笑顔で、元気に一歩を

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

日本は人口減で衰退に向かう?

2011-11-22 16:24:41 | 日記
日本は人口減で衰退に向かう、それとも貧乏人の子沢山か?
いろんな議論でよく聞かれる説明である。子供が減って老人ばかりの国になる働き手がなくなり手間のかかる老人ばかりになるのだとのことだ。分らんでもないとは思うがどうも違うような気がするのだが?
 今の社会を見ていると、若くても働かない人、というか働く意欲はあるのだけど働かせてもらえない人が沢山いる。高年者も然りだ。それは確かに能力に問題があって、適応しないから仕事に就けないというのかもしれない。今は高度な技術、速さが、適応力が求められてそれに満たないものは捨てられるという基準が暗黙のうちに出来ているのだ。世界の中で経済競争を勝ち抜くためにはそうせざるを得ないとのことだ。
これは人口減と関係ないことではないのか?生活保護者が250万人いるとのことだ。企業は先を争い外国に安くて制約の少ない働き手のいるところを求めて動いているだけのことだ。
国の人口全体と構成を見て仕事を割り振り役割分担をすることで生活圏を維持するようにしていないからに過ぎないのではないか。
もう一つよく言われることに、日本は少資源国で輸出をして金を儲けて原料を買い、国を成り立たせなければならないとのことだ。人は夫々でもっといい生活をしたいとのことで行けばそうなる。そこそこの生活でいいのでは、という人にはなんでも先端のものを用意することはないと思うのだ。
その点で見直せば資源はあるのではないか周りは海に囲まれ、海産物はそれなりにあるし、山や川も自然に恵まれているといってもいいのではないか。砂漠や岩石の土地ではないし凍りに閉ざされた寒冷地でもない、あるものを利用して工夫して生活に生かすスタイルにすればいいのだ。人には人の特質があり、国にはその国のおかれた条件があるのだからそれを尊重し共同の意識を育てることだ。
乏しきは憂えず、等しからざるを憂えるを基本に考え直そう。その上にたって政策を立てる必要を思う。わたしは貧乏人の子沢山の時代にあった。その中ではまず人間関係の基礎みたいなものを感じながら育ったように思う。今は少子高学歴で怜悧聡明だが、精神的貧弱さが見え隠れする中で、個人主義的関係が重視されて、その延長ではよいとはいえない方向のように感じている。
人類の進歩、価値観の変遷で、少子でもよい、それを生かす、より人間を大事にお互いを尊重する助け合う社会にと、それを世界に呼びかける先端に立とうと思うのだ。時あたかも、ブータンの国王夫妻来日し「GNHーー」指標が改めて注目されているときだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿