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選挙結果のこと

2012-12-27 19:55:45 | 日記
ポピュリズム  読売紙の北岡氏のことに

例によって自民の立場をポピュリズムの立場からの主張に立って評論している。いわく農家の意見を取り入れたTTPへの態度はポピュリズムで選挙を戦った何物でもない。票を取るために農民にすり寄った。つまり之こそがポピュリズムなのだと。
これでは農民はすべからく愚民ということになる。評論者本人は専門家というのか?確かに一般になじみのない言語を多用している。
自民の主張はイデオロギーは右的でないリアリズム、プログマティックなアプローチなどと、いやはや知的知識をひけらかし煙に巻こうということなのか?
自民が少し比例票が多いが維新とさほどの違いはなく27~8%だ。それに対し未来、共産、社民は大きく支持を減らした内容だ。つまり全体としてはポピュリズムに勝ったのだ。
 これって戦争に突入していったときどうだったかを反省してみると、庶民をないがしろにして上から目線で突っ走ったこと思い起こせばどちらがおかしいか良くわかるのではないか。日本は日露戦争に勝って提灯行列をして喜びを満面に現したとのことだが、そのことによって戦争国家として進むことになったのだ。このことに気が付くのは一部の人では居たが多くはいうなれば乗せられてしまったのだといえる。これなどは上層部が国民庶民をうまく捜査して国の方向を決めたのだといえる。庶民の声を聞かず専門家だか専制者だかが先導した責任は大きい。このことの責任はいまだに曖昧なような気がする。
ことほど左様にポピュリズムとして国民大衆を愚民として切り捨てる評論家諸氏に心から言いたい、歴史的な営みの中に真実の方向があるということを。つまり農民として職人として働き生活を気づいてきた事実をないがしろにしてはならぬと。