
"(What A) Wonderful World" SAM COOKE 1959
サム・クックをまともに聴いたのは2003年からのリマスターベスト『PORTRAIT OF A LEGEND 1951-1964』から。その後やはりリマスターのライブ盤を聴いて、この人より上手いシンガーはいない、と確信。ライブでのワイルドなシャウトは、TTDに似ているけど、テレンスよりはるかにしなやか。ソフトに歌えば、マーヴィン・ゲイよりメロウ(Marvin Gayeの「e」はSam Cookeを真似て、というのは有名な話)。そりゃあ、伝説になるわ。
ジャケには記されていないが、おそらく何かのタイアップで1992年に8cm化。
①Wonderful World 1959
(Sam Cooke, Lou Adler, and Herb Alpert)
この短冊には、作者クレジットとして(B. Campbell)と書かれているが、『PORTRAIT OF A LEGEND』やWikipediaでは上記3人のクレジットなのでこちらが正しいと思われる。
シンプルなメロディ、中学生でもだいたい理解できる平易な英語で書かれた歌詞。最初聴いたときは、ソウルにしては軽すぎる感じがして、ピンとこなかった。ところがリマスターで聴いてびっくり。生き生きとした、サム・クックの真骨頂だと理解した。ポップスのお手本のような、2分5秒の奇跡。
②You Send Me 1957
(Sam Cooke)
短冊のクレジットは(L.C.Cooke)。「L.C.」って何?2曲とも通常のクレジットと違っているのが謎。
実はサム・クック唯一の全米No.1。①よりさらに軽々と歌うサム・クック。ソウルやR&Bといったジャンルにとらわれると大事なものを聴き逃す。これもものすごくシンプルで、下手な歌手だったらこの3分弱もたないだろうな。
定価930円、中古で200円。
トータル4分50秒と短い収録時間。
リマスターシリーズから入った耳には、この8cmははっきり言ってボケボケの音質に聴こえる。でもなんだか嬉しいサム・クックの8cm。曲短いから5曲くらい入れてくれてもよかったのに。
左、ウルフルズ「かわいいひと」。
①かわいいひと 映画「ポッキー坂恋物語 かわいいひと」主題歌
作詞・作曲:トータス松本&ウルフルケイスケ、編曲:吉田健&ウルフルズ
母親に向けてのラブソングのようだ。
②ワンダフル・ワールド(シングル・ヴァージョン)
日本語詞:トータス松本、編曲:吉田健&ウルフルズ
ゆったりしたアレンジで、ワンコーラス英語原詞で歌い、2番から日本語で。頭の「Don't know much about~」の部分を「どの街まで~」とソラミミ風の日本語へアダプト。ソロでは「Bring It On Home To Me」をカヴァーしていたトータスさんの、オリジナルへの敬愛にあふれた歌唱が素晴らしい。そりゃサム・クックにはかなわないけど。
③①のカラオケ
定価1020円、中古で100円。
表のおばあちゃんジャケもとてもいいが、裏ジャケの真顔の4人も好きなので載せておこう。

関連ウルフルズ
Tighten Up―しまっていこう―
春一番
右、「ファインド・マイ・ラヴ」フェアーグラウンド・アトラクション 1988年
この8cmの詳細については、以前の記事参照。4曲入りで「You Send Me」のカヴァーを収録。女性ヴォーカルで聴くスローな「ユー・センド・ミー」もなかなか。
なぜか3枚とも白っぽい地に赤い文字、という共通点あり。
サム・クックをまともに聴いたのは2003年からのリマスターベスト『PORTRAIT OF A LEGEND 1951-1964』から。その後やはりリマスターのライブ盤を聴いて、この人より上手いシンガーはいない、と確信。ライブでのワイルドなシャウトは、TTDに似ているけど、テレンスよりはるかにしなやか。ソフトに歌えば、マーヴィン・ゲイよりメロウ(Marvin Gayeの「e」はSam Cookeを真似て、というのは有名な話)。そりゃあ、伝説になるわ。
ジャケには記されていないが、おそらく何かのタイアップで1992年に8cm化。
①Wonderful World 1959
(Sam Cooke, Lou Adler, and Herb Alpert)
この短冊には、作者クレジットとして(B. Campbell)と書かれているが、『PORTRAIT OF A LEGEND』やWikipediaでは上記3人のクレジットなのでこちらが正しいと思われる。
シンプルなメロディ、中学生でもだいたい理解できる平易な英語で書かれた歌詞。最初聴いたときは、ソウルにしては軽すぎる感じがして、ピンとこなかった。ところがリマスターで聴いてびっくり。生き生きとした、サム・クックの真骨頂だと理解した。ポップスのお手本のような、2分5秒の奇跡。
②You Send Me 1957
(Sam Cooke)
短冊のクレジットは(L.C.Cooke)。「L.C.」って何?2曲とも通常のクレジットと違っているのが謎。
実はサム・クック唯一の全米No.1。①よりさらに軽々と歌うサム・クック。ソウルやR&Bといったジャンルにとらわれると大事なものを聴き逃す。これもものすごくシンプルで、下手な歌手だったらこの3分弱もたないだろうな。
定価930円、中古で200円。
トータル4分50秒と短い収録時間。
リマスターシリーズから入った耳には、この8cmははっきり言ってボケボケの音質に聴こえる。でもなんだか嬉しいサム・クックの8cm。曲短いから5曲くらい入れてくれてもよかったのに。
左、ウルフルズ「かわいいひと」。
①かわいいひと 映画「ポッキー坂恋物語 かわいいひと」主題歌
作詞・作曲:トータス松本&ウルフルケイスケ、編曲:吉田健&ウルフルズ
母親に向けてのラブソングのようだ。
②ワンダフル・ワールド(シングル・ヴァージョン)
日本語詞:トータス松本、編曲:吉田健&ウルフルズ
ゆったりしたアレンジで、ワンコーラス英語原詞で歌い、2番から日本語で。頭の「Don't know much about~」の部分を「どの街まで~」とソラミミ風の日本語へアダプト。ソロでは「Bring It On Home To Me」をカヴァーしていたトータスさんの、オリジナルへの敬愛にあふれた歌唱が素晴らしい。そりゃサム・クックにはかなわないけど。
③①のカラオケ
定価1020円、中古で100円。
表のおばあちゃんジャケもとてもいいが、裏ジャケの真顔の4人も好きなので載せておこう。

関連ウルフルズ
Tighten Up―しまっていこう―
春一番
右、「ファインド・マイ・ラヴ」フェアーグラウンド・アトラクション 1988年
この8cmの詳細については、以前の記事参照。4曲入りで「You Send Me」のカヴァーを収録。女性ヴォーカルで聴くスローな「ユー・センド・ミー」もなかなか。
なぜか3枚とも白っぽい地に赤い文字、という共通点あり。
初めて聴いたのが小学5~6年生の頃、父が運転する車の中で。
サムクックってのはウルフルズを聴くようになったあとで知った。
トータスさんはサムクックの事なら誰にも負けないと以前言っていたのが印象的。
記事にも書いたとおり、リマスターのベスト盤を聴いてその凄さにようやく気付いたのでした。