてきたことがあります。

そこは慈愛に満ちた光の世界で、すべてのものと意識がつながり、
体験を共有できる場でした。

こんなにもやさしい空間があるのかと思うくらい、
愛に満ちていました。

正直、あまりにも心地よくて、
ここにずっといたいと思ってしまったほどでした。

わたしは幽体離脱の体験を通して、
「死ぬことは、決して不幸なことではないんだ・・・」
ということを知りました。

だからと言って、大切な人が亡くなると、やはり涙は流れるものです。

母が2年前に亡くなった時は、とても悲しくて涙が流れました。

いつか必ず魂のふるさとで会えると分かっていても、
悲しいという気持ちはわいてくるものです。

ただ、悲しみの中にとどまり続ける・・・
ということはありません。

大切な方を亡くされて、悲しみにくれておられる方は、

飯田史彦さんの
「生きがいの創造」
「生きがいの創造Ⅱ」

をおすすめいたします。

この本を読まれると、「死んだら終わりではないんだ」ということや、

不慮の死をとげた方も、家族とともにつながり、
家族の喜びや悲しみを一緒に再体験されていることが分かります。

ご病気で亡くなられたり、犯罪に巻き込まれたり、災害に巻き込まれたりして、
亡くなられた姿が変わり果てたお姿だと、遺族の方々は
その映像が頭から離れず、苦しい思いをされると思います。

これについても、わたしが教わったことは、

「その人は、今、その姿じゃないよ」

とのこと。

「一番輝いていた頃の自分に戻って、ほほ笑んでるよ」

と言われていました。

最近のニュースで言えば、ジャーナリストの後藤健二さんが殺害され、
日本中が悲しみにつつまれました。

ご遺族の方の悲しみは、どれほど深いかと胸が痛みます。

亡くなられる前のテレビの映像(オレンジ色の服を着せられ、ひざまづいている姿)が、
みなさんのイメージの中に強く残っていると思うのですが、
魂のふるさとに戻られた健二さんは、今、その姿ではないはずです。

一番輝いていた姿に戻って、穏やかなほほ笑みを浮かべておられるはずです。

だから、もし健二さんを思い浮かべるのなら、
ジャーナリストとして活動され、講演をされていた頃の、
笑顔の写真を思い浮かべていただきたいです。

コメント一覧

みやがわみちこ
素晴らしいご両親ですね
らっち様

コメントいただきありがとうございます。

らっち様にはじめてお会いした時、
「癒しのエネルギーと慈愛の方だなぁ」
と感じました。

今のお仕事はまさに天職だと思います。

らっち様の笑顔で、たくさんの方に愛と光
届けてさしあげてくださいね~。

ご両親もとても素敵な方々ですね。
すっかりファンになってしまいました。
みやがわみちこ
ドラマティクな人生ですね
みつき様

コメントいただきありがとうございます。

みつき様の人生は、本当にドラマティクですね。

なぜこの人生計画を立ててこられたのか?

詳しいことは分かりませんが、もしかしたら
普通の人生では物足りなかったのかもしれませんね。

笑いっぱなしのお葬式、わたしもそんなふうに
送り出してもらいたいです。
みやがわみちこ
素晴らしい!
ひたか様

今まで伝えられなかった気持ちを、
勇気を出して伝えられたんですね。

素晴らしい!

大きな一歩を踏まれましたね!

お知らせいただき、とても嬉しかったです。
ありがとうございます。



みつき
らっちさんのコメントを読んで♪
短命の赤ちゃんも、いますよね。。そういう話、よく聞きます。

私の母は、一人しか産めない体だったそうです。私の前に、姉を産んでいたので、私を産む時は、とても大変だったそうです。

流産しそうで早産しそうで、生まれてきた私は、生まれ方は選んでも、短命は選択して来なかったんだろうな・・・と思います。(^.^;

何度も命拾いしていますから。。

耳は片耳で、両目は失明寸前で、口は曲がって生まれてきて、病気ばかりして、普通の人のスピードよりも、ゆっくりだった私。。

一生懸命、地球人になろうとして生きてました。
今は、一生聞こえることはないと言われた右耳も、数年前に、奇跡的に聴力が微量に開通していたことが検査でわかりました。左耳は、人の倍以上聞こえるから、音楽には支障がないよ、と医師に言われてました。

私の魂は、どういうシナリオを作って生まれてきたんだか・・・(^.^; ドラマティックもいいところ・・・。
らっち
深いですね…
私は子供の頃から人が亡くなる時に立ち会う事が多く、現在も職場で病気や老衰でのお看取りをさせて頂いています。人の死を怖いと感じた事は不思議と一度もありません。皆さん人生の旅を終えられるので、ついU+26AAU+FE0EU+26AAU+FE0Eさんお疲れ様でした。ゆっくり休んでまた私の近くに生まれて来て下さいね!待ってます!と声を掛けさせて頂いてえます。→子供の頃に両親が亡くなった方にそう声をかけていたので、私も自然と同じ様な声をかけてしまいます。
事故などで身内を亡くしたり、子供を亡くした経験が無い為、本当にお辛い経験をされた方の心情は想像するしか出来ないのですが…。
先日の何でも仙人セミナーの中で、みっちゃん先生が妊娠中に流産されたりしても、その赤ちゃんは少しの間だけでもお母さんと一緒に居られてしあわせだったんだょ~。それはその赤ちゃんが自分で短命を選んで来てくれたんだょ。と話されていて…。スーッと受け取れました。
私、双子姉妹で生まれたのですが。姉は生まれて少しで亡くなっています。両親からお姉ちゃんの分も健康に自分を大切に…と物心ついた頃から言われて育ち、ある意味2人分人生歩んで来ました。
子供だった私の目にうつる両親は、娘の死を乗り越え様とはしている感じではなくて、亡くなった事実を受け取って…命の大切さを教えてもらった・子供を亡くす事の辛さや悲しさ・自身の無力さも感じながら受け取って。同じ様な辛い経験をされた方の話を聞いたり、寄り添ったりしてました。私や孫達にも決して頑張れって言いません。大丈夫か?元気でいろよ!って言ってくれます。今、コメント書き込みながら、改めて両親は偉大だなぁと嬉しくなりました。いつも(母には特に)ついぞんざいな態度をしてしまうのですが、明日は心からありがとうを伝えなきゃ♪
みつき
7年位前に、宇宙意識を持ったカウンセラーにみやがわさんと同じことを言われました。

亡くなるのは、この世では悲しいことだけれど、あの世では、お帰りなさい!と愛されて歓迎されるのだと。。そして、あの世では、今世で出逢った人たちの魂に出逢えるようになっているから、悲しまなくてもいいんだ、と聞きました。

私の誕生日は、亡き祖父の命日でもあります。私の母が見舞った日の夜中に亡くなりました。私ではなく、祖父の大好きな孫が大学生になるまで、大学卒業してから、孫の夢が叶ってから、と入退院を繰り返しながら、その孫のために生きてきたのに、最期は、私の誕生日に去るなんて・・・、と思ってました。(^.^;

親戚中が集まった時、私が合流した時は、すでに宴会状態になっていたのです。お葬式というと、悲しんでお別れをするものと、私は思っていたので、当時はびっくりしました。。

笑いっぱなしのお葬式だったので、毎年私の誕生日と共に来る祖父の命日は、複雑なものにはなりませんでした。

あーやって、私の時も笑って送り出してほしいな。。

亡き祖父は、戦争を経験し、軍人だったので、死ぬ覚悟はできていたと思います。戦地から帰還した、その後の人生は、笑って死ぬと決めていたのかもしれません。。

私は、亡き祖父に守られているのかもしれません。。

みやがわさんのブログに、共感します。(*^-^*)
ひたか
ありがとうございました。
みちこさん、先日コメント欄におじゃましたものです。

お礼が遅くなりましたが、お返事を書いて頂きありがとうございました。

今日、幼稚園の先生に、私が今まで思っていた不安や苦しみをやっと伝えることができました。今までなんでも我慢して、言葉を飲み込むことばかりしてきた私にとって、本当に勇気のいることでしたが、なんでも仙人の、どんな感情も大丈夫!を胸に、一歩踏み出すことができました!
みちこさんとなんでも仙人に感謝感謝です。
ありがとうございました。

そして話は変わりますが、後藤健二さんの死。胸が締め付けられるような悲しい出来事に、ただただ涙がでます。
でも、後藤さんはもう苦しみから解放されて、今は大きな愛に包まれていると信じます。

そしてこの出来事によって、世界中の人びとが、本当の平和の意味を問い直し、歩み寄ることができることを祈ります。
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