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国会審議を聞いて

2012-02-10 13:53:32 | 日記
国会質問の差 「 民主党 藤原誠志 と共産党 赤嶺政賢  」
藤原議員、10項目の質問だが論戦とは思えない。この人は電力労連大阪の出身とのこと。前に彼のブログを見た。「――電気の大切さを国民は知っているから、今は原発のこと非難の声が大きいが、しばらくすると忘れてしまい原発賛成になる―――」などとの趣旨の書き込みをしていたことを思い出す。
 したがって質問も大枠で東電や原発推進側への努力の好意的配慮を促すことになっている。いわく、今現場で日夜努力されている方々への感謝の言葉の要請だ。確かにそれはそれでよいのだが、重要な責任とか今後の処置について全く曖昧な事になっているのだ。
 質問も通り一遍で、何もこの場でこの時に必要の感じない項目と思えた。増して同じ与党の党員としての立場からも無駄な時間空論的な質問と見えた。
 経済はどう見ているのか、エネルギー政策はどうする、TPPはいい案だがどのように進めるのか、原発は再稼動の必要あり、なんとなれば燃料費が3兆円増えるのだからなど。したがってこれに対しての首相をはじめとした大臣の答弁も今までに答えたものを繰り返すに過ぎないものでまったく新しい角度からのものは見られなかった。これぞ議会の空洞化といわずして何というかとの感じだ。同じ与党の質問は他党の質問時間に配慮して大幅に削減することを提案したい。
 それに対して1月31日の共産党の赤嶺議員の質問、防衛庁選挙関与の質問はまさに時を得た国民権利の根幹に関わる又巧妙な政策誘導にも関わる問題で、価値ある質問だった。原発の「九州電力やら せメール事件」に次いでの正にこの党の面目躍如だ。
 質問は斯くあらねばとの思いを示すものだった。しかしマスコミの翌日の取り扱いは申し訳程度の報道になっていた。
 知らざるは一般庶民のみで知る人は、そんなこと常識だよとの巷の声も。
信ずべき政党をどう選ぶか?国民は試されている。