goo blog サービス終了のお知らせ 

その五  出会いとはお互いに必要な学びがあり、成り立っている

2010年09月30日 | なんでも仙人のメッセージ

「人にはそれぞれにいろんなこだわりがある。
その者その者により、楽に生きる課題があるわけじゃ。
出会いとは決して片方だけに意味があるわけではなく、
相手側にもちゃんとある。つまり出会いとは、
それぞれの課題と課題の奇跡的な組み合わせにより、向き合っているということじゃな。」



「そんなバナナ・・・。」



「おやじギャグか?」



「そんなわけないですよ!
だって、だいたい誰がそんな奇跡的な組み合わせをつくることができるんですか?
神様ですか?
なんでも仙人ですか?」



「・・・そう詰め寄るでない。」


「だって!」



「よいか、神様という表現は的確ではない。
しいて言うならば、愛や光というが答え。」


「愛や光???」



「そう、『愛や光』じゃ。」



「なんですかそれは?」



「『愛や光』とはな、
『すべての根源』なのじゃ。
人によっては、これを『宇宙』とよんだり、
『サムシンググレート』とよんだりするがな。」

その四 今の自分に必要な課題や学びがやってくる

2010年09月29日 | なんでも仙人のメッセージ
「さて、自分にとって嫌だと感じる出来事が起こったとき、
     そちならどうするかな?」


「う~ん・・・、修行と思って前向きに・・・。」


「ウソつけ。
『えーっ! なんでこんなこと起こるの!』
『あぁ~・・・もぅ、ついてない。最悪。』
『あの人さえいなけりゃ!プンプン』
・・・・どうじゃ?そちのマネ、そっくりじゃろ?(笑)」


「はいはい・・・・。似てます。そっくりです。」


「まぁまぁ・・・そうすねるでない。
たいていの者は、自分にとって嫌な出来事が起こると、そちと同じような反応を示す。
しかし出来事は偶然に起こっているのではなく、
すべて意味があって起こっているのじゃよ。
つまり、今の自分に必要な課題や学びがやってきているというわけじゃ。」


「なんのためにですか?」


「ふむ、良い質問じゃ。課題や学びがやってくる意味とはな、
『もっと楽に生きられる方法を知るため』なのじゃ。
『~しなければ』 『こうあらねば』 『こうあるべき』
人にはいくつものこだわりがある。自分で作った枠と言おうか。
このようなこだわりをたくさんもっていると、自分も相手も苦しむことになる。
人生でうまくいかぬことがいっぱい出てくるわけじゃ。
ゆえ、そのこだわりを手放せ手放せと、いろんなお知らせとして、
出来事が起こってくるわけじゃ。」

その三 向上とはもっと楽に生きられる方法を知ることである

2010年09月28日 | なんでも仙人のメッセージ

「あの~・・・ 向上することが楽に生きることって・・・、
なんか怠けてる気がしませんか?
確かになんでも仙人は、いつもお気楽そうですけど・・・。」


「ふぉっふぉっふぉっ・・・わしは気楽じゃぞ~♪。
そちは顔に似合わず、真面目よのぉ。」


「なっ! ・・・顔に似合わずはよけいです!」


「まぁまぁ。わしの言う『楽に生きる』とはな、怠けることではないのじゃ。
楽に生きるとは、『自分も相手も楽になれる生き方』のことじゃよ。つまり
『こだわりをなくす』ということじゃな。」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・ほぅ。」


「そち、分かっとらんじゃろう?例えば、そちの日常でみてみようかのぉ。
そちは先日自宅用に、お気に入りのふわふわスリッパを三足買ってきたじゃろ?
ほれっ、かかとがある靴のような形のスリッパじゃよ。」


「はい、買ってきました。あれ、あったかいしお気に入りなんですよね~。」


「そのスリッパをそちは大切に使っているが、
夫はかかとを踏んで使っている。」


「そうなんですよ!夫は三足全部踵をふんで履くので、腹がたっちゃって!
ちょっとなんでも仙人からも、夫に注意してやってくださいよ!」


「なんで?」


「なんで?って・・・、かかとを踏んで履くのは、良くないことでしょ!」



「ほう、そちはそう思うわけじゃ。」


「えっ、なんでも仙人は違うんですか?私が間違ってるっていうんですか!」


「そんなことは言っとらんよ。」


「靴の踵を踏んで履くといけないよって、子供の頃教わりませんでした?
靴の形も崩れるし、一般的に靴のかかとを踏むのは、行儀が悪いことなんです!」


「まぁまぁ・・・そう唾を飛ばさずに。
さて、そちの夫は普段会社に行く時に、靴のかかとを踏んで履いておるかね?」


「いえ。かかとを踏んで履くのは、家のスリッパだけですが・・・。」


「なるほど。
ではなぜ夫は、普段は靴の踵を踏まぬのに、
家のスリッパの踵は踏んで履くのか分かるかね?」


「えっ・・・・・?」


「夫の足のサイズに対し、スリッパが少し窮屈だったのじゃよ。
急いでいると履き辛い。ゆえ、かかとを踏んでしまう。」


「あっ・・・。」


「さらに言えば、夫はその小さめのスリッパに対し、
買ってきた妻に文句も言わずに履いていた・・・ということになる。」


「あららっ・・・・。」


「分かるかな?『どっちが正しいか』で言い合うと、ケンカになる。
相手を責めとうなろう?
お互いに大切にしているものが、違っている場合があるのじゃ。」


「大切にしているもの?」


「そうじゃよ。
そちはふわふわスリッパの履き心地を大切にしている。
夫は、ちょっと小さめのスリッパじゃが、
妻に文句を言ってケンカするよりは、
そのまま踵を踏んで履けば使えるんだから、それでいっかぁと思った。
つまり夫は、夫婦のつまらない言い合いをしないことを大切にしているということ。」


「むむむっ・・・なるほど。ううむ・・・。」


「なんちゅう変な顔しとるんじゃ(苦笑)」


「変って・・・!もぅひどいじゃないですか! 感心してるんですよ。
今までそんなふうに考えたことがなかったんで・・・・。なるほどなぁと思って。」



「ふむ。人はな、大切にしているものが、
人により違っている場合があるのじゃ。
自分が大切にしているものは何か?
相手が大切にしているものは何か?
その違いを知ることが、とても大切なことなんじゃよ。」


「そうですね。」


「戦争もそうじゃよ。
お互いの国が、自分たちの考えが正しいと思っている。
正しいか正しくないかで言い合うゆえ、ケンカになる。
大切にしているものが国により違う。
自分の国の人々が大切にしているものは何か?
相手の国の人々が大切にしているものは何か?
その違いを知ると、そこからいろんなものが見えてくる。」


「なるほど・・・。深いですね。」


「違いを知った上で、次にできることは何か?
それは双方が歩み寄れるポイントを見つけることじゃ。
例えばそちのふわふわスリッパでみてみると・・・、」


「なんか例えが急に小さくなりましたね。(苦笑)。」


「いや、真理を例えるに、大きいも小さいもないのじゃ。
真理とは実にシンプルなのじゃよ。
ゆえ、どんな出来事にも当てはめることができる。
で、そちのふわふわスリッパでみると・・・。」


「ふわふわスリッパを強調するのやめてください。(苦笑)」


「ふぉっふぉっふぉっ。
そちと夫がお互いに大切にしていることを踏まえたうえで、
歩み寄れるポイントがあるとしたら、それは
自分専用のスリッパを決めて履くことじゃな。
さすれば、そちはスリッパのふわふわ感を楽しめるし、
夫は踵を踏んではいても、自分用のスリッパなので問題がない。」



「なるほど。」



「これが楽に生きるということ。つまり自分も相手も楽になれる生き方のこと。」


      

       なんでも仙人のミニワーク


       『あなたが大切にしていることはなんですか?』








その二  人はよりl向上するために、何度も生まれ変わる

2010年09月27日 | なんでも仙人のメッセージ

「『人はより向上するために、何度も生まれ変わる』っていう言葉は、
 いろんな本に書いてありますよね。」


「ふむ、書いとるのぅ。」


「向上かぁ・・・、私も少しは向上してるのかなぁ?」











「どうかのぅ・・・?」





「なんですか?その間は。」





「そちは、向上の本当の意味が分かっておらんからのぅ。」


「本当の意味?」


「そうじゃよ。多くの者が、『向上する』ということの
本当の意味を分かっておらんのじゃよ。」



「えっ? 向上って、自分をより高めていくってことじゃないですか?
日々自分を磨いていくっていうか・・・。」



「ふわぁふわぁふわぁ・・・。」

あくびをするなんでも仙人。




「ちょっと、聴いてます?なんでも仙人」




「聴いておるよ。やっぱり分かっておらん。」



「では向上とは何なのですか?」



「ふむ、よいか。よく聴くのじゃぞ。」


「はい。」



「向上とはな、『もっと楽に生きられる方法を知ること』なのじゃ。」











「へっ???」




「次回に続く」














その一  人は繰り返し生まれ変わっては、人生の続きを生きている

2010年09月26日 | なんでも仙人のメッセージ

「さて出来事の意味を読み解くには、まずここから話さねばのぉ。」

なんでも仙人はぷかぷかと浮かびながら、
背泳ぎのようなかっこうで部屋の中を移動していく。仙人なのにじつにお気楽モードだ。


「本当に人は生まれ変わるんですか?」


「そうじゃよ。」


「そうじゃよって・・・そんな軽い口調で。 じゃあ、人は死んだら終わりではないと?」


「そのとおり。人は死んだら終わりではない。繰り返し生まれ変わっては、
人生の続きを生きている。死んだら終わり、無になると思って死に急ぐものは、
死んでみて驚くわけじゃ。」


「そりゃぁ驚きますよ! そんなこと誰も教えてくれませんから!」


「ふむ・・・なるほどな。じゃがこれは真実じゃよ。
人は死んだら終わりではない。肉体は死んでも、魂は存在し続ける。
そして今回の人生を振り返り、次はこう生きようと決めて生まれ変わってくるわけじゃ。」


そういうと、なんでも仙人は壁でターンして戻ってきた。


「誰に言われたわけでもないのに、なぜか惹かれてしまうことがあるじゃろう?
なぜか分からないが、子供の頃から妙にナイチンゲールに憧れたり、
政治家の家系でもないのに、なぜか政治家になるのが夢だったり、
子供の頃から、なぜか友達の髪の毛を三つ編みするのがやたらに上手くて、
女の子の髪をセットしてあげるのが最高に楽しかったり・・・」


「あっ・・・そういうのありますね! 私の友達にも、大学生の時、
なぜかカンボジアに惹かれて旅行に行き、
カンボジアを救済するNPO法人を立ち上げ、
現在はカンボジア料理のお店を大阪で開いてる人がいます。」


「ふむ・・・なるほどのぉ。カンボジアに旅行に行ったとて、
みんながみんなカンボジアに関係する何かをはじめるわけではなかろう?
ではなぜその者はカンボジアに心惹かれたのか?
前世でカンボジアに関わる何かをしておったからなのじゃ。
自分では全く覚えていないが、魂の記憶はちゃんと残っていて、
知らず知らずに前世の続きを生きているというわけじゃな。」