2回東京6日目

管総理の緊急会見を裏読みすれば近く地震が来ることを想定できる。
（中部電力がその停止宣言を躊躇しているのは笑えるが。）
政府機関は、こういう災害情報をつかんでいる（はず）で、３月１１日に関しても予測はできたはずだ。世の中がそれに対して危機意識が薄いからこういう状況になる。現代において天災ということはないすべては人災なのだ。
６月８日、同じ満ち引きなる時期を危険視している。
だからと言ってそれを憂鬱に思う必要もない。
今日は今日で競馬を楽しもう。

ＮＨＫマイルカップ。

⑬グランプリボス
馬主は北側雅司氏（グランプリ）会社はＣＳ放送事業や不動産業などだが暮れの2歳Ｇ１を勝利しているのだから、馬主としてはＪＲＡに認められている。矢作芳人厩舎はオープン馬は大勢いるが看板馬がいない。昨年もこのレースをダイワバーバリアンで２着しており、馬の比較ではこの馬がこのレースを勝ってもおかしくはない。ただし水曜日の追い切り状況をみた限りでは暮れの調教が１００点なら８５点といったところ。サクラバクシンオーが死亡して「死に馬の仔は走らない」を証明するか。

⑰コティリオン
馬主は金子真人氏でＧ１馬主としては文句がつけようがない。最近の橋口弘次郎厩舎の一流馬は武豊騎手が騎乗していたので、小牧太騎手とのコンビは久々。ただしこの馬での実績があるわけではないので過大評価も禁物だが社台ファームの生産で前売り段階では一番馬券も売れており勝たれも納得する。今週水曜日の調教は坂路単走でＧ１へ向けた追い切りとしては物足りなさを感じた。

①リアルインパクト
馬主はキャロットファーム。社台の下受けのイメージがあり、当然馬は走るのだが最近どうよ？の感がある。会社の実情はわからないがゴタゴタ感があるのでは。堀宣行厩舎はジャガーメールやアリゼオという代表格が休んでいる分稼いでもらいたいところだ。前走は休み明けでマイナス体重でどうかと思ったが案の定惨敗。今週の追い切りに注目したが、前走よりは明らかに良化しており要注意。問題はヤネ。

④エーシンジャッカル
馬主は栄進堂。ＮゲージならぬＴゲージの玩具メーカー。エイシンとは同系だが切り分けが必要。高野友和調教師としては開業して初勝利馬で思い入れも大きい。調教は合わせ馬で後れを取ったが、一週前の追い切りで出来上がっているとみる。ただし開業２年目重賞勝ちもない厩舎がＧ１を勝つとは思えない。

⑨ヘニーハウンド
林正道氏。新興馬主の注目株。矢作厩舎は３頭出しと本命馬が出走する厩舎として使い方に疑問符。さらに矢作厩舎はこの馬の１勝だけが今年の芝勝利。調教状況をみるとグランプリボスよりも状態は上。ニコラ・ピンア騎手は一昨年、昨年とイタリアリーディングの３位だが、身元引受人が社台でありここを勝つのかは半信半疑。

上位５頭の中では⑨ヘニーハウンドを本命にする。
上位５頭以外では③エイシンオスマン、⑥ダンスファンタジア、⑦クリアンサス。
調教状態で買いたい馬は⑤マイネルラクリマ、⑯アドマイヤサガス。

微妙に乗り役がレベルダウンしている状況に当たり馬券のキーワードが隠されている気がする。