銀行の市況環境講演会

某信託銀行の「市況環境と国家財政の問題点」の講演を聴く。reitは７５円まできた。３６０円からの金本位の兌換から変動相場制に移行、そしてあっという間に７５円台。西欧のギリシャ財政問題で何とかまとまりができそうな状況にはなったが先行き不透明。４０年周期の景気サイクルに従えば今が丁度その年でほぼ底値に近づいているといえる。
リーマンショック以来、米の銀行の立ち直りは早かったが、景気全体の立ち直りにはほど遠い。ギリシャの財政はユーロ全体では３％（？）ほどで驚くには値しないもののようだ。金額的には日本や米などの方が深刻だ。
世界に「お金」はだぶつくほどあるのだが、円滑というか経済を潤滑にするようには動いていないということだ。
　等々たくさんのお話があったが、いかんせん未消化で、再度きちんと見直してまとめてみたいと思う。

タイの水害に思う

それにしてもタイ国への日本企業の進出数は500とも600とも、いやもっと多いのかなそこで作った車やコンピュター、もっと身近な生活物資が日本にも輸入されているということだ。その分日本の国内では空洞化で、失業や生活苦があちこちで見られるように思う。海外進出で少しばかりの人たちと一部の高給労働者はいるのかもしれないが、そして会社も利益を得るだろうけど、それは国全体としてはどれだけの利益になっているのか？中進国の発展に水を刺すわけではないが、国民が富を相応に分かち合うという原則がないがしろにされていることを痛感する。日産やソニーの社長が8億とか9億とかの年収をそして1億円近い賃上げをしていることを見ると許せない気持ちでいっぱいだ。
「人は少なからずを憂えず、等しからざるを憂える」この原則を大事にしてゆこう。

格差社会の解消

アメリカのウオール街のデモは世界に広がりを見せています。日本でもこれに呼応してデモの開催がありました。夫々ネットでのつながりでの集まりだから中焦点が絞り切れなかったりアピール力もいまいちですが、点を繋いで線にする努力をしましょう。