東北の親戚への旅（続き）

昨日の続きです。

福島の浜通りの親戚の家から、宮城の山元町までは、普通なら海沿いを行けばいいのですが、
そこにあるのは福島第一原発。

道路ももちろん通行止めですから、いったん内陸の東北道まで行くことになります

高速道路でも少し段差を感じて、ちょっと怖い感じ・・

夫の叔母さんの家は山元町の中でも少し高い位置にあるので、津波の被害はありませんでした。

でも地震が大きかったので、あちこちひびが入っているようです。



これは家の前の道路のひび、これが本当にあっちもこっちも・・・

家の横の駐車場も２０センチくらい盛り上がってしまったので、車が入らないそうです



そして、家屋も基礎が壊れているので、全壊だそうですが・・・

避難所よりもいいので、なんとか家で暮らしているようです。



そして、いとこの旦那様が自宅のあったところに連れて行ってくれました。



この場所に家がたくさんあったとは信じられない・・・



あの日まで、ここでどれだけたくさんの人たちが幸せに普通の生活をしていたことか・・・

足元の砂と干からびた海草を見て、ここまで波が来たことを実感しました・・・



コンクリートの家がこんなになってしまうんですね。

いとこのお義母さん、この自宅から８００メートル離れたところで、捜し回っていた息子さん（いとこの旦那様）に
発見されたそうです。

いろいろ感じたり考えたりした気がしますが、なんと書けばいのかわからなくなりました。

いとこのお義母様とこの災害で亡くなられた方の、ご冥福をひたすら祈ってきました。


こんなに大きな災害の被災地が復興できるまでには、かなりの時間と支援が必要ですね。

まだまだこれからです。

応援できる私たちは、この気持ちをずーっと忘れず、できることをしたい！という気持ちを
持ち続けていきたいなって思いました。

一日も早い復興を願って