お尻でお知り合い

始まりはここからだった。　

　






れれとなな。

いつもは家の中でも外でも、お互いに干渉せず、

ぬるま湯の冷めない距離で暮らしている。


でも、些細なことから、距離が縮まり、

ケンカ　（　みなさんが言うところのじゃれ合い　）　

に発展することもある。

今日もそうだった。

たまたま、隊長が七色のリードを持っていた時、

動きが制限されていることに、

ちょこっと強気になったれれボンが、



七色のお尻の臭いを嗅ぐ。


　　　　　　　　　　　　　　れれ　「　んんん～　マンダム　」　←　古っ



れれ　「　お尻合いは、ワンコの基本のコミュニケーションだべさ！　」

　「　そんな　こむずかしいこと　ななタンには　わかんないでし！　」




遂に七色の耳がひるがえり、

キレた。







　「　ななタンを　おんなだとおもって　あまくみたら　ダメだっちゃ！　　」

　　　　　　　　　

七色の怒りに、れれボン、ひるむ。




　「　ひっさつ　とんでびゅんびゅん　ぐるぐるどんどん　をうけてみろだっちゃ　　」


　　　　　　れれ　「　飛んでビュンビュン　グルグルどんどん　受けてやるべさ！　」



・・・・・　必殺技　飛んでビュンビュン　グルグルどんどん・・・って　　
↑　もっといい名前がなかったのか？？




そして、飛んでビュンビュン　グルグルどんどんが行われた。・・・・・　リードの範囲内で。



　　　　　　　　　　　　　　　れれ　「　ひぃぇ～　」　　

　「　とりゃあ～　　」





そして・・・・・

れれボンはひとり、





悔しさを背中に　にじませ、

落ち葉を噛みしめるのだった・・・・・・チーン　












れれボンのいう通り、ワンコのコミュニケーション　＝　お尻合いを、七色ができるようになれば、犬生もっと楽しくなるのに・・・・と思うのですが、なかなかうまくいかないのが、また犬生。
そんな「　お尻　de　お知り合い　」　に、ワンパンチ　

　　　　にほんブログ村